12月 19th, 2009 Posted 10:00 AM
デザインは付加価値ではありません。
私は「全体価値」と言い続けてきました。
「欲望の刺激装置」=デザインを破壊するなら、
その新たな革新的な装置化を提出することになります。
上記の図解が私の提示している「装置」です。
その装置は「AparatousからDevice」に変更します。
これにも意味があります。
創出・代謝・循環・交代
おそらく、「空間」・「情報」・「エネルギー」も同じです。
そして、この対峙しあう「価値」と「存在」は、
創出・代謝・循環・交代というサイクルに配置します。
すなわち、サイクルと言ってもヘリカルなサイクルです。
実は、この背景・基盤には、
私が実体験を余儀なくされた、幾たびかの入院や手術、
それらを通して、「生」と「死」への想いがあります。
もはや人類の生存と存続が問われているという問題には、
ヘリカルなサイクルに、最も問われるのは「存在」です。
と言っても、
「実存」というやや古典的な思考からは離れた客観性に
「デザインの創出」が「存在」した「価値」だからです。
この提示した、ダイアグラムには、
明確に、「物質・情報・エネルギー」という
「時空間」性をイメージして、
感じ取ってもらいたいと望んでいます。
そのイメージを拡大してください。
世界の人口は、やがて70億人を超えるでしょう。
しかし、毎日、
10機のジャンボジェット機が墜落しています。
その機上に、
乳幼児から小児・子供たちが5000人乗っています。
地球・人間・世代交代に対して、
経済思想や資本主義では解決不可能の事態に、
「価値」と「存在」の「装置」そのものを
デザインしなければならないのです。
Tags: 「資本主義からの逃走」, 10機のジャンボジェット機, 70億人, Aparatous, AparatousからDevice, Device, ECOLOGY, ONTOLOGY, RYCICLE, イメージ, エネルギー, サイクル, ダイアグラム, デザイン, デザインの創出, ヘリカル, 世代交代, 世界人口, 交代, 人類, 付加価値ではない, 代謝, 価値, 全体価値, 創出, 古典的, 基盤, 墜落, 子供たちが5000人, 存在, 存続, 実体験, 実存, 客観性, 循環, 思考, 情報, 拡大, 時空間, 欲望の刺激装置, 死, 生, 生存, 空間, 経済思想, 背景, 装置, 装置化, 解決不可能, 資本主義, 革新的
Posted in 007「資本主義」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る
12月 18th, 2009 Posted 10:00 AM
「生産」と「消費」の世界で、
大量生産と大衆消費の構造に私は生息していました。
私はすでに資本主義に何の疑いもためらいも無く、
大企業で社会人デザイナーとなりました。
ただ、その企業が儲けるよりも、
自分の提案デザインが、
「商品化」されることに驚喜していました。
そんな私ですら、「生産」と「消費」の構造の中で、
「デザインは付加価値」ということに対して
やり切れない憤りがありました。
もっと賢明なデザイナーとしての発言力を持ちたい、
その想いをぶつけたのが、
構造主義、記号論、マルクスの形態価値論に出会います。
ミシェル・フーコーに出会います。
ジャン・ボードリヤール
の批判に、「かたち」で、
この思想と対決したい。
ソシュールやモーリス・メルロー=ポンティ、デリダ、のとめどなく
深い思考の森の中に入っていきました。
この森の中でも、せっせと「モノのデザイン」は、
決して、「付加価値を生み出しているのでは無い」という
直感を信じていました。
おそらく、私にその啓示がめぐってきたのは、
「言葉と物」、「物の体系」をはじめとするどこかで、
マルクス臭のある論策でした。
結果、
結論は、「デザインは付加価値では無い」ということ。
「デザインは全体価値」、
だから、
であったデザインをどう解放し、
その証拠立てをしていくことだったと思い返しています。
point of contactという「生産」と「消費」の結合点に、
デザインを配置し直そうとしましたが、
すでに、時代は、「生産」して「消費」することが、
どれほど、今度は私たち自身の「存続」、
地球環境の破壊が私たちを取り囲んでしまったわけです。
それでも
●「欲望」あるいは「フェティシズム」は、誘惑的です。
●「希望」あるいは「ダンディズム」は、魅力的です。
そうした私が障がい者になって、思い知らされたことは、
「喜怒哀楽」でした。
には、「医学」と「デザイン」によって、
「生」と「死」を
根底から見つめ直すことでした。
Tags: point of contact, かたち, ジャン・ボードリアール, ソシュール, ダンディズム, デザイナー, デザイン, デリダ, フェティシズム, ミッシェル・フーコー, モーリス・メルロー=ポンティ, モノのデザイン, 付加価値, 全体価値, 医学, 商品化, 喜怒哀楽, 地球環境, 大企業, 存続, 希望, 形態価値論, 思想, 構造, 構造主義、記号論、マルクス, 死, 消費, 物の体系, 生, 生産, 発言力, 直感, 自分, 解放, 言葉と物, 誘惑, 資本主義, 資本主義からの逃走, 障がい者, 魅力
Posted in 007「資本主義」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る
12月 13th, 2009 Posted 1:00 PM
Serviceという言葉は、止めどなく拡大化してきました。
だから、その由来性は消尽してしまいました。
その由来性を辿ると、
それは「宗教」・「宗教性」と「経済」・「経済性」に、
「ウロボロス」という原始宗教的な、「善悪」の曖昧性を
歴史の中で消去しようというある企みが見えてきます。
その企みを主導したのは資本主義です。
断言をする時期がきています。
「サービス産業」とは宗教という労働集約性の欺瞞・悪が、
実は背後で蠢いています。
時にそれは、頭脳集約を目標化させる正当・善らしさに
変貌しています。
サービス語源の由来から判断すれば、
「サービス産業」とは新興宗教法人です。
あるいは学校法人という経済構造の制度です。
「サービス」は無財なる経済の対価制度として、
資本主義経済の中でその由来性を抹消できたのです。
● サービスが宗教音楽であったことをご存じでしょうか。
バッハであれベートーベンであれ、
serviceに頭を垂れて、音楽に対峙していたのです。
● サービスが軍事奉仕であったことをご存知でしょうか。
愛国心に命を捧げることになぜ勇敢だったのでしょうか。
つまり、
人間は、人間界は「生きて」なお、
「神」それはあらゆる宗教神に、「奉仕=service」して、
「死」をむかえることになります。
私たちは、「神に頭を」垂れます。
「サービス産業」は、「頭を下げて」、
経済労働=感情労働の対価を得るのです。
日本の「サービス」という言葉は、
やはり米国からの外来語でした。
「サービス産業」は、感情労働の対価の区分を、
ようやく、わが国も制度化しました。
「サービス」、特に「情報サービス」は、
資本主義の頭で尻尾を飲み込む姿に変身し始めています。
Tags: 「資本主義からの逃走」, service, ウロボロス, サービス産業, バッハ, ベートーベン, 主導, 人間, 企み, 制度, 労働集約, 勇敢, 原始宗教, 善悪, 外来語, 奉仕, 学校法人, 宗教, 宗教神, 宗教音楽, 対価制度, 悪, 情報サービス, 愛国心, 感情労働, 拡大化, 新興宗教法人, 曖昧性, 欺瞞, 歴史, 死, 無財, 由来, 神に頭, 経済, 経済労働, 経済構造, 華緤, 言葉, 語源, 資本主義, 資本主義経済, 軍事奉仕, 音楽, 頭を下, 頭脳集約
Posted in 007「資本主義」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る