10月 17th, 2015 Posted 12:00 AM
美大時代には、音場設計はフランスから知り、
バイノーラル録音はドイツから知りました。が、その当時、
日本のオーディオ誌は全くこうしたことは無知でした。
自宅は、音場空間と音像空間を使い分けています。
今なお、このことについてオーディオ誌は認識不足。
そして、改めてオーディオの音像空間にはLPプレーヤーを持ち込みました。
音像空間は、LINNとAmpzillaとJBL4343にLuxmanを追加し、
B&Oと整流器(このメーカーはもう国内では無くなりました)が
音像空間を成し遂げてくれています。
しかし、ワイフはモノが多すぎていて、
「オーディオってこうなの?」と聞かれます。
それでも、32CHのミキサーも、イコライザーAMPも、
8ch/4ch/2chのオープンリールもありませんが、
音像空間の部屋が欲しいとすら思っています。
音像空間とは、ステレオで音を再生したなら、
確実に中央に音像が浮かびます。
今、音場空間はB&Oをメインテナンスしています。
また、音場空間はそれこそTVや映像空間では7.1chまでが可能です。
最も私は5.1chをつくりあげていますが、
これにLED照明の制御を可能にします。
これこそ、今、日本の映像業界・インターネット・WiFi、そして照明業界が
海外に引き離されている現実です。
この映像化をデジタルサイネージと言っていることが元凶であり、
それは根本のオーディオ知識が1970年代から1985年代に失ったからです。
私はデジタルサイネージをデジタルアッサンブラージュとして、
確実にするためには、まず、音像を一旦はデジタルから、アナログ、
それはまずLPプレーヤーにすることとして、デジタル・アナログ、
その相互性であり、音像空間からのデジタルアッサンブラージュとして
自宅玄関を最先端の実験場にしています。
もう一つが、4K-TVの7.1chと5.1chも自宅実験に加えています。
この音像空間への認識は、世界中の建築界も追いついてきていません。
ともかく、
アナログオーディオから社会人デザイナーを美大時代からめざし、
LP、つまりアナログの経験をデジタルでさらにIoT は、
私にとってはデジタルアッサンブラージュであり、
それこそ、その重大な一つである音場コンポーネット世界観づくりでした。
Tags: 1970年代, 1985年代, 32CH, 4K-TV, 5.1ch, 7.1ch, 8ch/4ch/2ch, Ampzilla, B&O, IoT, JBL4343, LED照明, LINN, LP, LPプレーヤー, Luxman, TV, WiFi, アナログ, アナログオーディオ, イコライザーAMP, インターネット, オーディオ, オーディオ知識, オーディオ誌, オープンリール, ステレオ, デジタル, デジタルアッサンブラージュ, デジタルサイネージ, ドイツ, バイノーラル録音, フランス, ミキサー, メインテナンス, モノ, ワイフ, 世界中, 中央, 元凶, 再生, 制御, 可能, 実験場, 建築界, 整流器, 日本, 映像化, 映像業界, 映像空間, 最先端, 海外, 無知, 照明業界, 相互性, 確実, 社会人デザイナー, 経験, 美大時代, 自宅, 自宅実験, 自宅玄関, 認識, 認識不足, 部屋, 音, 音像, 音像空間, 音場コンポーネット世界観, 音場空間, 音場設計
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
9月 11th, 2014 Posted 12:00 AM
東芝入社は一方的に主任教授の命令でした。
シンセサイザーのデザインを追いかけ始めていた頃、
これが可能な企業はヤマハのエレクトーン、もしくは
東芝のオーケストローンしかなく、教授はそれで私を東芝でした。
しかし、すでにオーディオ狂いしていた私でした。
「ラジオ技術」か「無線と実験」どちらかの雑誌で、ある記事に注目
この切り抜きを持って入社しました。
「光電子カートリッジ」と「ICカートリッジ」の記事でした。
そして、この開発エンジニアに出逢うとは思ってもいませんでした。
レコード盤から音がする?、その音のピックアップとしての
カートリッジに光電子やIC回路という発想が技術化されていました。
この当時は、まだシステムコンポブームの直前でした。
単体でのカートリッジやそのイコライザーアンプをともかく国産化。
日本のオーディオとその技術には夢があると信じ込んでいた頃です。
なにしろ、カートリッジこそ、まさに米だったのです。
つまり、とても高額であり小さな機器なのに技術集約の極限でした。
東芝での第一希望はオーディオ、第二、第三もオーディオと
領域志望欄に書いたら、「そんな奴はいらない」と言われました。
その翌日に辞表を持ってその人に持っていったら、
「冗談だよ、冗談・・・!」と言われて、
(バカヤロー、お前なんかと働くもんか)と思ったものです。
しかし、このカートリッジのエンジニア2名とは、その後も、
私のデザインを高く評価してもらい、私のあだ名は「巨匠」でした。
以後、この二人とは、エレクトレットコンデンサーや、
リボンカートリッジ、そして徹底的に回路図まで教わったのです。
私が、交通被災したときも随分と心配をしてもらい、
退院直後には、音響機器のデザイン設計で生きていくことに、
何のためらいもなく、たとえ車イスであろうがと励まされました。
東芝時代の音響機器だけのデザイン業務は、ハード設計だけでなく、
バイノーラル録音や音響編集、イベントのディレクターまでを
存分に学ぶことができました。
それは、この二つのカートリッジに惚れ込み、しかも、
この二人に東芝で出逢えたことが、私の財産の大きな一つでした。
「ここまで粘り、あきらめないこと・・・」
「バイノーラル録音・本当の耳音」
「ヘッドホンから始まりました・・・」
「ヘッドホンにはヘッドホンアンプ必要なり」
Tags: ICカートリッジ, IC回路, イコライザーアンプ, イベントのディレクター, エレクトーン, エレクトレットコンデンサー, オーケストローン, オーディオ狂い, オーディオ界, システムコンポブームの直前, シンセサイザー, バイノーラル録音, ヤマハ, ラジオ技術, リボンカートリッジ, 主任教授, 光電子, 光電子カートリッジ, 回路図, 技術集約の極限, 東芝, 東芝入社, 無線と実験, 開発エンジニア, 音響機器のデザイン設計, 音響編集
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
1月 22nd, 2012 Posted 12:00 AM
左右両耳にそれぞれマイクをつけて録音をします。
そうすると、本当に耳元の音を再現できます。
たとえば、散髪をしてもらうときにこのスタイルで録音をすれば、
ヘッドホンで再生するとそのまま、
全く散髪されているかのように錯覚するほどです。
私がヘッドホンのデザインに夢中になっていたとき、
この録音がドイツでは、
ラジオ放送でヘッドホンで推理ドラマがあるという情報がありました。
ところが運良く東芝総研には、
そのHATS(Head & Amp Torso Simulator)という
ダミーヘッドマイク装置がありました。
そこでそれを東芝EMIに持ち込んで、様々な場所での録音をし、
LPレコード化企画したのです。東芝では賛同が得られなかったので、
それならと、当時、東京で最大の量販店・第一家庭電器に持ち込みました。
第一家庭電器は、今はありませんが、(量販店は栄枯盛衰があります)
当時はDAM=Daiichi Audio Membersというユーザークラブがありました。
そのオーディオクラブの会員向けには「マニアを追い越せ大作戦」という
DAMレコードという
独自のマニア向けの特別なLP盤を会員だけにプレス出版していました。
このDAMでLP化することができました。
それはAurexを第一家庭電器に販売ルートつくるきっかけになりました。
以後、このDAM-LPの企画案から販売企画、
そして、TV-CFのディレクターも東芝社員としてやることができました。
このバイノーラル録音は
DAMのコンテスト企画になり優秀作品もLP化しました。
バイノーラル録音の最初のディレクターとして
「レコード年鑑」に私の名前があります。
したがって、ヘッドホンで本当の音はバイノーラル録音が
最適だと今でも私は思っています。
当時は、ラジカセにもバイノーラル録音が可能な機種も流行しました。
ヘッドホンだけを再生装置とするなら、
この録音の音楽ソースが欲しいと思っています。
というより、最近の録音の質はコンピュータを介在できるためか、
それなりの装置で試聴すると、
録音技術は悪くなっていると言ってもいいでしょう。
いわゆるミキサー=録音技師名が
アルバムタイトルになっているCDは本当に少なくなりました。
Tags: Audio, Aurex, CD, Daiichi, DAM, DAMレコード, HATS, Head & Torso Simulator, LPレコード, LP盤, Members, TV-CF, アルバムタイトル, オーディオクラブ, コンピュータ, ダミーヘッド, ディレクター, デザイン, ドイツ, バイノーラル録音, プレス出版, ヘッドホン, マイク, マイク装置, マニア, マニアを追い越せ大作戦, ミキサー, ユーザークラブ, ラジオ放送, ラジカセ, レコード年鑑, 両耳, 介在, 企画, 企画案, 会員向け, 再現, 再生, 再生装置, 推理ドラマ, 東芝, 東芝EMI, 東芝社員, 東芝総研, 流行, 第一家庭電器, 耳元の音, 試聴, 販売ルート, 販売企画, 量販店, 錯覚, 録音, 録音技師, 録音技術, 音楽ソース
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る