4月 15th, 2017 Posted 12:00 AM
私は高校そして大学と山岳部でした。
大学時代は最初は空手部でしたが、山岳部設立に関わり、
空手部は退部試合でボコボコにやられたこともあり、
そのやられぶりがあって今でも空手部とはつながりがあります。
ともかく、山岳部に入部することは、
当時は親戚も反対するほどでした。
なぜなら山岳遭難が相当にあったからですが、父の一言で入部しました。
そして最初の山が荒島岳(日本百名山1532m)でした。
この山の水で赤痢になり苦しみました。
以後も山の水で苦しみましたが、
大学時代には喉が渇くと隠れて山道脇の空き缶の水も大丈夫になりました。
そんなこともあって、水の濾過・浄水については、興味のある分野です。
幸いにして阪大吹田キャンパスの私の研究室裏には湖沼があります。
そこの泥水を現在、ある研究のために、
濾過・浄水を試みる実験をしています。
この研究のために招聘教授の指導を受け、
講座支援の企業とも、あらたな戦略と戦術を
ビジネスデザインモデルにしています。
ビジネスモデルではなくてビジネスデザインモデルです。
この違いについては改めて説明しなければなりませんが、
私の体験からも、泥水を飲料水にするには煮沸しても
限界があることがわかっています。
しかし、今、新戦略を戦術化していくことで、
少なからず、泥水を飲料水手前までは行き着きました。
これには一つのきっかけがあることと、
その学びから、実は豊洲での水の濾過・浄水に近づいてきました。
飲料水を飲めるのは世界168ヶ国でも13国しかありません。
そして、私が定義する「エネルギー不足」とは「水・食料・電力」です。
そういう意味でも私の寄附講座の目標・目的の一つになっています。
写真の通り、濾過すれば透明となる水は約3分の1ですが、
私たちが考えている濾過素材に吸水されています。
しかし、これが乾燥すれば新たな新素材になります。
よく企業の方達からも「ここはデザインスタジオですね?」と質問。
私はデザインを問題解決と価値創出と考えているので、
「そうです。ビジネスデザインモデルではこうして実験も必要です。」
これが今私が考えるこれからのコンシリエンスデザインだと考えています。
よく、アフリカでの水吸引器、さらにはリスク対策の水の濾過パイプには、
私は自分の経験からも疑いを持っています。
ビジネスデザインモデルの一つの実験です。
* 『「岳人」が教科書だった時代を思い出す』
* 「やっぱり、なぜこれほど落ち着くのだろう」
* 「サバイバルの方法・手段を軍事から語る限界」
* 『セルロース戦略と炭素戦術が基幹産業になる』
* 『デザインはすでにここまでが必然となっている』
Tags: エネルギー不足, コンシリエンスデザイン, ビジネスデザインモデル, ビジネスモデル, 価値創出, 入部, 吸水, 問題解決, 大学時代, 実験, 寄附講座, 山の水, 山岳遭難, 山岳部, 戦略, 戦術, 招聘教授, 新素材, 日本百名山, 水, 泥水, 浄水, 湖沼, 濾過, 濾過素材, 煮沸, 疑い、水吸引器、リスク対策, 目標, 目的, 空手部, 荒島岳, 親戚, 設立, 講座支援, 豊洲, 赤痢, 退部試合, 透明, 限界, 電力, 食料, 飲める, 飲料水
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12月 1st, 2016 Posted 12:00 AM
誰もがベンチャー企業家になれるわけではありません。
いわゆるインターネットがらみでのIT企業化は相当に困難だと思います。
1000社のベンチャー企業が30年後には、2.8社しか残らない、
この現実結果はベンチャー企業化の難しさを表していると思います。
しかし、これからもわが国の基幹産業は、
インターネットとの関係は不可欠でしょう。が、IT 化からの離脱も重大です。
しかし、今やブームとなっているIoT=Internet of Thingsは、
勘違いしている企業目標が多いようです。
確実に二つの兆候が目立ってきていると判断しています。
基幹産業は必ずビジネスモデル展開だけでは不足しています。
そして2020年、東京オリンピック後の日本の経済状況は低迷するでしょう。
そこで、もう一度再考の深度を深めて熟考に熟考での製品企画から
製品計画・商品企画・商品計画をいわゆるベンチャーキャピタル的に
デザイン主導を見詰め直したいと考えています。
その思考方法には、ビジネスデザインモデルの提示をし直すことです。
少なからず、製品化のための計画には研究・開発投資は、
リスク投資であることは間違いありません。
そして商品化からの商品展開での投資回収では、デザインは不可欠です。
そこでのベンチャー的な投資とはあくまでも、投資回収が目的です。
したがって、この目標も、問題解決・価値創出・未来創成は少なからず、
デザイン目的の明確な視覚化として、
私はこのサインカーブ的な発想を試行します。
投資目標と、製品化でのデザイン目的をこの図のように設置してみれば、
たとえば、ベンチャー的な投資でのリスクは
デザインが四分の一は背負っていると考えます。
* 『SF映画に示唆される未来性の確認には「目印=sign」がある」
* 『「百貨店の終焉」が始まっていると見ている』
* 「相対化をささえる『かたち』と『ことば』」
* 「ビジネスモデルはビジネスデザインモデルに」
* 「ビジネスモデルにデザインを組み入れた意義」
Tags: 2020年, 30年後, Internet of Things, IoT, IT企業, インターネット, デザイン主導, デザイン目的, ビジネスデザインモデル, ビジネスモデル, ベンチャーキャピタル, ベンチャー企業, リスク投資, 企業目標, 低迷, 価値創出, 兆候, 再考, 勘違い, 商品企画, 商品展開, 商品計画, 問題解決, 四分の一, 基幹産業, 投資回収, 未来創成, 東京オリンピック, 深度, 熟考, 現実結果, 目標, 研究, 経済状況, 製品企画, 製品計画, 視覚化, 開発投資, 離脱
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7月 15th, 2016 Posted 12:00 AM
「手あるいは掌」をきれいにすること。
手を洗うことは外出したら必ず、これは感染症を防止する日常的な常識です。
ここ数年で、病院はもちろんのこと公の場所や店舗などでも手の消毒剤を
どこでも目にすることができます。
しかし、病院ですら、これを常に使っているのは、
医療従事者、医師や看護師さんは当然ですが、来院者が使っている、
その現場は、自分は常に意識して見てきましたが、ゼロです。
企業の入り口にも必ず設置されていますが、これを使用している人を
全くみたことがありません。
理由は、面倒なこともありますが、何と言っても「手が濡れる」という
この印象が強いからかも知れません。
自分自身は、こうした手の消毒剤を全て使ってきましたが、
高級な消毒剤は、直ぐに乾燥してしまいますが、これではまた、
手を洗うコトと手を消毒するという日常性には大きな隔たりがあります。
自分にとっては、やはり、自動的に手をかざせば、消毒剤が掌に乗り、
それでも水でしっかりと洗い流すことが「手洗い」になります。
わが研究室は「コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座」であり、
基本は「完全無菌と抗体保健」をデザイン対象にしています。
無菌に拘れば、身体は弱体化するというこの矛盾への難問解決が、
コンシリエンスデザイン・レジリエンスデザインを実務化する目標と目的です。
したがって、この「手洗い」の革新をこの3年狙って、
「全く新しい日常的な手・掌の清潔」を目指してきました。
この実装は7月28日に正式に記者発表をすることになりました。
これまでも多少、このブログで紹介してきた「動物実験」でのエビデンス、
これは医療関係での学術的な証左事実の確認です。
そしてこれを学術論文として発表をデザイナー自身がやります。
このデザイン実務は明白な「ビジネスデザインモデル」になるでしょう。
そして、こうしたことに次世代デザイナーが向かってほしいと願っています。
*『看医工学へのレジリエンスからコンシリエンスデザイン』
*『デザインはすでにここまでが必然となっている』
*『「パラシリエンスデザイン」でのプライミング効果予測』
*『IoMeTのためのMedical LogとConnect nome』
*『コンシリエンスデザイン看医工学の危機解決対象・MERS』
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11月 24th, 2010 Posted 12:00 AM
ようなかたち
私はデザイナーです。
デザインが表現するのは「かたち」です。
デザインは「かたち」に収束・集約します。
しかし、「かたち」というカタチは存在しません。
したがって、モデルとして、「これはこのカタチ」になりますとか、
あるいは「これはこのようなカタチ」になります、と言います。
すべからく、カタチを「ことば」で表現しています。
「このカタチ」と「このようなカタチ」ということには差違性があります。
特に、「このような」ということには印象を喩えるわけです。
印象あるいはイメージを何かに喩えることになります。
コンセプト=ことばの相対性
そこで私は、単純に「モデル」=模型=「かたち」と呼び、
その「かたち」への思慮・思量を「ことば」で表現し、
かつ一言で言い切るとき、それを「コンセプト」と呼ぶことにしています。
つまり、「コンセプト」という「ことば」には、
「かたち」の印象を何事か、のようなと喩えていることになります。
この喩えを集約させる手法は、「ことば」の使い方です。
しかも、この喩え方は現代の教育の中では度外視されていることが問題です。
にもかかわらず、私たちは「かたち」と「ことば」に寄りかかっています。
この寄りかかり方というのは相対的な印象に他なりません。
デザインを介入
いわゆるビジネスモデルは相対的な経営仮説と収益構造によって、
その商品の「かたち」とその説明の「ことば」で成立しています。
私はこのビジネスモデルに欠落している美学性と倫理性を、
さらに、コンセプト=「ことば」を付加することでその印象の強化を求めています。
したがって、私が主張するデザインをビジネスモデルに介入させていくことは、
さらに複雑化させていく印象を与えているものと推測します。
しかし、ビジネスデザインモデルが最も明確にさせることは、
モデル=「かたち」とコンセプト=「ことば」の相対的で「のような」イメージを与えることです。
これまでのビジネスモデルよりも簡潔にする手法にデザインの有効性を訴求すると思っています。
Tags: 「かたち」, 「ことば」, コンセプト, デザインの有効性, ビジネスデザインモデル, ビジネスモデル, ような, 収益構造, 相対的, 経営仮説
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11月 20th, 2010 Posted 12:00 AM
モデルは5つ
「ビジネスモデル」という言葉が流行っています。
しかし、私はこの言葉は流行語であって
意味は浮ついたままだと評価します。
実際は、このビジネス=経営+モデル=対象選定と
その理論と考えるとわかりやすいと私は思っています。
すぐ軽薄にビジネスモデルを吹聴するベンチャーには大きな落とし穴があります。
それは「モデル」ということの詳細を見つめていないと経営は必ず破綻します。
デザイナーにとってみると、モデル=模型です。
模型というのは、次の5種あると分別すれば理解しやすいことを提案しておきます。
■ 単純化モデル・単純化しただけのイメージ再現
■ 構成化モデル・構造や構成だけで印象化できる
■ 近似化モデル・とても似通っているイメージ
■ 相似化モデル・近似よりも相似型で十分
■ 同型化モデル・ほぼ同じ印象を持てる
以上の5つのモデルはなぜそれを対象としているかという考え方=論理が必要です。
まして、経営モデルですから、「収益性」の「裏付け=論理」です。
利益(profit)+ 利得(benefit)
現在、景気が悪くなると、「収益性」の独占化が平然となっていることです。
つまり、「収益性=利益(profit)+ 利得(benefit)」であるべきです。
そして、profitは労働対価であり、benefitは社会還元対価することです。
これが本来のビジネス=経営=社会的存在につながっているはずです。
しかし、profitだけを自分たちの収益であって、
社会還元=納税や社会貢献などbenefitなどはこの不景気にはありえない、
という考え方がまかり通っていることです。
倫理性+美学性=benefit
私はbenefitには倫理性や美学性を社会的に具現化する論理だと考えています。
したがって、profitは自分たちのビジネスモデルだから独占するけれど、
とてもbenefitなどの余裕は無いのだから社会還元はできない、
という考え方に落ち込んでいることを指摘してかなければならないでしょう。
つまり、ビジネスモデルというのはもはや壊れてしまっているということです。
そこで、私はデザイン(美学性+倫理性)をプラスさせるモデル化を
「ビジネスデザインモデル」と呼んで提案したいと考えているわけです。
そして、最も注目しておいてほしいことは、
モデルのコンセプトづくり
モデルには5つの分類があるというのは、モデルのコンセプトづくりに、
単純化・構成化・近似化・相似化・同型化を持ち込んでいくことです。
そのためには、文系的発想と理系的発想が必ず同等同値でからみついているということです。
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3月 11th, 2010 Posted 10:09 AM
Tags: COOL LEAF, coolleaf発表会, emorning, コラボレーション, テレビ, ビジネスデザインモデル, プレゼンテーション, ミネベア, メディア, モーニングサテライト, 放送, 新製品, 東レ, 番組
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3月 8th, 2010 Posted 12:01 AM
結果判断
日本の産業構造が国際的立場を危うくしています。
その原因は、すべてに立ち返れば、
「日本人」という意識が、敗戦というトラウマから、
まったく解放されないままだったことに始まります。
むしろ、私は「結果」を評価するべきと考えています。
現在、日本という国家構造と国民の民意と意識、
こうした背景によって明らかに経済的基盤への不安は、
ほぼ失望から絶望にすら至ろうとしています。
「政権交代」への民意期待があえなく失望に変質、
これを私は「結果」と判断しているのです。
したがって、この「結果」を「考察・熟考」するには、
私がデザイナーであることを、
社会化していくことだと考えるわけです。
それはデザイン実務で、
その実例を提示提案することでした。
一つは、「ビジネスモデル」というある意味の理想が、
まったく歪みと曲解が正当化されているという結果です。
「収益構造」は、「利益独占構造」となり、
企業存在性を証明する「アイデンティティ」は、
「社会還元」でしたが、
それは崩壊していることを看過していることです。
綺麗事
デザインを組み入れるには、
「美学性+倫理性」=綺麗事です。
現況に対する綺麗事という無謀さは、
笑いとばされることでしょう。
綺麗事をどこまで訴え続けられるか、ということが、
デザイン・デザイナーの本質を社会化させる道理であり、
なおかつ、デザイナーの綺麗事という二重性です。
私の持ち出した「ビジネスデザインモデル」には、
「収益構造と社会還元」も二重構造になっています。
二重構造
Tags: アイデンティティ, デザイナー, デザイン実務, トラウマ, ビジネスデザインモデル, ビジネスモデル, 二重性, 二重構造, 企業存在性, 倫理性, 利益独占構造, 収益構造, 国家構造, 国民, 国際, 変質, 失望, 崩壊, 意識, 政権交代, 敗戦, 日本, 日本人, 民意, 熟考, 理想, 産業構造, 社会還元, 立場, 結果, 綺麗事, 美学性, 考察, 解放, 証明, 資本主義からの逃走, 道理
Posted in 012「ビジネスモデル」, 資本主義から逃走せよ!
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3月 5th, 2010 Posted 12:12 PM
Tags: COOL LEAF, coolleaf発表会, emorning, コラボレーション, テレビ, トレたま, トレンドたまご, ビジネスデザインモデル, プレゼンテーション, ミネベア, メディア, ワールドビジネスサテライト, 初コレ!, 川崎和男Staff Blog, 放送, 新製品, 東レ, 番組
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3月 5th, 2010 Posted 12:10 PM
Tags: COOL LEAF, coolleaf発表会, コラボレーション, ビジネスデザインモデル, プレゼンテーション, ミネベア, メディア, 川崎和男Staff Blog, 新製品, 東レ, 記事
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