1月 10th, 2015 Posted 12:00 AM
1月10日 丙戌(赤口)
喧嘩相手には、
私は性格上どうしても、
どこかで暴力性を考えてしまう。
その暴力性が残っている自分に
喧嘩を売ることにしている。
川崎和男「喧嘩道」
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12月 25th, 2014 Posted 12:00 AM
先般、ブログなどを今も書いている人間は駄目とかいう文章があり、
私はこの人に喧嘩を売りました。
書くことは欠くことの原意に繋がり、書くことで欠落していることを
筆者は原知性を埋め込む修行だから大事だと反論をしました。
私にとって最も指先が鍛え抜かれてきたことは、書く・描く事です。
したがって、デザイナーになってこの40余年は、
ステッドラーの鉛筆、その書き心地では、タッチから用紙はじめ、
鉛筆はほとんど試してきたと自負しています。
だから、シャープペンシルには全く心惹かれてはいませんでした。
ところが、日本人はすごいと思っています。
しかも私自身、日本文具大賞の審査委員長もしていますから、
できる限りの文具、筆記具を詳細にプロの視点で試してきました。
そして、とうとう「折れないシャープペンシル」(下)の登場に、
私は大感動しています。
そして、欧州の中世時代、それこそレオナルド・ダ・ヴィンチも
使っていたと言われているメタルチップペンシル(中央)は、
鉛筆の源流とも言われ、ピニンファリーナでリ・デザインされたモノ
これはまだ発注中で手に入っていませんが、タッチは優れています。
結局私はようやく鉛筆からこのシャープペンシルが気に入りました。
それは、このシャープペンシルであれば、用紙・紙の品質までが
私の身体感覚と同次元になる感覚がやっと一致してきたと思います。
たとえば、一枚の用紙の上で、ペンシルを走らせれば、
私は高速性で、極細最小の線描画が、削り直すことなく折れない芯で
相当に描き込みが可能になってきたことです。
無論、メタルチップペンシルは中世以来、この描画が可能であり、
折れないシャープペンシルまで一つのサイクルに戻ったようです。
すでに指先の感覚を私はiPad描画まで連続させたいのです。
なぜなら、選び抜いた紙に書くため、描くための身体感覚は、
これまでの経験をiPad上にもスムーズに移行させたいのです。
それこそ、書く事・描く事は、私の創造性の欠落・欠く事を
埋め尽くす作業に他ならないからです。
「プロとして元気の素は鉛筆への作法」
『あくまでも「素材」は木質で確かめる』
「iPad Stylusを使うと分かること」
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12月 25th, 2014 Posted 12:00 AM
12月25日 庚午(友引)
今、喧嘩の常道である、
怒鳴ってはいけない・・・’らしい。
怒鳴り合うと理解が届かず、
怒鳴られたら反感を買うらしいが、
その反感での怒鳴り合いが消えてしまった。
すいませんと
分かったふり、反発心を押さえ込んで
謝ったふり、
そんなことは無用だ。
怒鳴り合う喧嘩がことさら懐かしい。
川崎和男「喧嘩道」
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12月 8th, 2014 Posted 12:00 AM
2014年12月6日。
私は講演に呼ばれて姫路市に出かけました。
40年前に、私は東芝の新入社員として販売実習で3ヶ月、
この街、駅前大通の家電量販店で、ラジオ、TV、冷蔵庫販売。
一週間、じっくりお客さんの出入りを見ていれば、
何曜日の何時頃、お客さんの来店混雑がわかり、購買決定は、
必ず奥様が分かりましたから、量販店には支店会議があるからとかで
ほとんど映画を観たりして、そして、大量に売っていました。
サボっているのに売っていることを、他社のヘルパーから睨まれ、
それなら、直ぐに喧嘩をし過ぎて、田舎街の量販店に飛ばされました。
そこでも、売りまくりました。新人研修、西日本地区では売り上げ5位、
報奨金は当時のボーナス同等でした。
デザイナーになるための通過点でしたが、性分上、売るならトップに
懸命にやり切った街でした。
東芝の本社に戻らず、量販店に来ないかとまで誘われるほど売りました。
40年ぶりに姫路城を見ました。おそらく日本で最も美しいお城です。
ちょうどNHK大河ドラマとのコンビネーションでブームの街ですが、
私は、このお城が存在していることがすでに大宝物のある街であり、
これを後世に残した黒田官兵衛なる人物の存在に敬意を持ちます。
現代までにもこれだけ美しい建物を残した偉大な人は限られています。
後世への遺物として、美しい建物を遺すというのは偉業です。
だから、この大遺産を本当に大事にすべきだとことさら思います。
それはこの建物同様の素養が育てられてきただろうかということです。
私はとてもささやかで小さな講演会かもしれませんが、
姫路城を心から意識して、自分の役割は最大に計ったつもりです。
ところが、姫路駅に限らずですが、駅ホームは、
あれからどれだけ私たちが文明を進化させてきたでしょうか、
無念ながら、文化はその文明に比してとても貧しくなっていました。
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11月 25th, 2014 Posted 12:00 AM
11月25日 庚子(先勝)
喧嘩相手には
仕方無しの場合も用意しておくべきである。
それには、
演技としての喧嘩性である。
その喧嘩性には
暴力性と武力性も
仕込んでおく必要があるものでだ!
川崎和男「喧嘩道」
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11月 24th, 2014 Posted 12:00 AM
11月24日 己亥(赤口)
私が喧嘩師として、
その生き様と立場は
大学空間においています。
この大学空間からの
喧嘩相手は、
学術知識体系と実務産業体系
この大学空間に生息している人間
そして
自分自身である。
川崎和男「喧嘩道」
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11月 23rd, 2014 Posted 12:00 AM
11月23日 戊戌(大安)
喧嘩という暴力性は、
たとえ、喧嘩は知的行為といえども、
その暴力性があるという錯覚を
私は利用すべきだと考えている。
つまり、
それは「孫氏の兵法」での
「用間」だと認識している。
果たして、
この意味性は伝わらないものでもあると、
私は思っている。
「暴力性のある喧嘩」が時に、
私は必要だと断言している。
川崎和男「喧嘩道」
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11月 22nd, 2014 Posted 12:00 AM
11月22日 丁酉(仏滅)
喧嘩を望める相手は
私にとって、重大な人物に限っている。
喧嘩相手にも成らない人物は、
私が認めない人であり、
こういう人物には周囲にいてほしくもない、
ということだ!
川崎和男「喧嘩道」
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11月 21st, 2014 Posted 12:00 AM
11月21日 丙申(先勝)
見逃せない輩には
なんといっても、
喧嘩という高尚な仕掛けは無用である。
喧嘩するより、
その前に私は
次のような発言をすることにしている。
「高校時代だったら、絶対に殴っていた」と。
喧嘩とは、とても知的で高尚な行為である。
川崎和男「喧嘩道」
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11月 20th, 2014 Posted 12:00 AM
11月20日 乙未(赤口)
デザインを職能にしようとして
デザインを学んでいるにもかかわらず、
その成果無き者は
将来性がもうわかってしまうほどに
私はデザイナー経験者である。
したがって、
もう「辞めるべきだ」という資質は見える。
だから、私は早めに伝えることにしている。
無論、この程度は喧嘩を売るべき相手ではないが、
そのフリをしている。
川崎和男「喧嘩道」
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