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「『アンチテンション』は、今ではメガネスタイルの基本だ」


   


     9月 21st, 2013  Posted 12:00 AM

メガネは仏・シルモ展で毎年の光学機器やメガネ技術が決定。
私にクライアントからの依頼は、シルモグランプリ受賞でした。
最初候補になり逃しました。日本人には無理と言われましたが、
2000年に「アンチテンション」構造でグランプリを受賞しました。
「アンチテンション」はフレームにどれだけ力がかかっても、
レンズには全くその力はかからずに、一直線のままです。
この受賞以来、「アンチテンション」のテンプルスタイルは、
一つのそれも大きなフレームデザインの方向性になりました。
おそらく、メガネフレームをデザインするときには、
レンズの指示フレームと、顔面と頭部とのフレームとは、
別個の考え方と素材選定が必要になっています。
しかし、眼鏡市場でこのスタイルを見るかぎりでは、
まったく革新的なこのスタイルを超えるモノは出現していません。
元来「アンチテンション」は発明的なデザインだと思っています。
したがって、このスタイルの進化の方策と具現化を希望してます。
私の希望は、このスタイルを乗り越えることが、
デザイン=問題解決の実務だと考えます。
私のヒントを披露してしまえば、
おそらく、安価なメガネフレームには限界があるでしょう。
また、レンズ固定に透明テグス的材質は欠点だらけです。
となれば、新素材とレンズ固定の新手法、その発明です。
これからのメガネの理想は、
レンズを無くしても以下二つが可能だろうか、ということです。
焦点距離・瞳孔距離(これが全く出来ていないモノが多い)。
だからといって、私はコンタクトレンズや、眼球保護には、
レイシックはそれほど簡単ではないことを付け加えておきます。
私自身が「アンチテンション」を必ず進化させます。


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『資本主義からの逃走』
 *「Apple Store Ginzaでのアプリプレゼの御礼」*


   


     1月 23rd, 2010  Posted 9:00 AM

Thanks!
Apple Store Ginza
Apple Store Ginzaのシアターは4:3画面ですが、
すでに、16:9画面にする仕掛けが、
出来上がっていました。流石でした。
米国本社での決定が決まっていないから、
実現できないとのことでした。
私はいつも16:9を最低2画面ですが、
一画面でやらせていただきました。
私は、PKD=Peace-Keeping Design活動のために、
iPhoneアプリ三種を出しています。
私の作品時計HOLA
(スミソニアン・クーパーヒュイット美術館から
「The Clock称号」を授与された永久収蔵作品)を
バーチャルにもなるという、
Product Designの新手法だとも思っています。
この時計は「天体」から時刻という制度感覚となり、
さらに、
私は「生体」の脈拍というリズム感があります。
そこで、そのリズム感が引き出す意識は、
「心体」が感覚としてテンポとなる「黄金比」を、
1.618 ・・・・・・が、東西文化に共通化している、
この不思議さにたどりつきました。
「不思議は、時刻・脈拍・黄金比の連鎖」にあり
私の提示したアプリに連鎖させたのです。
そのプレゼンテーションによって、
PKD活動を知ってもらうことをしました。
本当に会場いっぱいで立ち見までしていただきました。
その実況はTwitterでもやり、
私の感想もTwitterでつぶやきました。
ところでどうして、
PowerPointという「画一性」に、
みんななってしまっているのでしょうか。
PowerPointの歴史を最も知っていますから、
Keynoteが優れているかをセミナー講師します!
Apple Store Staffの皆さんに約束しました。
御礼です。
プレゼに来ていただきました皆さんに感謝します。
ありがとうございました。
深謝合掌


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