8月 6th, 2015 Posted 12:00 AM
「点・線・面」はデザイナーのバイブルです。
「造形思考」はテキストです。
「点は限りなく正方形になる」と記したカンデンスキーは、
現代の液晶ピクセルを予想していたと私は確信しています。
線と曲線の関係性は、カオスに響く音楽論で、
パウルクレーは、デザイナーの教科書にしてくれました。
幅ある縦線と円形には、「ヘアーライン」という視覚補正が必要です。
オリンピックのエンブレム、そのデザインは、
盗用という極めて失礼千万な批判あるいは非難が取り憑いていて、
デザインはその平面図形の比較で「似ている、似ていない」を喧噪。
そして盗用というのは何事でしょうか。
ベルギーの劇場マークは、デザインの「応答」作品にすぎません。
東京オリンピックのエンブレムデザインは、
デザイナーの言説から「回答」作品ですから、
盗用というのは職能への大侮辱です。
釈明という失敬さをマスコミは平気で乱用していることは許せません。
ただし、私はプロとして、「ヘアーライン補正」という技能を
それぞれに解釈と解説と批評を与えてしまえば、
ベルギーの単なる劇場名と場所名の組み合わせは、
確かに、ベルヌ条約の無方式主義の著作権で訴訟をしてくる事、
それは補償金目当てでしょうか。
エンブレムデザインをマドリッド協定議定書での
商標権と対決させるのではデザインを応答作品でしかない
ベルギーデザインの幼稚さを保護しただけに過ぎません。
比して、
わが国の回答作品を商標権で護ることには正直大きな不利があります。
著作権と商標権での対立は
八百屋と魚屋のどっちがおいしいかの議論でしかないからです。
が、応答作品と回答作品では
デザインの職能倫理性は日本に正当性があります。
無念なことは、釈明会見というマスコミの姿勢はデザイナー虐めです。
「盗作」とはもっと別次元にあることは確かですが、
日本のデザイナーの正当性を私たちは護り抜くべきだと、
私は思っていますし、ベルギーの言いがかりなど無視すべきです。
そして、日本もベルギーも、バイブルそしてテキストも勉強不足と
「ヘアーライン補正」訓練不足があることは否めません。
本来、デザインは解答作品を審査委員会のたとえギルド性があっても
日本人デザイナーを著作権から護りぬくべきでしょう。
なぜなら、世界中がローカルなマークを知ったと言う話題でしかない、
つまりベルギーの応答作品が告知広報しただけのことです。
この応答と回答の対立でオリンピックは遠くなっているのは事実です。
Tags: エンブレム, オリンピック, カオス, カンデンスキー, ギルド, テキスト, デザイナー, デザイン, バイブル, パウルクレー, ピクセル, プロ, ヘアーライン, ベルヌ条約, マーク, マスコミ, マドリッド協定議定書, ローカル, 不利, 世界, 乱用, 予想, 会見, 作品, 侮辱, 保護, 倫理性, 円形, 別次元, 告知, 商標権, 喧噪, 回答, 失敬, 失礼千万, 姿勢, 審査, 対決, 平面図形, 幼稚, 広報, 必要, 応答, 批判, 技能, 教科書, 曲線, 正当性, 正方形, 正直, 比較, 液晶, 点, 点・線・面, 無念, 無方式主義, 無視, 盗作, 盗用, 確信, 線, 縦線, 職能, 著作権, 虐め, 補償金, 視覚補正, 解答, 解説, 解釈, 言説, 訓練, 訴訟, 話題, 議論, 護り抜く, 造形思考, 釈明, 関係性, 非難, 音楽論
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
8月 3rd, 2015 Posted 12:00 AM
「ガリヴァー旅行記」を書いたジョナサン・スウィフト、
彼の書いた言葉に、
「象は実物より小さく描かれ、蟻は実物より大きく画かれる」という
的確な指摘があります。
なるほど、この写真も象は実物より小さく蟻は実物より大きいのです。
美大時代も、精密な鉛筆デッサンの訓練は、ほぼ実寸、
もしくは1.1倍で描かされたものです。
プロのデザイナーになってからは、小さなモノの図面は5倍図で、
できる限りモックアップモデルは実物大で制作してきました。
現在もモデルは実物大です。
デザインするモノは実物大を守っています。
しかし建築は縮小モデルが当たり前になっています。
絨毯などの下図は実物大であり、スウィフトの指摘は文明で
人間が人工化していくときに、人間という大きさから、
人工物の設計表現のあり方を指示していることを認識すべきです。
図面作成では二つの発見を書き残す必要があると私は考えています。
かつて私の祖先は、宮大工図面は縮小図であっても、発想のままに
用紙を継ぎ足して描いていました。
それは設計の想像力が用紙の大きさに囚われない考え方でした。
またCADシステムでは、それこそどんなに大きな建造物であっても、
拡大と縮小は自由自在になっていることです。
今、私は設計=デザインは、実物をコンピューター画面の中では
自由自在であり、3D-CADであれば、自在に描くことができれば、
それは今では3Dプリンティングや光造形で自在に実物の拡大化も縮小化も
極めて簡単になっているということです。
頭蓋骨を光造形で制作したときに2倍の大きさで制作して、
それを見た瞬間に、あらたな想像力を刺激されました。
また、同様にマイクロ光造形では、血小板サイズのロボット化も
可能になっています。
すなわち、私たちはコンピューター・デジタル設計で、
象は実物大以上が制作可能となり、蟻はマイクロ光造形まで
設計=デザインとモックアップモデルが可能になっていることです。
Tags: 3D-CAD, 3Dプリンティング, 5倍図, CAD, コンピューター, コンピューター・デジタル設計, システム, デザイナー, デッサン, プロ, マイクロ光造形, モックアップモデル, モデル, モノ, ロボット, 下図, 人工, 人間, 作成, 光造形, 写真, 制作, 刺激, 図面, 実寸, 実物, 宮大工, 建築, 建造物, 想像力, 拡大, 指摘, 指示, 文明, 画面, 発見, 発送, 瞬間, 簡単, 精密, 縮小, 美大時代, 自由自在, 血小板, 表現, 訓練, 設計, 認識, 頭蓋骨
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
8月 1st, 2015 Posted 12:00 AM
元来、デザインは応用美術とか図案や装飾美術からという源流があり、
意匠になり、設計になり、そして策略や資源と時代変遷してきました。
しかし、私は美大時代、工業デザイン専攻では、
すでに、発明の設計実務学、問題解決学として
学習と訓練を受けてきました。
美大卒業し、家電入社したときには意匠部でした。
したがって、デザインの真意論・本質論・技術論・文化論では、
ようやく、産業から健康、文化として
文理融合と学術芸術の統合として、
「コンシリエンスデザイン」にたどり着きました。
ところが、楽しみにしていた東京オリンピックでは、
建築とグラフィックに、統合的なディレクター不在と経済効果での
アスリート興業商業主義の悪用としか思えないデザインの大勘違いが
横行し始めています。
建築コンペも狂い、エンブレム選別も知識不足の商業デザイナーでは
コピーだ、ジェネリックだ、せめてアプロプリエーションぐらいの
ハイレベルにも到達せずに、
情報社会で低レベルマスコミに混乱させられています。
そこで、かって35年前に私が伝統工芸産地で包丁、
キッチンナイフの「一体化」と新素材開発、刃先アール寸法など、
問題解決の解答デザインをしました。
ところが、たとえば、ほとんど最初に素材でダマスカス鋼風が、
あたかも刃物という恥ずかしいほどの
能なし刃物産業が世界的に流行しています。
オリジナルデザイナーの没後に、
デザイナー名を騙って自分デザインとは、
ジェネリック家具で氾濫を始めています。
そこに、TPPでの著作権問題を米国主導にするとは、
多くの官僚と議員たちの権力志向の能無しレベルを加速しています。
やがて、私、没後には
私のオリジナル=問題解決=デザインは消滅するのでしょう。
せめても生きているときには、恩師の作品やオリジナル性には
脳外喧嘩師でありたいと決心しています。
ともかく、官僚と議員からデザインの離脱を宣言しておきます。
つまり、オリンピック・パラリンピックを支えるべきデザインが
根本で間違ったがゆえに、夢は消えたのです。
Tags: TPP, アスリート, アプロプリエーション, エンブレム, オリジナル, オリンピック, キッチンナイフ, グラフィック, コピー, コンシリエンスデザイン, コンペ, ジェネリック, ディレクター, デザイナー, マスコミ, 一体化, 世界的, 伝統工芸, 作品, 健康, 刃先, 刃物, 勘違い, 包丁, 商業主義, 問題解決, 図案, 夢, 学習, 学術, 官僚, 実務, 宣言, 家具, 家電, 寸法, 建築, 応用美術, 恩師, 悪用, 情報社会, 意匠, 技術, 文化, 文理融合, 新素材, 時代変遷, 本質, 東京, 権力志向, 横行, 氾濫, 流行, 消滅, 源流, 産地, 産業, 発明, 真意, 知識, 策略, 米国主義, 素材, 経済効果, 統合, 美大, 能なし, 興業, 芸術, 著作権, 装飾美術, 解答, 訓練, 設計, 議員, 資源, 選別, 開発
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
5月 1st, 2015 Posted 12:00 AM
デザイナーにはセンスが必要です。
そこでよく質問を受けるのは、センスって先天的?後天的?、
このことをよく質問を受けます。
私は、ようやく、センスは先天的であって、
しかもそれは後天的には訓練もされなければならないと思っています。
センスとは、本来は「臭い、香り」を実感出来るかどうかが、
フランス語圏内にて育ってきていると読んだ経験があります。
実感というのは、特に、「臭いと香り」を嗅ぎ分けるという
これはあくまでも視床下部で判断が直ぐに立証されるほぼ野性だと
私は理解しています。
したがって、ファッションデザイナーが名を成し効を遂げれば、
必ず「香水」というモノのデザインが出来るというわけです。
それは、香水は、本来は香りで有るべき判断が、
臭いとして耐えがたきモノならば、それは決して香水ではありません。
それだけに、私は臭いと香りをかぎ分けるがごとくに、
センスの有る無しは決定出来るものと考えるからです。
それは、香水の知見に関わる重大事だとさえ考えています。
ファッションデザイナーのデザインの極致は、
如何にその香りを纏うことができるかどうかであり、そのデザインです。
また重大なことは、香りの判断である視床下部はすでに先天的に
その判断基準が決まっているということです。
しかし後天的にはこの視床下部のトレーニングが可能だとも思うのです。
だから、私は視床下部に直接的な官能力には、感応、間脳、そして
さらに私はデザイナーには観応力の養成が絶対に必要だと考えています。
Tags: センス, トレーニング, ファッションデザイナー, フランス語圏, 先天的, 嗅ぎ分ける, 官能力, 実感, 後天的, 感応, 極致, 知見, 臭い, 視床下部, 観応力, 訓練, 質問, 重大事, 野性, 間脳, 香り, 香水
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
8月 27th, 2014 Posted 12:00 AM
学生時代は山岳部ロッククライミングで常にヘルメットを使い、
企業C.I.では、建設用ヘルメットを見てきました。けれども、
日本の天災状況をみると、一家にそれぞれが必須になりました。
私なりに選びぬきましたが、デザイナーとしては不満です。
折りたたみヘルメットは出張用ですが、これも不満です。
私はタクシーに乗ると質問をします。
東京では、優れた企業は、客用自分用も装備し、ECD訓練も修了。
ところが、大阪のタクシーはまったく訓練皆無ですから大問題です。
もはや、天災対策での訓練や装備準備は「空振り」でいいのです。
今のヘルメットは、FRP製ですが、内部防御材にはもっと熟考設計、
さらに、72時間体制や酸素吸入やもっと、いざ!が出来ていません。
今回、広島の土砂災害には開発途中ながら現地実証をしました。
開発途中でしたが結局、対応量をボランティアとして持ち込みます。
その素材はH2Oセルロースです、
人的労働対応こそ最大のデザイン懸念としてミッション化検討です。
当然、現地入りの企業C.I.としてのヘルメット・ヘッドライトと判断。
危機管理学自体の学術性は基本でしたが、危機は管理不可能。
よって「危機解決の実務」はデザインが集中して主導すべきでしょう。
その代表的なモノに、私はまず、日本だから出来るヘルメット、
日本だから出来るヘッドライトは組み合わせて、かつ性能拡大を
デザインし直す必要性を感じています。
なかなか、本気度がイメージ負けしてしまいますが、
今の日本がこの危険性を最大の機会=危機としてやり直す、
その気概をもって新規デザイン対象にし直すことだと思っています。
ヘルメットは、軍事からの歴史性がありましたが、
これからは、もっと危機性からの発想であれば、このデザインこそ、
デザイナーの力量とそれを実現する企業があってほしいと願います。
gpgp.tokyo
Tags: 72時間体制, ECD訓練, FRP製, H2Oセルロース, いざ!, イメージ負け, タクシー, デザイナーとしては不満, プラスα, ヘッドライト, ヘルメット, ボランティア, 企業C.I., 内部防御材, 危機, 危機は管理不可能, 危機性からの発想, 危機管理学, 危機解決の実務, 危険性を最大の機会, 大阪のタクシー, 天災対策, 天災状況, 客用自分用, 山岳部. ロッククライミング, 広島の土砂災害, 建設用ヘルメット, 性能拡大, 新規デザイン対象, 本気度, 熟考設計, 空振り, 装備準備, 訓練, 軍事からの歴史性, 酸素吸入
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
11月 2nd, 2013 Posted 12:00 AM
私は手紙を書くことが大好きです。
しかし、ついつい書き留めていることが多くなりましたが、
いっぱい書きました。
高校時代の同級生、日本でも高名で大好きな陶芸家の先生、
デザイン評論家の先生、有名な建築家の先生はじめ、
同輩である伝統工芸の打刃物作家
それれぞれに書き終わることができました。
手紙を書くことでは、亡父には本当に感謝しています。
それは小さい頃から、毛筆と万年筆はとても訓練されたことです。
ともかく美しい文字を書くことでは、たびたび叱られましたが、
正直、私が自慢自負できる特技の一つだと思っています。
万年筆もどれで書こうかと迷うほどコレクションがあります。
便せんも選び抜いた用紙を使っています。
それだけに自分は「文字」「筆記能力」には強く拘っています。
だから、本当ならなるべく電子メールは辞めたいと思うほどです。
手紙用の印鑑にも拘っています。
まだ書かなければいけない人たちがいますが、
今回もこのブログに「手紙書き」の心地よさにつつまれたので、
写真を撮り、こうしてブログにもしておきました。
その大きな理由は、「手紙」というメディアに自分を残すことは、
あらためて自分にとって重要なことだと再確信したのです。
万年筆と用紙と、それぞれの相手への「ことば」を
まったくの「自分流」にすることができることです。
この感覚はとても大事だと思うのです。
父が生きていた頃は、海外に飛ぶときには、必ず、私は、
乗った飛行機の便せんをもらって、父に手紙を書きました。
それはおまじないでした。
万一、海外にいても父には何事も無いようにという願いでした。
そして、帰国すると、父は手紙文字の批評をくれました。
そんなことを想いつつ手紙を書くことで充分に癒やされました。
Tags: おまじない, ことば, コレクション, デザイン評論家, ブログ, メディア, 万年筆, 亡父. 毛筆, 伝統工芸, 先生, 写真, 印鑑, 同級生, 同輩, 建築家, 心地よさ, 手紙, 手紙書き, 打刃物作家, 文字, 日本, 父, 用紙, 筆記能力, 美しい文字, 訓練, 陶芸家, 電子メール, 高校時代
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
8月 18th, 2013 Posted 12:00 AM
戦後のデザイン教育は私の恩師・平野拓夫先生から始まりました。
私の役割は「平野メソッド」を後世に伝えることです。
デザイン系大学で教授になっている後輩たちも、
この訓練は厳しく先生からOKが出るまで受けています。
「カーペンターペンシルで欧文書体を書き順で描く」方法です。
私は、自分の手が鈍ってきたらその一つの手法に戻ります。
欧文書体の書き順は、アルファベットの構造を熟知します。
かつて欧州で「君は書き順を知っているから信用できる」とまで、
私は言われて、社名ロゴタイプのデザインを信頼されました。
阪大では、カーペンターペンシルで書体構造を教えました。
なぜなら、ディレクターになる技法知識だと考えたからです。
そこで、現代企業の社名ロゴタイプを見ると、
余りにも醜いモノを数多く発見します。
まず、デザイナーにその基本が欠落し、
経営者の歴史性認識力や知識不足を確認するわけです。
したがって、たとえ大企業のロゴタイプを見るだけで、
この企業の存続寿命は歴然と分かってしまいます。
「この企業は必ず潰れる」と思うと、結果そうなるのです。
大学人を辞めたら、そうした企業名を書き残すつもりです。
だから、今も、「あぁ!、この企業は駄目になる・・・」。
それは欧文書体で、すっきりと理解することができます。
一般的には、ヘルベチカとかオプティマが基礎でした。
特に、おそらく全世界は、標識から看板までヘルベチカでした。
ところが最近、「置き土産だったのか!」という書体があります。
レタリングからカリグラフィー=文字を美しく表現する、
この技法で自分の美学を形成した一人の男がいました。
しかも、この美学性がデジタル表現と結びついています。
だからこそ、デザイナーは今一度、レタリング、ロゴタイプ、
これらを再検証するべきだと私は提案しておきます。
そういう意味でも、私は「戦後のデザイン専門教育」を、
しっかりと残したいと考えています。
それは、「手の訓練」と「発想」が、
美学性を獲得する職能デザイナーの根本だからです。
デザイン教育でこの根幹が失われないことを歴史に残すためです。
Tags: アルファベット, カーペンターペンシル, カリグラフィー, ディレクター, デザイナー, デザイン, デザイン基礎力, デザイン教育, デザイン系大学, デジタル表現, ヘルベチカ, レタリング, ロゴ, 大企業, 大学人, 存続寿命, 平野メソッド, 平野拓夫, 後輩, 恩師, 戦後, 手の訓練, 教授, 欧州, 欧文書体, 歴史性認識力, 現代, 現代企業, 発想, 知識不足, 社名, 社名ロゴタイプ, 経営者, 訓練, 阪大
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
7月 13th, 2013 Posted 12:00 AM
Tags: Eminent Scholar College, Gマーク, コアメンバー, デザイン, デザインの意味, フィラデルフィア大学, 一般人, 先端性, 大学, 大学人, 学ぶこと, 官僚, 定義, 実習, 後輩, 恩師, 教授, 教養科目, 本質, 演習, 生涯教授, 知ること, 磨くこと, 米国, 訓練, 講義, 講義中心, 造形, 阪大
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
6月 25th, 2013 Posted 12:00 AM
ニュースキャスターで著名な人と盲目の人が遭難しました。
彼らはプロ級の腕前を持ちながらも、
さすがに、台風から温帯低気圧の凄まじさには負けました。
ヨットが破壊され、遭難での救済を求めたのです。
岩国(厚木かも)基地から海難救助が飛び立ったそうです。
私なりにはきっとあの飛行機が行ったのではと思っていました。
案の上、その機種は知る人ぞ知る名機でした。
「US-2」という水上飛行機でした。
しかし、波高3~4mに着水し、ゴムボートで救助して、
再び、水面が荒れ狂う海から飛び立つのは、
機種もさることながら、大変な飛行術と救難術があったからです。
救助されたニュースキャスターが、泣き声での事情説明。
「11名がたった2名救援のため」という説明は涙声でした。
命が助かるということは、彼らの冒険旅行以上に、
わが国には、素晴らしい飛行機と絶え間ない訓練があったことを
私たちに知らしめてくれました。
彼らの行動の是非はいろいろと個人的な所感が重なるでしょう。
けれども、私には、「やっぱり、あの名機だった!」ということ。
ちょうど、「Ship of the Year」審査会後に、
元船長からの海難救助がどれほど困難かを聞かされていただけに、
私は、その機種と海上自衛隊の存在を確認できました。
そして、航空機にはわが国の飛行機製造技術が、
見事にもしっかりと継承されていることに感動しました。
「US-2」に引き継がれてきたのは、
確かに大東亜戦争(太平洋戦争・GHQに書き直された)でしたが、
航空機の製造技術は遺伝子的に残っていたのです。
これだけの技術がありながらも、
わが国ではジャンボジェットは造れません。
かつて、政府からフランスに出張させられたときに、
トゥールーズでは、日本人のエンジニアが一杯いました。
ドイツ人のデザイナーが言ってました。
「ジャンボジェットが創れるのは我々と日本人だけだ」と。
救難された二人が言っていました。
「すばらしい国家の民だった」と。
わが国には、あの戦争から生まれたかも知れない技術であっても、
おそらく、これからの世界にとって肝要なモノづくりの民です。
そうして、日夜、訓練してくれている人たちもいる国民なのです。
Tags: GHQ, Ship of the Year, US-2, エンジニア, ゴムボート, ジャンボジェット, デザイナー, ドイツ人, トゥールーズ, ニュースキャスター, フランス, プロ級, モノづくり, ヨット, 世界, 事情説明, 冒険旅行, 台風, 名機, 命, 大東亜戦争, 太平洋戦争, 審査会, 岩国基地, 感動, 戦争, 技術, 救助, 救済, 救難術, 日本人, 機種, 水上飛行機, 海, 海上自衛隊, 海難救助, 温帯低気圧, 盲目, 継承, 肝要, 腕前, 航空機, 著名人, 行動, 訓練, 遭難, 遺伝子的, 飛行機, 飛行機製造技術, 飛行術
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
7月 9th, 2012 Posted 12:00 AM
永世中立国家を維持しているスイスは私には謎国家です。
永世中立によって「平和」のために、
全国民皆兵制、全ての住宅にシェルター設置は義務です。
スイスの防災マニュアルを読みました。
文字だけではなくグラフィックデザインとして、
本当に素晴らしく美しい本になっています。
まず、祖国ということ、
国の自由・国民の自由を定義しています。
これこそ「愛国」の基本でしょう。
あらゆる災害・戦時体制・原爆から死刑にまで、
国民がどう平和で安全に、
「いざ」という場合がとても懇切丁寧に、
おしゃれなイラストとともに編集されています。
国家転覆への情報対処・情報戦を
国民の認識方法まで述べられています。
「平和憲法」の文言にだけ頼っているわが国との違いを
あらためて、見直す必要があると思いました。
これは、憲法の具体的な行動規範です。
国民が平和で安全を確保する基準とは、憲法で制定していますが、
その具体的行動を「日常生活」でどう認識し、
しかも国民皆兵制ゆえに、成人は女性も武器訓練があります。
特に、私は、国家転覆の情報コントロールと死刑の記述は、
これなら国民全員が納得できると思いました。
スイスには死刑はありませんが、
国家維持を破壊する者や国家転覆者には、
絶対死刑というのは、説得制があります。
日本は、天災が一段と厳しい環境下にあります。
政党の嘘だらけの「マニフェスト」など不要です。
だれでもが分かりやすい、憲法を読むのではなくて、
具体的に、自分・家族・コミュニティ、そして国家が、
平和と安全を維持していく具体的な行動規範こそ、
安心国家の安泰性を確約するものと考えます。
Tags: いざ, イラスト, グラフィック, グラフィックデザイン, コミュニティ, コントロール, シェルター, スイス, デザイン, マニフェスト, マニュアル, わが国, 住宅, 全国, 具体, 原爆, 嘘, 国家, 国家転覆, 国民, 国民皆兵制, 基準, 天災, 女性, 安全, 安心, 安泰, 家族, 平和, 平和憲法, 必要, 思い, 情報, 情報戦, 戦時, 政党, 政府, 文字, 方法, 日常生活, 武器, 死, 死刑, 永世中立, 永世中立国家, 災害, 環境, 破壊, 確保, 確約, 納得, 絶対, 維持, 編集, 美しい, 義, 義務, 自分, 行動, 行動規範, 規範, 解説, 訓練, 認識, 説得, 謎, 防災, 防災マニュアル
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る