8月 14th, 2021 Posted 12:00 AM
8月14日 先勝(甲午)
『組織としてのデザイン』
組織には、
個性を協働化させる
運営手法と
個性を支配する
維持手法だけが
デザインワーク
そして
デザインマネージメントの
正当性を
証明しているかの
ようだった。
artificial heart:川崎和男展
Tags: デザインマネージメント, デザインワーク, としてのデザイン, 個性, 協働化, 川崎和男のデザイン金言, 支配, 正当性, 組織, 維持手法, 証明, 運営手法
Posted in APHORISM
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7月 4th, 2013 Posted 12:00 AM
三つの大学院、「海洋デザイン戦略論」教育をしてきました。
私は同時に「Ship of the Year」審査委員も務めてきました。
7月2日は「Ship of the Year」審査発表会でしたが、
私はこの講義演習のプレゼン講評で、今年の講座は修了します。
5名づつ4チーム毎、自発アイディア提示による企画案です。
今年は、各チーム毎にそれぞれのテーマが異なりましたが、
・「メガフロート」=最小単位と港湾関係
・「新エネルギー」=潮力発電と蓄電や急速充電
・「海洋流通」=1万個の荷揚げシステム
・「海事関連工場計画」=日本独自の減災港湾工場
この4つが出てきました。
この講義演習は、私はデザインディレクションの立場で、
外部からはデザインマネージメントから「海洋デザイン戦略」を
講義するとともに、海事関連を企画とモデルづくりをします。
当然、モデルなどは未経験ですが、
簡単なペーパーモデルのつくり方を教えます。
チーム毎の会議には、教授側が参加して知識と経験を話します。
この授業も6年経てば、ある種の伝統と、
「デザイン」の本質は伝えられたと思っています。
デザイン=機能美や格好良さづくり以上=発想と問題解決が、
ようやく浸透したと思っています。
私は、この4つの2つが組み合わされば、もっと提案が進む、
そんな感慨を持ち続けました。
プレゼン講評には、大学側からも教授たちも参加します。
したがって、彼らは自分の知識がまだまだ未熟であり、
海事関連だけでは知識獲得になっていないことと、
デザインと設計やデザインが極めて広範囲であることを知ります。
「Ship of the Year」応募作では「勘違いされたデザイン」が、
まだまだあります。
単なるスタイリングだとか、機能美だとか人間工学などを
「デザイン」とか言い出す海事企業が本当に多いのです。
だから、私は彼らに言います。
これから「デザイン=問題解決実務」だという大学院卒がいると。
私は、もっと彼らに「海事デザイン」=「海洋戦略」を
審査委員として、デザイナーとして、年上として、大学人として、
もっともっと語り励ましたいと思っています。
Tags: Ship of the Year, アイディア提示, システム, スタイリング, デザイン, デザインディレクション, デザインマネージメント, プレゼン講評, ペーパーモデル, メガフロート, モデルづくり, 人間工学, 企画案, 伝統, 問題解決, 問題解決実務, 大学, 大学人, 大学院, 大学院卒, 審査委員, 審査発表会, 工場計画, 応募作, 急速充電, 感慨, 提案, 教授, 教育, 新エネルギー, 未熟, 本質, 機能美, 海事企業, 海事関連, 海洋デザイン戦略論, 海洋戦略, 海洋流通, 減災港湾工場, 港湾, 潮力発電, 発想, 知識, 経験, 蓄電, 設計, 講座, 講義演習
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
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7月 9th, 2011 Posted 12:00 AM
教育アライアンス。
合同の教育プログラムです。
これからはこの教育システムでしょう。
「関西海洋教育アライアンス」。
四年目を終えました。
海事・港湾・船舶・造船などにデザイン論を展開しています。
大阪大学院・神戸大学院・大阪府立大学院一年生が対象です。
海洋システム工学に、デザインを二つの方向から教えています。
デザインマネージメント、デザインディレクションです。
私はデザインディレクションを担当。
デザインマネージメントは、プロの専門家を客員教授として招聘。
デザインマネージメントでは、コト(海事関連)からモノへ、
デザインディレクションでは、モノ(船舶・造船)からコトへ、
この二つを組み合わせて、チームによる発想から調査を、
表現としてスケールモデルでの造形デザインまで具体化します。
最後はプレゼンテーションをして修了というプログラムです。
今年度は、あえて「災害・救援」を海事システムにというテーマ。
メガフロート・ユニットモジュール船舶・発電メガフロート、
この三つの提案がありました。
これからの日本にとって、「メガフロート」は日本の生産物として、
大きな期待に応えられるモノになるはずです。
これから海事システム・造船や港湾設計に関わっていく学生には、
重要な分野になるはずです。
しかし、特に、港湾関連での「メガフロート」建造計画は、
まったく実現されていません。
理由は、日本の政治システムと連関しています。
しかもいわゆる政治家の建設族とか土木族に、
まったくこの発想が無いという事実があります。
すでに韓国の釜山港湾システムは、
まさしく海事関連での港湾計画では日本を追い抜いています。
日本の港湾には、接岸できる船舶の大きさにも制限があります。
海に囲まれたわが国の、海事=港湾と船舶、
この領域に新たな世代を育成していく重要性を、
私はこの4年間しみじみと体験することができました。
そして、Ship of the Yearの審査委員も拝命していて、
本来なら「船酔い」体質ですが、船舶と港湾から、
あらためてこの分野に、
海事デザイナーという職能が必要だと確信しています。
Tags: 「メガフロート」, 「関西海洋教育アライアンス」, Ship of the Year, コト(海事関連)からモノへ, デザインディレクション, デザインマネージメント, メガフロート・ユニットモジュール船舶・発電メガフロート, モノ(船舶・造船)からコトへ, 教育アライアンス, 教育プログラム, 海事・港湾・船舶・造船, 海事=港湾と船舶, 海洋システム工学, 釜山港湾システム
Posted in 祈望から企望へ
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