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Posts Tagged ‘入退院’


『桜と炎とが見事に「トーチ」になっている』


   


     4月 4th, 2019  Posted 12:00 AM

桜の花は、確かに日本人の花のアイコンです。
そしてなるほど、この花を使ったトーチは、最適な表現だと思います。
昨年は、私自身は入退院が続きましたが、
「トーチ」の審査には出掛けました。
オリンピック/パラリンピックのデザイン審査は最初から、
マークと言い国立競技場なども、
これらのコンペはすべてが政府によって
やり直しになってしまいました。
桜はおおよそ100種もあるということですが、
桜の「トーチ」には、誰も注目してこなかった
炎のデザインにこそ「技」がありました。
最終審査では、IDのデザイナーはすべからく、
この「トーチ」を後押ししていました。
しかも、「トーチ」の炎をデザインしたことは、
もっともっと広報が必要です。
アイコンであった桜、そして5つの花びらの炎が
ひとつとなって燃えることなどは、
審査員全体には行き届いていたとは言えませんでした。
私は、オリンピックもパラリンピックも、一体化すべきと思いますが、
桜の「トーチ」が、日本中をひとつにして
復興からの再興を盛り上げてくれることと願っています。
デザインは未来をつくることができます。
桜色からホワイト色まで、桜色には100種もあります。
これは大阪大学でのいわゆるソメイヨシノの花色です。


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「『突然変異』・決して起こってほしくないこと」


   


     4月 16th, 2013  Posted 12:00 AM

私自身、ウィルスの怖さは身体的に熟知していると思います。
だから、私が最初に懸命に読んだ論文は「狂牛病」でした。
英国の医学系論文誌にこれが掲載された3年後に、
日本で一般的な話題になりました。
それから、
『ウィルス発生の突然変異』が気がかりの一つになりました。
様々な『突然変異』が起こっています。
私のふるさと福井の海の越前クラゲも、
中国河口での工業廃水での変異現象でしょう。
そして、この『突然変異』は、
地球の温暖化や急激な経済活動での結果。
この二つに間違いないと私は判断しています。
なんと言っても、
日本列島に熱帯地方生息の生物が現れれば、
これは『突然変異』を必ず引き起こすものと考えています。
したがっておそらく、
私たちが知らないこの現象は、
増加していると考えておくべきでしょう。
最近、鳥インフルエンザが決定的な死因になってしまいました。
私もまさかと思っていたインフルエンザで2度も入退院をしましたが、
インフルエンザの起因菌は、一段と強化されているようです。
それが、中国で、確実に起こって、
死者が出てきているという報道は相当に疑わしいと思っています。
中国の報道にはまったく信憑性は皆無でしょう。
そして、私がこの鳥インフルエンザどころか、
かつて亜熱帯だった日本列島の自然気候現象が変貌したかぎり、
私たちが想像もしていなかった、
『突然変異』が発生する可能性は進化しているでしょう。
熱帯の蚊が北緯を上げ、その蚊などを媒介にしたり、
中国のスモッグが、
わが国の自然界で新たな『突然変異』を起こすと考えられます。
私が取り組み始めた「危機管理デザイン工学」では、
この想定が相当に大きな位置を占めていくと思っています。
新たなウィルスに対する危機管理は、
医工学と直結して「命の安全性」をデザインしていくことになるでしょう。
そういう意味では、書き切れないほどの『突然変異』を想像し、
必ず、想定内としての「危機解決」が望まれるものと考えています。


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「健康は失い薬づけだが幸運なり」


   


     1月 12th, 2012  Posted 12:00 AM

28歳交通被災で車椅子生活。
交通被災時に心臓も直撃されたために心臓障害。
これが私の宿命でした。
絶望だけはせずに、自分を諦観の中で生きてきました。
ところが、幸運だったのは大学人になってさらに、
名古屋市立大、大阪大でもそろぞれの附属病院で、
詳細に体調管理されていることです。
入退院、手術は幾たびも、しかも敗血症まで、
こんな重篤も乗りこえることができました。
これは幸運なことだと思っています。
だから、「幸不幸」はコインの裏表みたいなものです。
「幸不幸」から幸運や幸福をつかみとらなければなりません。
毎月病院で診察を受けます。
これは体調が良いときです。
体調が悪いと診察にも行けないのです。
敗血症から生還してきたとき、
病院の待合室で大勢の患者さんを見ていてこう思いました。
「病苦で自死を選ぶ」というきもちがつくづくわかりました。
毎月毎月、死ぬまで病院通いなんていうのは耐えられないし、
常時食前食後就寝前に服用しなければならない薬を見ると、
きもちはすこぶる落ち込みます。
ICDを入れる前に比べると、格段に薬の種別も激減しましたが、
それでも常に万一を考えると、薬づけの生活です。
だからこそ、「薬」の形態や色彩のデザインが不可欠です。
そして薬の形式をもデザインで変えてしまうべきと考えています。
なんとしても「ドライパウダー化」して経肺吸引が目標です。
現在は、ワクチンをミスト吸引するシステム開発が進行しています。
機能食品という名の「健康維持のサプリメント」ブームです。
しかし、サプリメントととの最適性などは、
もっと確実にしていく必要があると考えています。
いづれ、私の常備薬がドライパウダーになってくれたらと思っています。
自分のための造形された、デザインされた薬が必要です。
デザイナーとして、
こんなことに気づかせてくれたのは「幸運」だったと思ってきました。

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