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Posts Tagged ‘Ambient-Alliance’


「進行著しい情報格差を黙認」


   


     8月 14th, 2011  Posted 12:00 AM

情報格差と言っておきます。
この場合の情報というのは、
パソコンやスマートホンを基本にして、
さらに、こうした情報機器周辺=ハードから、
ソフトウェアまでを総合的な「情報」と仮設定します。
私自身でいえば、コンピューターと出会って以来、
パソコンやケータイから、オーディオや地デジTVにまで
「情報」処理装置の構築方法に及んでいます。
とりわけ、どうしてもオーディオ機器のデザインから、
家電メーカーの社会人デザイナーになり、
職能としてデザインを選んできました。
情報という範疇や範囲はそのあたりに軸足があります。
さて、外国映画を観ていると、パソコンや電話、TV等に
その映画ストーリーの時代性が本当に顕著です。
しかもストーリー内容と小道具が選ばれている意味には、
大きなつながりがあることがわかります。
登場人物のファッション性は、
その役割や個人性、教養程度、社会的立場と通底。
まさに情報機器ハードが一言で言えば人柄表現です。
ということはその人の個性がいわゆる情報処理能力として、
運用しているハードウェアそのモノが象徴しています。
したがって、企業も同様であり、
企業の情報構築システムの程度が、
その企業の経営方針と企業存在性、
アイデンティフィケーションから企業イメージにまで
連鎖していることを証左しています。
最近は、クライアント企業に対してまで、
情報構築が企業戦略では最重要だという発言をしません。
これは明らかに年齢的にも攻撃性を失い、
サイレントデザイナーになってきたのかもしれません。
おそらく、私が「闇」世界に近づいてきている、
そんな自覚もあります。
特に、Social Network時代にあって、
Cloud化していく時代性を「自分流」にしていくこと、
正直に言えば時流に合わせていくには情熱が必要です。
62歳にとっては、もういいかな、と思うこと、
しばしばですが、これは生きていることの自分確認です。
だから「時代での情報性」と自分との位置関係には、
「情報格差」をつくらないでいることは大切です。
時に、あらためて企業なり組織なり、
そして個人を一瞥して評価するとき、
時代との「情報格差」があると思えるとき、
そこにはすでに、発言をしないでいる自分がいます。
今、「Smart Grid・Smart Meter」から、
「Ambient Alliance」を自分自身のテーマにし、
これを伝道していこうと考えていますが、
時折、サイレントデザイナーでいいかなという、
これは明らかに、時代潮流を傍観しこの「格差」容認、
差別者になろうとしている闇の自分に出会います。

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「資本主義からの逃走」
「デジタルファッションサイボーグ化・『夢の形見』の予知」


   


     2月 2nd, 2011  Posted 2:19 AM

ファッションアイテムのデジタル化
身につけるハードウエアの変貌。
私たちが身体化し携帯してきたモノ。
まず、腕時計があります。
さらに、メガネ、ブレスレット、指輪などです。
私はブレスレットも指輪も大好きですが、
ブレスレットも金属や貴石や新たな仕掛けがある健康バンドなどファッションアイテムは、
ある種の流行があります。
この流行感覚を観て、私は自分が取り入れることには何の抵抗もありません。
メガネは私のデザイン対象としてもう20数年以上「商品化デザイン」してきました。
さらに、iPodやiPhoneの周辺では、
ヘッドホンやイヤーホンは収集もすれば性能確認も私の趣味にもなっています。
とりわけ、ヘッドホンは東芝時代に相当の想いで製品開発や商品展開をしてきたので、
専門知識も評価判断力もあると自負しています。
ヘッドセットは、まだ日本ではビジネス現場ではファッション化していません。
おそらく私はこれから、
TVドラマで使用されてくれば流行ファッション化していくと確信しています。
ヘッドセットとブレスレットバイブレータは
これから必需品になるのではないかとさえ思っています。
ケータイはやはり着信音よりもブレスレットバイブレータがマナーになってほしいのです。
私はこの数年、メガネもどうやってレンズから解放されるべきかと
アドバンスデザインを開発してきました。
瞬きで、デジタルカメラを携帯しないで日常化させたい想いがあります。
私は、こうした身体化・携帯する・身に付ける、
そんなファッションが「デジタル化」されることをデザイナーとして望んでいます。
これは、Ambient Allianceをデザイナー意図として目論んでいることです。
倉俣史朗作品「クピド」の予知
さらにこうしたことはロボティックス・サイボーグ化していくことを
私自身もきっと望んでいるのでしょう。
倉俣史朗先生の作品に、キューピー人形「クピド」というゼンマイ仕掛けの作品、
それもレントゲン写真でも表現したモノがあります。
これは、夭逝したデザイナーの想像力が、
実は現代を予知していたアドバンスデザイン作品だったと私は考えてきました。
しかも彼のモノローグに「不発かもしれない・・・」という言葉を思い出します。
かってのデザイン評論連載は、最初がこの「クピド」評論から書き始めています。
今、明確に、倉俣先生の命日に私の評論は重なっていたことを確かめている次第です。


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「資本主義からの逃走」
  「Ambient-Allianceは車社会を変える」


   


     1月 31st, 2011  Posted 12:28 AM

車・車社会の一変
身辺情報環境の変革が起こるでしょう。
新たなハードウエアが発明されるでしょう。
これがAmbient Allianceです。
分かりやすいのは車と車社会で予想可能です。
すでに車は大きな変革が起こっています。
そしてこの変革は車という運転環境がデジタル変革することです。
ただし、現在の車メーカーは、新たな企業の登場と車の社会基盤によって、
私たちの想像を超えると私は思っています。
無論、駆動エネルギーの供給からエンジンは大変革するでしょう。
そうなれば、車のデザインは全く変わるはずです。
これは、現在の車種アイテムが一新することになり、
そうなれば市場開発や貿易形式まで新展開、
これこそビジネスデザインモデルが必要ということです。
カーデザイナーであるための知識とデザイン設計技法も変わります。
社会ソフト提携構造が導くこと
もう一度、私の定義を確認すれば、
「Ambient Allianceというのは、デジタルハードが社会ソフトの提携構造」です。
そして、車環境のAmbient Allianceは、個人的な所有観は希薄になるかもしれません。
資本主義産業の代表であった車は、使用観がきわめて匿名化される要因要素に進化するでしょう。
Facebookが実名主義になっていることを考えれば、
新たなソーシャル・カーシステムの匿名主義は、
資本主義というより社会主義様的な構造の介入によって、
資本主義の変質から終焉になる気がしてなりません。
Ambient Allianceが社会を導くことでの反射構造だと私は考えます。


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「資本主義からの逃走」
「Ambient-Allianceがライフスタイル構造を決定」


   


     1月 29th, 2011  Posted 12:00 AM

日常生活の形式+内容の激変

デジタル社会構造が決定していくこと。
Internetの構成構造が既存社会を自然改変。

上記二つの構造社会で人間関係が変化すれば、
人間各個人、それぞれの人格形成にも異変は必ず来たるかも知れない。
いや変わらない人もいれば、まったく変わってしまう人が混在するでしょう。
社会構造が様々な「次元」変化を起こすことが予想されます。
私はデザイナーですが、「次元」と「空間」というキーワードをある学域から引用するとき、
実際は、ある学域の「想像力による予想」、
その抽象性が見事に現実・日常生活を隠喩化しているものと解釈しています。
ある学域は、抽象的な術語や記号で、
「次元」・「空間」・「位相」等に組み合わされた「ことば」とその具体的な表象物で、
必ず日常生活の形式+内容=ライフスタイルを変貌させることを示唆しています。
したがって、そのライフスタイルを構造づける「生産と消費」が社会構造・人間関係・個人、
それぞれの価値観を変えるでしょう。
ところがすでに「生産と消費」の構造そのものが毎日変化していると言っても過言ではありません。
次のようなエピソードから、自分の共時性を再考してみたいと思います。

 ■ デパート=百貨店という店舗が社会に登場した時代が終わるでしょう。
 ■ 今、街中にコンビニがあります。
 ■ このコンビニが進化すれば、台所は無くなるかも知れません。
 ■ 宅配便が物を届けてくれます。
 ■ いや、データ転送で自宅の一画で衣服が作れるかもしれません。
 ■ もはや、レンタルビデオよりネット配信で映画を見ます。

「Ambient-Alliance」
そして、私たちが、ケータイやメールでは無い、
新たなコミュニケーション方法を手に入れることになるでしょう。
私は、こうしたことがらを「Ambient-Alliance」とひとまず名付けているのです。
今、Cloud ComputingとSocial Networkは、最初の形式だと思います。


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