1月 22nd, 2021 Posted 12:00 AM
Tags: としてのデザイン, とまどい, パリティ, 充満, 反戦, 受け手, 川崎和男のデザイン金言, 当初, 手がかり, 納得, 見つからない
Posted in APHORISM
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1月 17th, 2021 Posted 12:00 AM
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8月 31st, 2010 Posted 12:00 AM
遮断する文脈
デザインにとって、デザイン表現が投げかけることは、
デザイン意図を確実に伝達することです。
したがって、当然ながらデザインされたモノ・コトには
必要十分な脈絡を込めておく必要があります。
それは、ユーザーとモノ・コトの「対話」性が確実であることでしょう。
しかし、あくまでも文脈・コンテクストには、
連結性・連鎖性・連続性を遮断することでこそ、
受け手が送り手の意図を読み込むことでの共有感が残ることがしばしば起こることです。
もっと端的に言えば、
主語なく述語だけで、
その主語を補綴する読解力を期待するデザイン意図のコンテクストがあります。
5W1Hすべてで語ることなく、どれか一つのWかHかを遮断する手法も確約としてありうるのです。
「Less is More」というのは、
もしかすると、遮断したコンテクストを仕込む手法かもしれません。
これがデザインにはありうると考えています。
「Simple is Best」とは明らかに違うのです。
しかし、これはある意味では高度な手法でしょう。
遮断文脈は高度な手法
なぜなら、これまでデザインは応用美術ゆえという誤解のために、
科学性や技術性を無視しているという批判や非難は、
遮断の仕組みをコンテクスト化してきたことかも知れません。
ユーザビリティというのは、確実なコンテクスト化です。
しかし、ユーザー経験を強化するには、
遮断化を仕組んだデザイン表現も、一方ではとても重大だと私は考えています。
けれどもこの文脈を仕組むには相当の表現力が求められていることを覚悟する必要があるでしょう。
遮断されている文脈を与えることで「美しさ」なることを与えることができるのかもしれない。
ただし、これは私の希望的な観測にすぎません。
Tags: 5W1H, less is more, Simple is Bes, コンテクスト, デザイン意図, デザイン表現, ユーザー経験, ユーザビリティ, 仕込む手法, 伝達, 共有感, 受け手, 対話, 美しさ, 補綴する読解力, 述語, 送り手, 連結性, 連続性, 連鎖性, 遮断の仕組み
Posted in 045「身体化した文脈(コンテキスト)」, 資本主義から逃走せよ!
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