9月 2nd, 2012 Posted 12:04 AM
私はスピーカーシステムには病的なほど拘りがあります。
IPadやiPhoneはすっかり音楽視聴のスタイルを革新してくれました。
かつては小型スピーカーシステムは、
「ブックシェルフ」と読んで、書棚に収めて配置するモノでした。
いくつかの名作があります。
故・瀬川冬樹先生にJBL4343と聴き比べて紹介された製品は
もう使えませんがまだ所有しているほどです。
最近では、この一体化したステレオスピーカーユニットになりました。
この二つは、音楽を使う小さな教室では十分な音圧と再生が可能です。
海外ブランドで著名なモノも結構、日本製ですが、
このメーカー・Jawboneはヘッドセットからスタートしましたが、
デザインの緻密さと正当性は高い評価を得てから、
とうとうスピーカーメーカーに進化しました。
JAMBOXは周波数特性もあるメーカーに依頼して測定したもらいました。
想像どおりでしたから、B&W zeppelin airにはおよびませんでしたが、
なかなかの特性を持っていました。
私が小型スピーカーでは、特にf0に拘っています。
ところが最近の商品カタログではこの性能記述無しを見かけますし、
ショールームでも答えられない店員さんが増えています。
確実にHi-Fiスピーカーシステムと呼んでいいと評価しています。
講演会などでは、
本格的なJBLやBOSEなどを
PAシステムまでスタッフが持ち込んでいましたが、
これからは、BIG JAMBOXで十分かも知れません。
ワイフは自分の講義では、iPadとBIG JAMBOX-Redを使っています。
今は、このBIG JAMBOXをいくつか会場に配置すれば、
それなりの「音場効果」が出るのではないかと模索中です。
それにしても、Jawbone社のモノづくりは、
商品デザインとして本当にまとまっていると評価しています。
Tags: B&W, BIG JAMBOX, BOSE, F0, Hi-Fi, iPad, iPhone, JAMBOX, JAWBONE, JBL, JBL4343, PAシステム, zeppelin air, カタログ, システム, スタート, スタイル, スタッフ, スピーカー, スピーカーメーカー, スピーカーユニット, セット, デザイン, ブックシェルフ, ブランド, ヘッドセット, モノ, モノづくり, ワイフ, 会場, 依頼, 先生, 再生, 効果, 名作, 周波数特性, 商品, 商品カタログ, 商品デザイン, 性能, 想像, 所有, 教室, 日本, 日本製, 書棚, 波, 海外, 測定, 瀬川冬樹先生, 病的, 著名, 製品, 記述, 評価, 講演, 講演会, 講義, 進化, 配置, 革新, 音, 音圧, 音場, 音場効果, 音楽, 音楽視聴
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
2月 23rd, 2012 Posted 12:00 AM
通称「ロクハン」と呼ばれるスピーカーユニットがあります。
口径16cmのフルレンジ=音響再生領域が満遍なく
フラットなスピーカーユニットのことです。
人間が聞こえる可聴領域があります。
可視光線の領域のようなものですが、
最低音f0が40Hzあたりから高音域20kHzまでがあれば十分なわけです。
そしてこの領域の音圧がすべてフラットな音の再生が重要と言われてます。
しかしマニアックには、このフラットさに、
それぞれの音楽領域、ジャズとクラッシックを再生するとなれば、
フラットではなく、ある再生音響領域にだけピーク値や谷を求めます。
それがスピーカーメーカーの特色になります。
ジャズならJBLで、
クラッシックならタンノイという迷信があります。
私は迷信だと思っていますしそれはアナログ時代のことです。
今はデジタル再生ですからこの考え方はもう時代遅れです。
そして、フルレンジそれも「ロクハン」ともなれば、
卒業研究と卒業制作ではコーラルのロクハンからスタートした私が、
東芝時代にこのロクハンをデザインで追いかけていました。
つまり、フルレンジではf0=80Hzですら再生は難しいのですが、
基音の倍音ということで、耳はあたかも低音を再現してくれるのです。
ハーモニクスな状態で身体を包んでくれる心地よさです。
私は、基音が適えば=基礎が全うなら、
すべてをフル稼働=フル機能化実現につながると考えています。
それは自分がロクハンというフルレンジスピーカー、
そのもののデザインを素材選定から構造化してきた経験があるからです。
日本は1970年代から80年代に蓄積してきた音響設計経験を失いました。
この経験則をさらに積み上げてきた欧米は、
今、映像と音響の新たな世界観を商品化しています。
その製造生産技術を中国も積み上げてきました。
それでも、日本ならではのある素材運用技術はまだ残っています。
基音と倍音の関係でのフル稼働機能性に最適な素材設計技術です。
この技術復権もデザイン主導すればという想いが私にはあります。
「ロクハン」という小っちゃなスピーカーユニットだからこそ、
その凝縮技術の応用に日本技術の復権が可能です。
それを主導する役割がデザインだと確信しています。
Tags: 1970年代, 80年代, F0, JBL, アナログ, クラッシック, コーラル, ジャズ, スピーカーメーカー, スピーカーユニット, タンノイ, デザイン, デザイン主導, デジタル再生, ハーモニクス, ピーク値, フラット, フルレンジ, フル機能化, フル稼働, マニアック, ロクハン, 世界観, 中国, 主導, 人間, 低音, 倍音, 再現, 再生, 凝縮技術, 卒業制作, 卒業研究, 可聴領域, 可視光線, 商品化, 基礎, 基音, 復権, 心地よさ, 応用, 技術, 技術復権, 日本, 映像, 時代, 時代遅れ, 最低音, 東芝, 構造化, 機能性, 欧米, 特色, 素材設計技術, 素材運用技術, 素材選定, 経験, 経験則, 耳, 蓄積, 製造生産技術, 谷, 身体, 迷信, 音, 音圧, 音響, 音響再生領域, 音響設計経験, 領域, 高音域
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る