1月 8th, 2010 Posted 6:00 AM
1月8日 仏滅(戊午)
グランドデザイン
=国土環境すべてのデザインは、
まさしくインテリジェンスデザインであり、
インテグレーションデザインであると思う。
やはり、デザインは
見て分かるかたちでなくてはならないし、
究極の目標は「美しい」と
体感できることだと信じる。
『プラトンのオルゴール』
統合化していくデザインの意味
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1月 7th, 2010 Posted 8:00 AM
Atom to Bit
技術的進化を疎ましく思う世代がいます。
これは人類の歴史、その進展上では「常」でした。
さて、
資本主義の要素は、貨幣・生産・労働・商品などです。
そして、これらのすべては「アトム」の世界でした。
だから「アトム資本主義」だったと言えます。
ところが今や、
土・硝子・空気に「ビット=bit」が資本となりました。
● 土=シリコン
● 硝子=光通信ケーブル
● 空気=Network・Wi-Fi
以上の三つを指摘したのは、
ムーアの法則のあのゴードン・ムーアだったのです。
それも日本で1991年のキーノートスピーチでした。
私はこの三つは、技術産業と社会インフラの成果です。
私は、さらにこうした技術進化や社会インフラから、
成果に対する報酬=対価が無報酬化されることと、
アトムはすべてビットに換算されると予測しています。
結論は、明快です。
アトム資本はビット資本として、
無料=自由化が進展する世界に向かっています。
Pubulic Domainというソフトウエア=無料のbitが、
実は、bitを資本主義的に産業化して大企業化し、
群小のベンチャー企業が、bit資本を勘違いしたとき、
ベンチャー企業は必ず倒産するという定説です。
これからの「資本」は、bit資本となって、
その対価は「無料」になっていくことは確実です。
イデオロギーであった「資本主義」は終わります。
Free for Public Domain
無料=Freeは「自由」につながります。
その「自由」の意味の大転換時代が目前だと、
私は予知し、予測し、確約をします。
私の確約はアトム世界をbit世界で取り囲むことです。
Tags: Network, wi-fi, アトム, イデオロギー, ゴードン・ムーア, シリコン, 世代, 光通信ケーブル, 労働, 商品, 土, 変容, 変質, 常, 無料, 生産, 硝子, 空気, 貨幣, 資本、対価, 資本主義からの逃走, 資本概念
Posted in 010「AtomとBIt」, 資本主義から逃走せよ!
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1月 7th, 2010 Posted 6:00 AM
1月7日 先負(丁巳)
ことばとかたちの関係に、
考案すること、思考すること、
その結果を
「見て分かる=I see」形式や形態や姿勢、
そして容姿として表すことが、
論理を超越して
私達の生活意識には必要だと考える。
『プラトンのオルゴール』
統合化していくデザインの意味
Tags: I see, ことば かたち, 姿勢, 容姿, 川崎和男のデザイン金言, 形式, 形態, 生活意識, 結果, 考案 思考, 論理, 関係
Posted in APHORISM
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1月 6th, 2010 Posted 4:58 PM
1月6日
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)
の得意技。
ながら作業というか本業。
音楽を聴きながら執筆、
DVDやTVを見ながらアイデア出しや、
図面チェック、論文執筆や原稿校正
何でも並行でこなされます。
お気に入り007のシリーズ最新作
「慰めの報酬」も何度も
見ておられています。
LINNのDVD PLAYERと
5.1CHーLINNのシステムは、
LINNであり、スピーカーシステムは
バラしてはいけないと言われています。
理由は、「自分だけの音」だからそうです。
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1月 6th, 2010 Posted 12:00 PM
1月6日 友引(丙辰)
これからは、
大学、すなわち
「知閥」という本当の
ネットワークの下に
企業の存在が
位置づけられるはずである。
『デザインの極道論』いたましい
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1月 6th, 2010 Posted 8:00 AM
錯覚
民主主義は、近代市民権で最高かつ最大の理想主義?。
私はそうは思っていません。
民主主義はある意味では、
「無血革命」での勝利成果なのでしょうか。
そうだとするなら、
「革命」は、民主主義の体制下では不可能だと思います。
だから暴力的な「革命」を私は望んでいるわけはありません。
なぜなら
「革命」と「革新」は、まったく意味が異なっています。
「革命」というだけに、「いのち」がかかっています。
「革命」は血が流れて「痛い・苦しい」はずです。
そんなのは嫌です。
「痛い・苦しい」というのは、
私はどれほど体験してきたことでしょうか。
だから、
民主主義は本来、決して、
痛かったり、苦しかったりでは無いはずです。
ところが、人生・生涯には、痛みや苦しみがあります。
それを民主主義が全て解放してくれるわけではありません。
革
「革命」の革という象形文字は、解体された獣の皮です。
「ピィーン」と張った「革」に刃物を入れることが、
「革命」・「革新」の「革」を表示しています。
私はもう一度、問い直します。
民主主義は語られれば語られるほどの理想主義でしょうか。
絶対に「民主主義」が大きな隠れ蓑になっていると思います。
その隠れ蓑を補強してきたのが資本主義かもしれません。
そろそろ、民主主義が民衆主義を言い換えている、
その事実をあぶり出す必要が私はあるとさえ思っています。
資本主義と民主主義の狭間に常に起こっているのが「錯覚」。
私はこの「錯覚」を見極めてこそ
「美」・「義」・「善」が、
やっと自分の表現に込められると考えています。
美・義・善
Tags: 「資本主義からの逃走」, いのち, 不可能, 人生, 体験, 刃物, 勝利成果, 善革, 意味, 暴力的, 最大, 最高, 民主主義, 民衆主義, 無血革命, 獣の皮, 理想主義, 生涯, 痛い, 痛み, 美, 義, 苦しい, 苦しみ, 表現, 解体, 解放, 象形文字, 資本主義, 近代市民権, 錯覚, 隠れ蓑, 革命, 革新
Posted in 002「民主主義」, 資本主義から逃走せよ!
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1月 5th, 2010 Posted 11:44 PM
1月5日
「朝まで研究討論会!」
生田幸士先生(名古屋大学大学院教授)
VS 川崎和男 KazuoKAWASAKI。
実は新年に入って2度目です。
大晦日、
数時間に及ぶお二人の
電話中に年が開けました。
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1月 5th, 2010 Posted 12:00 PM
1月5日 先勝(乙卯)
金融、
すなわち「財閥」という
ネットワークの下に
企業がぶらさがる
インダストリアリズムは、
とっくに終わっているというのに。
『デザインの極道論』いたましい
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1月 5th, 2010 Posted 9:00 AM
不満と信頼
150年前の著作を「もう一度」などと言うのは、
はなはだ「時代を読んでいない」と私は思っています。
再度、「資本論」への不満と信頼もあります。
ただし、信頼というのは、1850年当時の発想と論理です。
読み違いをまったくしなかった私の理由は簡潔です。
まず、副題が「経済学批判」であったこと。
この副題は、「批判」です。
「批判」をして、「提案」は何もありません。
デザインの実践者として、デザイン批判は受けますが、
それなら・・・という「提案」はほとんどありません。
そして、マルクスもエンゲルスも、
この書は、「共産主義を構築していく理論書ではない」ことを
完全に否定しています。
ここに私の信頼があります。
さて、150年前の指摘が、現代に当てはまるわけなど、
どこにも、もう見受けられません。
循環
そして、決定的には、彼らが指し示した「循環論」が、
「貨幣」・「生産」・「商品」の循環論です。
私はデザイナーとしては、
「生産」と「商品」に深く関与していますが、
「貨幣」の形式の大きな変貌について前述してきました。
私は「循環」からの視点が無いことが不満です。
「貨幣」は、クレジットカードやプラスチックマネーとなり、
「生産」に、労働による身分格差での剥奪論も底をつき、
「商品」には、意味論=デザインという全体価値があることを
彼らには、予言も予知も予測もありませんでした。
だからこそ、私は、不満と信頼のバランスで、
あらためて、この記述の下敷きにしています。
意味論の創出
Tags: 「資本主義からの逃走」, 150年前, エンゲルス, クレジットカード, デザイナー, デザイン, プラスチックマネー, マルクス, 不満, 予測, 予知, 予言, 信頼, 全体価値, 共産主義, 剥奪論, 副題, 創出, 労働, 否定, 商品, 変貌, 実践者, 循環, 循環論, 意味論, 批判, 指摘, 提案, 時代, 構築, 現代, 理論書, 生産, 発想, 経済学批判, 視点, 論理, 貨幣, 資本主義, 資本論, 身分格差
Posted in 007「資本主義」, 資本主義から逃走せよ!
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1月 4th, 2010 Posted 11:43 PM
1月4日
2010年始動!
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)
のお伴にi PhoneとBlackBerry、
非接触型カードホルダーと紙とペン。
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