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『二人の国際的インテリアデザイナーが来てくれました』


   


     9月 18th, 2019  Posted 12:00 AM

たった1mm厚からの5mmの波型、
そして「腰」では座らないことを実現しました。
もう28歳から車イスに乗っているので、それこそ「座ることのプロ」です。
カーボンファイバーで「問題解決」と「価値創出」をやり切りました。
インテリアデザイナーで、国際的に活躍する森田恭通氏と吉岡徳仁氏が
来場し、試していただきました。
映像と対峙しながらどう思ったでしょうか、気になります。
ちなみに、吉岡氏の電話相手は私です。
挨拶は出来ませんでしたが著名な建築家達もいらしていただきました。
そして、13日2時半にはAXISで会おうよと、
連絡をくれた鈴木エドワード氏が、突然、逝去されたのです。
1983年にAXISギャラリーで開催したタケフナイフビレッジ展で、
彼と出会いました。田中一光さんを連れてきてくれて
多くのデザイナーや企業が次々来場することとなり、
一躍タケフナイフビレッジの仕事は世の中に出ることとなりました。
それ以後もNew Yorkで私の誕生日パーティ開催にも会いました。
そしてまた今回のAXISギャラリーでの再会を楽しみにしていました。
kawasakiとsuzukiは企業だけでなく、
個人的にも世界で一緒に頑張っていましたから。
日本発のモノづくりがやっと叶いました。
また日本発のカーボンファイバーは、
本当に「詐欺まがいの集団」をいくつも知りました。
これまで車イスの設計からこの素材を追いかけています。
この市場開発には、3つの大きなマーッケトがあります。
これは「詐欺まがいの集団」が多いのでまだ内緒ですが、
これから韓国でも発表がらみで展開を予定していましたが、
この政情ではできません。
やっぱり、「商品発表会」では、世情が反映しました。


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『「腰」では絶対疲れるから座れないアイディアがある』


   


     9月 17th, 2019  Posted 12:00 AM

「座れる」イス+ソファーの組み合わせ=2台と、
もう1台はステージ展示、その実像と虚像でした。
正面に設えたコンクリート壁の裏側には天井も床も突き抜けた、
「鏡の裏には冥府への階段がある」ことを
AXISにディスプレイ。
もはや階段でも虚像でもない、これからの新しい世界観を表現しました。
いわゆるリアリティを乗り越えるデジタルな、
それこそVRでもAIでも無い、これからの視界観が広がっていくのです。
極薄のカーボンの板としての座り心地を実現するために、
「腰」で座るということから離れました。
「腰」では無い、いつも私は車椅子を使っているからこそ、
そのアイディアを「座る」ので出来ました。
たった1mmの平板を5mmの波型で、
炭素繊維の「性能」を造形化しました。
そして、「性能」の造形化、
デザインしたいと望む素材にはアラミドとボロンがあります。
ボロンでのLPプレーヤー用のカートリッジ カンチレバーを
40年前に「ナガオカ」で商品化しています。
この商品は、山形県東根市の返礼品になっています。
これらの素材は、超軽量及びその強度といった性能が、
絶対に「神話化」することは間違いではないでしょう。


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『たった1mmを5mmの波型にすれば、日本発CFRP発明』


   


     9月 16th, 2019  Posted 12:00 AM

カーボンファイバーの、たった1mm厚の板を、高さ5mmの波型にして、
これまでのカーボンファイバーを越えた日本発のモノづくりをしました。
「問題解決」と「価値創出」がやっとできあがりました。
CFRP「炭素繊維強化プラスティック」は、
福井で炭素繊維が織られているのですが、
その後、詐欺のような誤魔化されてるんじゃないかと
思える産業にあずけることになります。
これがカーボンファイバー産業の最大の原因なのです。
しかしこの素材は、やがては福井県の産業になるかも知れません。
それは「性能」を性能性・性能的に「美学」として、
「象徴」ではなくて「神話性」という価値にまでするつもりでいます。
高額商品ではありますが、3時間映画を見ても、
「座り心地が最高のモノ」、一生モノを超えて何世代にも渡り
ずっと使用、所有してもらえるモノを創り出しました。
これまでのイスでは考え出せなかった、
モノづくり=大物主神を表しました。
おそらくその一方で、
CFCPというまがいモノがインテリアに入っていくでしょう。
「パリの大聖堂」には燃えないこの素材で再興してもらいたいです。
たった1mmを5mm波型にした「決して燃えないこと」を
座るという形状に表現してやりきったと思っています


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『炭素繊維強化プラスティックで三脚を発表します』


   


     9月 9th, 2019  Posted 12:00 AM

カーボンファイバーは、「炭素繊維強化プラスティック」です。
「性能」を能率的・効率的に「美学」で、
素材としてデザインを発表します。
超軽量と強度を要因としてデザインを3脚展示します。
一脚は、実像と虚像を表現していますが、
2脚は「座れる」のでお試しください。


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『インテリア・ドメインとインテリア・フェーズを提唱』


   


     9月 8th, 2019  Posted 12:00 AM

『モードの体系』は必読本だと考えます。
建築家とデザイナーにとって、消費社会の構造解読につながります。
もっとも、芸術系大学の入試問題で扱うべきと言える必読本です。
そしてこれを基本として「インテリアの体系」を創っていきます。
教育を通して、建築もデザインも訓練していけば、
デザインの職能家としての基礎が出来上がるでしょう。
消費社会では、廉価商品と高額商品の軸すら動いています。
廉価商品はいつまで経っても一定数では増えていきます。
そして、これからの家具、椅子、ソファー、デスクなどが
デンマークの海藻類が畳のように、
また、ドイツでは3種類の経年変化が無い
そんなウレタンフォームが発明されてきています。
おそらく、日本では江戸時代や明治維新、高度経済成長期で、
廉価品と高額品という二極が生まれ、
そこから多極化し、それを定める軸ごとが変化しています。
有線と無線の世界がインテリア空間には入っています。
インターネットがインテリア空間の時代を区切っていくでしょうから
私は、「インテリア・ドメイン」と「インテリア・フェーズ」を提唱し、
そこに向けての「かたち」を提案します。


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『「エコロジーでは無い」、という象徴と神話化』


   


     9月 7th, 2019  Posted 12:00 AM

「AXIS」での発表会は、「カーボンファイバー商品」を見せます。
ずっーと興味を持っていたカーボンファイバーは、
日本発の技術であり、世界を牽引する開発力やシェアがあります。
これにはまだ制作、加工といった技術対応の躍進がかなえば
製品力から商品力をあげてくれます。
私の形態言語では「エコロジー商品では無い」ことを折り込み、
「芸術の陰謀」と「象徴空間の死」をふまえてた
モノづくりの考え方をこのブログで書きました。
さすがに、この手の語り口は読者を限定し、文章の解読も面倒ですので
当然ながら読者が少ないのでした。
やっと、私なりの「イスとソファー」の組み合わせを
造形言語「サインカーブ」を実現し、お披露目できます。
それはきっと、モノの存在、もはや言わずとも
造形言語と形態言語が語ってくれると期待しています。が、
哲学的だから話をしません。
これまで長年インテリアに携わり丁寧な商品作りをしてきた企業から、
今後とこれからの誇りとなるようなイスを私の哲学でと言われました。
「象徴」が「神話化」することをテーマに発表会を開催しますが、
少々難解な語りから離れて、「やさしい喩え」で、
「エコロジーでは無い=カーボンファイバー」、
この私の「かたち」を表現できたらと思います。


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『久々の「商品発表会」AXIS、9月12日・13日にて』


   


     9月 6th, 2019  Posted 12:00 AM

久しぶりに「AXIS」で商品発表会をやります。
かつて、「AXIS」で初めての展示会から
世界にも飛び立つことができました。
デザイナーとしての47年間のうち、22年もの間大学人でした。
今、デザイナーとしての新鮮な活動時期を迎えています。
ようやく2年間の開発を経て製品から商品になりました。
歴史的には「イスやソファーは日本には無かった」とされていますが、
私はこの事に対して
「禅家所乗物」・「独搨」・「發子」があると発信してきました。
言葉だけでなく、作品も制作と展示もやりきってきました。
私は人より多くの時間「座っています」から、
この行為、動作、姿勢、体勢、体位に
関心を持たない訳にはいかず、
節目にはそういった経験と知識から
デザインをする機会をいただける幸運に感謝しています。
今回、私の商品発表会では、会社創立70周年の
企業の未来へとつながる新たな「イスとソファー」を
組み合わせたデザインを発表します。
ソファーはパーマネントコレクションにはならなくなってきました。
永久収蔵作品にセレクトされる、あるいはレガシーとしての作品には、
いわゆるインテリア用品で使用されるウレタンフォームは
博物館、さらには美術館も取り上げてくれません。
揺るぎない存在のため「素材開発」に徹底的にこだわりました。
インテリア、室内装飾、デコレータなどに関する今回の私の提唱は、
クライアントから見れば「哲学的」と思われています。
大学人から今一度、マルイチから私のわがままを許してくれたのです。
デザイナーとしての私だから出来ることを考えています。


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『インテリア商品のために、日本だから出来ること』


   


     8月 23rd, 2019  Posted 12:00 AM

イスやソファーなどイスの歴史が日本には無かったとされています。
イスについて考える時いつも初心回帰、原点回帰です。
私はこの事に対して調べて書いていますが、
仏教伝来とともに、
「禅家所乗物」・「独搨(トクタツ)」・「發子(テンス)」
といった寄りかかる「倚子」がありました。
素材としての木に寄りかかる意味から
「椅子」という表記が一般的になりました。
その歴史や文脈を受け取り、作品も制作展示もやりきってきました。
今回、私の商品発表会は、会社創立70周年記念となる作品です。
新たな「イスとソファー」を組み合わせた造形を、
「先端的な素材」の性能から表現しています。
ウレタンフォームなど経年劣化をおこす、レガシーとして
ふさわしくない素材を使うインテリア用品は
美術館のパーマネントコレクションにはならなくなってきたのです。
歴史の断片として博物館を飾るモノです。
情報空間、音響、映像が錯綜するこれからの空間を対象とした
インテリア、室内装飾、デコレータなどプロが必要となるでしょう。
イスが置かれるこれからの空間も新しい提唱をしています。
クライアントから見れば哲学的だと思われていますが、
21年間の大学人から
再度、デザイナーだからこそ出来ると考えています。


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『人間工学の基本の基礎は残念ながらまだあります』


   


     8月 22nd, 2019  Posted 12:00 AM

「フォルクスワーゲン」は、ヒトラーの国民車計画でした。
これに乗っている教授の審美眼を疑いました。
そして、ヒトラーは欧亜両大陸横断鉄道としてスーパートレイン計画を
立てていました。が、私はその鉄道模型 Zゲージを三つ程度持っています。
当時では巨大で豪華な機関車でした。
今回は、私がマニアへの世界に足を踏み入れたH&KのVP−70の考え方、
計画そのものがドイツ製の「国民の拳銃」だったと知りました。
H&K(Heckler&Koch GmbH・独)のVPとはVolks Pistole(国民の拳銃)、
ポリマー製フレームの自動拳銃です。
しかし、これにはさまざま、デメリットが多かったため、
オーストリアでのglog17から新商品シリーズ=プラスチック製に続くのです。
一時は、トミーリージョーンズ(TV-CMで話題)が
映画 追跡者で使っていました。
そこから、SIGザウエル・ゾーンでの
日本警察向けSIG SAUER P226J(機動隊とある一部)があります。
拳銃からは、掌中での操作性と機能性が集約された
人間工学の基礎を学ぶことができます。
おそらく人間工学の基本は、自転車ではなくて、拳銃なのです。
人間工学でデザインを学べるのは、唯一、知っています。
死をもたらすデザインには携わることがないよう学ぶべきです。
オーストリアでのデザインには基本の基礎があるようです。

拳銃


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『「オオミズアオ」は今でも怖いと思います』


   


     8月 21st, 2019  Posted 12:00 AM

私は小学校時代で二つ転校をしていました。
最も楽しみだったのは、「夏の研究」でした。
昆虫採集、それも徹底的な研究であり、カミキリ虫を全部収集です。
また植物採集は、採集した植物を押し花として
ともかく一番大きな採集集を完成しました。
福井県立博物館にはよく出入りをして、すべての種別などが分かりました。
自然豊かな福井は子どもの好奇心をどんどん満たし広げてくれました。
特別展「昆虫」が大阪市立自然史博物館で開催されています。
ここの学芸員 松本さんが子ども達と親の「虫取り合宿」を開催し
子ども達の観察と発見を後押ししてるTV特集を見ました。
正しい知識や方法を教わり、自然の中の昆虫と触れてその生態を観察する
夏の合宿には参加したいものです。
私は夏休み前日あるいは初日には、さっさと「夏のドリル」を片付けて
よく先生から、「これは夏休み中」と言われ怒られていました。
「夏の研究」こそが私の関心事で一大イベントでした。
昆虫採集の中でも母から嫌われていたのは
「蛾の標本」に取り組んだ時です。
ちょうど、武生市(現・越前市)に住んでおり、
夜になると村国山に出かけました。
平気な顔をしていましたが、蛾の採集はとても怖いものでした。
特に、人間の手の平サイズの
大きな水色のやつは、襲いかかってくるのです。
この「オオミズアオ」は、手の平以上で今でも覚えています。
それらを美しく並べた自慢の箱をかかえ、
新学期に意気揚々と登校しました。
それこそ、小学校時代の「夏休みの研究」でした。


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