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『美学性を語れる講師を「KK適塾」は選ぶ』


   


     1月 11th, 2017  Posted 12:00 AM

「KK適塾」、その講師はデザイン界の提言者に焦点をあてました。
今、デザイナーとしては絶対にもっと話題になるべき澄川伸一氏、
そしてデザインを技術的に立体製作に最も近接している、
それも3D-Printer、3D-Printingを支援してくれる原雄司氏です。
なぜもっと、あの「リオ・オリンピックでの卓球台」のデザインは、
選手達を無傷とし、日本のデザイン=故・柳宗理先生(私の恩師)、
そのバタフライスツール構造のコンテクストにあるにもかかわらず、
この話題性を押し殺しているデザイン界の闇、これを私は許せません。
3D-Printing(技術)を最も大事にデザイン界に導入してくれる原氏は、
阪大の専門的教授たちが最大に評価している人物です。
二人のプレゼはKeynoteゆえ、動画と音響までが伝えられました。
そして、私は「基幹産業」を初めて紹介しました。
現在、次世代の想像力は大きく誤っています。
それは、まだITの進化をこの日本も追いかけようとしていることです。
デザイン思考は思考自体が無知なこと、IoT、これも借り物、
AIの止めどない進化、AIは人類の便利さを増すだけのこと。
次世代は確かに優秀な才能が芽生えていますが、
肝心ことをすっかり忘れているのです。
彼らの想像力には、デザイナー・澄川氏の美学が欠落し、
まして、IoTも AIもデザインエンジニアの原氏の主導性に無知なことです。
まだ、このブログで日本のこれから、その「基幹産業」は記述できません。
が、私は「KK適塾」で、単なるThinkingでもなく、IoTの借り物、
AI開発不可能な、次世代に「基幹産業」は日本の創造力であること、
決して想像力の中には無いことを提示したいのです。
想像力と創造力の融合・統合点を覆うのは美学であることです。
澄川氏と原氏にはそれが毅然とあることなのです。

* 『思考の「思う」という象形文字からの意味』
* 『思考の「考」は思うことを経験が判断する』
* 『大物主神から事代主神、このコンテクストの卓球台』
* 『日本戦略は二つある。3D-Printerと3D-Printing』
* 『今年度最終「KK適塾」で基幹産業を紹介する』


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『大物主神から事代主神、このコンテクストの卓球台』


   


     9月 25th, 2016  Posted 12:00 AM

リオのオリンピック・パラリンピックでは、
「日本製でなければ・・・」というスポーツ用品が
相当にありましたが、筆頭は何と言っても、卓球台です。
デザイナー・澄川伸一氏のデザインであることが話題になっています。
彼が来宅してくれて、疑問点を聞きました。
それは、水平度はどこで調整しているのだろうかということでした。
「やっぱり、そこだったんだ」で大納得。
最近は、日本のデザイン界で盗作が相次ぎデザイナーって腐っている、
こんなことを言われてしまいます。とんでもないことです。
ロゴのデザイン料が高すぎると市民運動になるとは、とても遺憾です。
彼のスタジオならロゴ周辺までの仕事がきっと満載しており、
デザイン成果は国際的です。ローカルならず行政のデザイン対価そのものが
実は未だに安すぎるのです。これには自分も反省をしなければなりません。
よくあの金額でOKであったとさえ評価すべきことです。
廉価すぎるというのがプロ=職能のデザイン対価とは海外から「なぜ?」です。
さて、あの卓球台はなんと恩師・柳宗理先生と天童木工での発明デザイン、
バタフライスツール、そのコンテクストがこんなに見事に適合していました。
これまでTVでも紹介されなかったこの話を聞いて、
先生が生きておられたら少しニヒルな批評あっても「凄い」の一言です。
なぜなら、かつての東京オリンピックでは丹下健三氏の代々木競技場、
ポスターの亀倉雄策氏が有名ですが、インテリアは柳宗理先生。
聖火台からトーチ、トーチ輸送装置器具は恩師・柳宗理先生の作品でした。
トーチ輸送装置器具はようやく消えずにアテネの火を守れた
発明的なデザイン輸送装置になったのです。
「建築とグラフィックデザインと工業デザイン」、
このそれぞれの個性を調整し勝見勝先生のデザインディレクションで、
世界で「デザインがオリンピックをまとめた」
最初のオリンピックになったのです。
なんとそのコンテクストがあの卓球台に
澄川氏はしっかりと受け継いだのです。
これまで、特に卓球台はコーナー処理や使い勝手で選手たちから、
不平不満の連続だったのですが、卓球台デザインのすばらしさは、
別途にメダルを合同企業に授与されたほどです。
しかし、これも記さなければなりません。
なんとGマークグランプリとは言わずとも、
Gマーク100に入っていないとは、元総合審査委員長として残念。
「コトのデザイン」からすでに35%?も通過?、
確かにあの制度は褒章制度ゆえ赤字。
受賞数のあり過ぎは大間違いゆえに、Gマークは認知度があっても、
国家的褒章制度は「破綻」しています。
日本のコンテクストでは「大物主神」モノの美神様からの指示で
「事代主神」コトを伝える、情報仕組みの神に伝達があったのです。
この見識無き審査委員に歴史のコンテクストを告げます。
もっと真剣に「美」でこその「モノの美」知識から
見識も悟識もある審査委員になってください。
デザイン界はまずは「大物主神」から
「事代主神」の代理役職能だということです。
デザイン界はもとより、ライバル心はあってもジェラシー心では、
「美」は創れません。目先の利益もあるでしょうが、未来の美が目標。
あの卓球台は柳宗理先生の思想を受け継いだ素晴らしい成果だったのです。

* 『理念という思想からの発明がデザイン造形を決定する』
* 「*貿易国策の一つがGマーク賞制度、その審査委員資格*」
* 「商品・コミュニケーションから意味論的デザイン」
* 「ロンドンオリンピックでのハードとストロング」
* 『現代妄想には闘い続けなければ大間違いの世情になる』


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