3月 31st, 2015 Posted 3:28 AM
ようやく高級な万年筆ブランド、さらに高級ブランドからのケース、
そして私が今、筆頭に選び抜いたスタイラスは、
私の万年筆収集から組み合わせて高級ブランド品に直しました。
無論、おそらくスタイラスでのここまで性能性アップを実体験しました。
もう一つは、これもブランド品である鉛筆ホルダーに、
私が使いこなしてきて最高の描き味のあるスタイラスにしました。
この二つで、iPadスケッチは私の力量では全く問題がありません。
iPadとスケッチアプリケーションの登場で、
ようやく私は、これまでのアナログスケッチ同様にまで、
デジタルスケッチが可能になりました。
この二つのスタイラスは、最適な重量感になっています。
万年筆ブランドから登場してきたスタイラスを、
同じブランドの最も私好みの万年筆に組み直すことができて、
正直私は驚喜してしまいました。
もう、これならどこでもスケッチが描けます。
さらに私はこのスケッチ基本をトレーニングする方法を創りました。
教育者として教えることができると思います。
スタイラスのペン先はおおよそ、3~4種類に分別できますが、
私は、この二つが最適だと推薦することができます。
万年筆ペン先をスタイラスに変換したモノは、多分使用すれば、
すぐに気づくことができるスムーズさがあると断言しておきます。
そしてiPadケースは、おそらく現在、このブランド品を超えるモノは
存在しないと思います。
なぜ、そこまで厳密さを求めるかというのは、
性能面と存在性を証左する効能性が備わってこそ、私の評価では、
やっと、デジタルスケッチのツールが進化したと思うからです。
MONTBLANC STARWALKER Stream Liner
HERMES iPad Special Color Case
STAEDTLER Pencil holder & Sus-Pen
Tags: iPad, iPadケース, iPadスケッチ, アナログスケッチ, スケッチアプリケーション, スタイラス, スムーズ, デジタルスケッチ, ブランド, ペン先, 万年筆ブランド, 万年筆収集, 力量, 性能, 重量感, 鉛筆ホルダー, 高級, 高級ブランド, 高級化
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1月 24th, 2015 Posted 12:00 AM
プロのデザイナーになって、デザインスケッチ、その描画では
鉛筆よりもボールペンを使ってきました。
だから、ボールペンもとても高価なモノやブランドモノもありますが
世界中どこに行っても手に入るボールペンが最も慣れています。
それこそ、欧州のデザインスタジオの多くのスタジオには、
必ず、このボールペンが置かれています。
ミーティングテーブルの上には、このペンだけが置かれていて、
とても素敵な環境だと感心したこともありました。
今自宅にあるのはこれだけでしたが30本ほど在るのは洒落ています。
ようやく私はPad上でスケッチを描くことと、
ボールペンスケッチの感覚が一致してきたように感じています。
それこそ、このブログで何度もスタイラスの試用を繰り返して、
その評価も書き残してきました。
それは、スケッチ描画でのスタイラスを見つけ出す作業でした。
最近は電動での静電気タッチのスタイラスがありますが、
私が試してきたのは、カナダのデザインスタジオが開発してきたモノ
このスタイラスが画面との接触程度が一つの指標になっています。
実際はやや細めなグリップですが、これとこのボールペンが
とても最適になってきたと、ようやく感じることができます。
プロは100%の技を自分のものにすべきだと思っています。
おそらく、100%の技を鍛えている職能は、プロのアスリートです。
だから、サラリーマンはとてもいい加減だと私は思っています。
自分の技、その力量が100%だというのは、自己判定できませんが、
プロのアスリートは勝負の世界ゆえにとても明確です。
私はプロは自分の力量は、デザイナーなら、まずスケッチ力、
だからその道具として、このボールペンとこのスタイラスとの感覚で
自分の感覚がデザイン表現では必ず一致してほしいと思っていました。
やっと、デザインスケッチ感覚が一致してきたと判定できます。
Tags: 100%, アスリート, カナダ, グリップ, スタイラス, デザインスケッチ, デザインスタジオ, デザイン表現, ブランド, プロ, ボールペン, ミーティングテーブ, 判定, 力量, 勝負, 感覚, 描画, 描画ペン, 洒落, 自己判定, 試用, 静電気
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1月 13th, 2015 Posted 12:00 AM
確かに私はオーディオ界からデザイナーになりました。
それだから、今なおオーディオ中心主義が私のデザイン中核です。
デザイン中核というのは単なる自然なことだと言明しておきます。
昨年末、もう20年近く相談をしているオーディオでは、
JBL4343のメインテナンス性を相談してきました。
フリーランスデザイナーになってやっと手に入れたスピーカーでは
名機中の名機です。けれども、4.5回メインテナンスをしましたが、
そろそろおそらく最後のメインテナンスをすべきかどうかです。
プリアンプはLINNであり、メインアンプはアンプジラですが、
もはや全てをLINNでもいいのかとさえ最近は考えてしまいます。
私はジェームス・ボンジョルノこそ最大の偉人だと思ってきました。
しかし2013年、彼はアンプジラ設計を最後に逝ってしまいました。
オーディオに関しては、もう決定的なブランドは10社程度です。
その中で、圧倒的にLINNのオーディオシステム観は優れています。
そのLINN から40周年記念誌サンプルが届きました。
無念なことは、私が連載を辞めた出版社ゆえ製本技能は最悪です。
しかし、40年の企業誌をまとめるに至ったデザイン理念表現でした。
おそらく、今、これだけのことをまとめられる企業は無いでしょう。
ちょうど私はある企業理念の再構築を監修させられているだけに、
これがプロの世界であり、日本企業が失ってきたコトだと思います。
最近はプロフェッショナルの仕事とはと明確な答えが見えています。
それは確実に感動を与え感激を思い出とし感謝を要請しています。
しかもその世界観の根底には義があり、情があり、善がありました。
情と善に囲まれた理の世界が義理の営みであるからこそ、
その義理環境に「美」が存在したことは確かでした。
この世界観を壊したいい加減さと曖昧さにプロフェッショナル性は
決して育成はされません。
育成されるどころか18世紀からの武器=銃弾が破壊してしまいます。
私は、40年の企業見本誌から聴こえてくるオーディオに、
プロフェッショナル観が見えてくる気がしてなりません。
正直、プロは確実に減少しています。
「アンプジラ・パワーアンプ(電質)の音響聴覚」
「わが家PCオーディオのセンターは、まず音像」
Tags: 40周年記念誌, JBL4343, LINN, アンプジラ, アンプジラ設計, いい加減さ, オーディオ, オーディオシステム, サンプル, ジェームス・ボンジョルノ, デザイン理念, ブランド, フリーランスデザイナー, プリアンプ, プロ, プロフェッショナル, メインアンプ, メインテナンス性, 中心主義, 企業理念, 企業見本誌, 偉人, 再構築, 善, 情, 感動, 感激, 感謝, 日本企業, 曖昧さ, 武器, 理, 環境、義理, 監修, 破壊, 美, 義, 育成, 製本技能, 要請, 連載, 銃弾
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11月 29th, 2014 Posted 12:00 AM
「ブランド」を語る、書籍、TV教育、企業・行政指導が流行です。
いわゆる「ブランド論」が盛んに、いや喧騒に語られています。
ところが、肝心な原意を語らずして、
なぜブランドは商業主義風的、経営主義風的な言説が可能でしょうか?
元来は、焼焦げた跡を意味していました。
それが、酪農での牛の烙印になることから、ブランドが始まります。
ところが現在は、酪農で、烙印を押すことは禁止されています。
それはよくわかるはずです。
烙印を押すというのは火傷をさせて「持ち主」を確定することです。
現在は牛の耳にラベルを付けることになっています。
このラベルのデザイン、この考え方はデザインから生まれました。
すなわち、ブランドはラベルになってしまったということです。
したがって、烙印からプラスチック製のラベルというコンテクストを
「ブランド論」では二つの文脈的な解釈が必要だということです。
烙印→ブランドは、その所有者がものそのものに目印をつけて、
明らかに区別していたということになります。
もう一つはラベル→ブランドは育成者がモノづくりに目印をつけて、
明確な分別をつけているということです。
そして最も重大なことは「アイデンティフィケーション」、
自己同一性という心理学で、すでにこの区別と分別は論理的にも、
デザイン手法として決定していたことです。
このことの断片も知らないブランド論は勘違いと大間違いなのです。
このことを語るコンサルタントは詐欺師と断言できます。
決まって、彼らがブランド論で「差別化」を発言します。
生産者を、商品を、企業存在を差別論で語り出せば、それは間違い。
なぜなら、ユーザーを差別化したところにブランドの区別と分別は
消滅しているということです。
ブランドを判別することを差別しているブランドこそ、
区別され分別されて、その差異性で決定付けられていることです。
「C.I.デザインの源流としての思想」
「ブランドを語る前に、ブランドマーケッティングの大欠点」
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10月 15th, 2013 Posted 12:00 AM
私がNゲージに興味を持つなんてことは無いと思っていました。
しかし、松岡正剛氏との対談という機会があるので、
やはり、懐かしい京福電車のモデル製作には、
どうしようもなく恋い焦がれてしまいその外観モデルだけを購入。
毎日これを眺めていましたが、物欲は結局収まらず、
電動車にするべく、その電動ユニットを収納して電気機関車に!
ワイフは、外観モデルを眺める私に「まるでオタク目つき」と。
なんと言われようが、これを電気機関車にしてから、
Nゲージが自分にも影響があるかを確かめました。
さて、日本の車両番号には独特な方式があります。
車両の種類・特徴・設備・電気の方式・用途・区別、
そして製造番号までがカタカナと数字で構成されています。
これは、「京福モハ1003」しか、手に入れることはできません。
でもそれに自分の思い出を重ねてみることにしました。
私が子どもの頃から高校生になるまでは、京福モハ3000系でした。
京福電鉄といえば、どうしてもワイフの出生地と実家のある、
嵐山線がブランド的には有名ですが、
私にとっては、幼少の頃、高校生になるまでは、
田園を走り、永平寺や三国という海岸までを走っていました。
子どものときに、「君も電車に運転手になりたいの?」と聞かれ、
「自分はすべての駅を監督する人」というのが夢でした。
正直、イヤな子どもだったかもしれませんが、
そのために模型機関車に夢を持ったのでしょう。
そして、残念ながら、Nゲージはやはり緻密さでは、きっと、
私はあくまでもZゲージに戻るでしょう。
これだけの大きさがあるならもっと正確で精密緻密さを求めます。
ワイフに言いました。「Nゲージはこれだけだから」と。
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9月 14th, 2013 Posted 12:00 AM
日本のモノづくりが低迷し国際的な敗北の原因のひとつに、
「ブランド」とか「ブランド・マーケッティング」があります。
元々、brandは北欧ゲルマン語系branderであり、
家畜に焼き印=brandを押し当てて、自分の物という目印です。
この原意ですら、今では、写真の牛のごとく、
焼き印=brandは廃止されてプラスチック製タグに変わりました。
焼き印ですら進化しているにも関わらず、
マーケッティングでの「差別化目印」が企業ブランドと呼ぶこと、
これは大間違いです。
地方行政にも商工関連には「ブランド新興」が普及して、
国策にも日本のブランド政策も大企業ブランド政策になりました。
つまり、商品存在を社会的な容認と認識価値の背景に、
「ブランド政策・ブランド戦略・ブランドマーケッティング」は、
日本の企業戦略を大きく歪めてしまったと私は指摘します。
書店にある「儲かるブランド関連・・・」とかの本を見る度に、
この本のままに、大企業の凋落は予想していました。
今や、かつてのbrand=焼き印は、プラスチックタグです。
やがて、色別だけのタグは進展して、電子化されてきています。
罪人が焼き印のごとく入れ墨を入れられましたが、
最近の先進国家では罪人には電子タグが足首などに付けられます。
それなら、brandは大改革されるべきです。
モノづくり背景である企業イメージ表示の変更です。
二つあります。
● 企業イメージ表示表現は企業アイデンティティの再構築
● 企業イメージはデジタル記号化された表示メディアの創造
すなわち、モノづくりによる純利益=プロフィットと
経常利益=ベネフィット=企業イメージ認知性の認識価値です。
私は、デザイナーに成った直後に、企業アイデンティティを
存分にデザインとして訓練されました。
だから、例えば伝統工芸産地や中小企業にC.I.展開しました。
さて、問題はアイデンティティのデジタルメディアを
モノづくりにどのように創造できるかだと提言していきます。
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8月 21st, 2013 Posted 12:00 AM
最近、企業はデザイン思想を単純に「ブランド」と呼びます。
「ブランド」の原意も知らない解説本が一杯出版もされています。
まったく、これは私にはブームにしか見えません。
基本的には、企業アイデンティフィケーションが欠落しています。
私は、ブランドを語る前に、企業アイデンティフィケーション、
つまり、C.I.=Corporate Identificationが大事です。
C.I.はデザイナー新人時代から鍛えられました。
そして、その思想的な源流には「エリク・H・エリクソン」。
彼が、「アイデンティティ」を定義しました。
したがって、彼の言説をC.I.に当てはめれば、
C.I.は「企業イメージの統一」ということではありません。
確かに、「アイデンティティ」を自己統一性と訳せば、
統一と言う言葉で、自己存在:企業存在に比較できますが、
私は「企業イメージの統合」としています。
彼の自己統一性にある人生の8段階説が見事に、
企業の成長も当てはめて考えることができます。
最も人間が充実する30代の活動をみれば企業30年説は事実です。
だから、私は企業の成長も、人間あるいは人格と一致しています。
確実に人間の生涯を80歳程度だと考えれば、
企業がその経験から知恵を働かし、最高の時期は80年でしょう。
だとするなら、なぜ、日本の企業は30年でしょうか?
1000社の企業が30年後には2.8社しか生き残らないこと。
しかし、300年以上の企業が3000社もあること。
この二つの事実を照合するときには、
企業はどう行動し、どう社会時代にあっての存在価値の問題です。
少なからず、「ブランド」=目印になる焼き印では表現不足、
「企業イメージの統合」としてのシンボル表現や、
企業人としての行動規範などがC.I.であり、「統合性」です。
私は、いつも企業と接するときには、
まず、その企業イメージと企業の存在性を確認します。
私は、まだまだこの源流的な思想を企業思想に重ねます。
そうすれば、もう不要な企業には消滅してほしいとさえ思います。
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8月 11th, 2013 Posted 12:00 AM
メガネフレームのデザインをしている私には、
瞳孔距離の設定と顔面から頭部周囲の適合化をねらって、
私のブランドでの製造企業とベンチャー・スカラ社で、
HMDは「スカウター」という名辞をして今も販売しています。
深夜のテレビ番組で紹介されて一時ヒットしました。
この造形であるプリズム反射が今も応用されているモノ、
グーグルグラスなどには大不満が残っています。
つまり、このプリズムと瞳孔距離設定は困難です。
この当時に、「ドライ・アイ」の問題が浮上しました。
モニターを見つめることで、目に負担がきているのは、
青色反応の生理現象以上に、角膜の乾燥が問題なことであり、
モニターの青色よりも、むしろ私は近赤外線の問題があります。
特に、モニターが「プラズマディスプレイ」は大問題が、
総務省も欧州からも問題視されていて、
その頃、欧州は日本からプラズマ輸出に規制をかけました。
結局、当時厳しく批判していた私までバッシングをうけましたが、
すでに、国内企業はすべてプラズマモニター生産は撤退しました。
この当時からすでに商品化してきた系譜を現在生かしています。
根本は、液晶や有機ELなどを光学系にどう実装するかでした。
ようやく、今進めている画像表示は実像と虚像の組み合わせです。
バーチャルとリアル画面を眼前に、
それも瞳孔距離はすべての人が異なっていますから、
位置選択ではなくて、自分の瞳孔距離を自己決定できるべきです。
そういう意味では、この商品化はある段階でしたが、
今でも、自分一人で十分にスマホにある映画は楽しめます。
そして、これもすべてがβチタン製ですが、
顔面装着性能は確実な設計にしています。
これもその当時に工学と光学と実装を眼球にメガネ化しました。
この経験は非常に大きかったと思います。
これまでのプレゼンテーション画面は、
明らかに未来を創出する「統合デザイン」の実例設計です。
こうした経験が、新たな「スカウター」デザインに繫がってます。
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6月 27th, 2013 Posted 12:00 AM
この審査委員長になって、私自身が昨日発表しました。
入賞作品10点から二つの部門でグランプリ2点です。
審査委員長として、挨拶をしました。
そして、私が驚いたのは毎年この見本市は大きくなってきました。
入賞作品、グランプリは、日本が選んだ最高のモノです。
私は、この審査に関わってきて言い続けてきたことは、
文具は日本が最高品を毎年毎年開発していることです。
そうして、部門は、当初から「デザイン部門」と「機能部門」。
この部門分けにはすでに伝統がありましたが、
私は、なんとしても「国際文具・紙製品」において、
「デザイン部門」は文具としての、
最適解の美的な性能・効能・機能の問題解決であり、
決して、デコレーションではないことです。
その中でも、機能において最も勝ったモノを「機能部門」。
今回も確認のためにこの話をしました。
ようやく、このことを理解していただいた企業が、
それぞれのグランプリを取りました。
グランプリ部門は、この日に発表されるために、
挨拶を求められますが、私が嬉しかったことは、両部門ともに、
代表取締役が見えて、デザインの核心=機能・性能・効能を
両者が十二分に理解していただいていたことです。
なぜこれらの10点が選ばれているかはきっと理解されるでしょう。
さらに、審査委員会は、このアイテムに精通していることと、
日本の通念・タブーは全く無視していることです。
それは、たとえ二年連続であったり、一度グランプリだからと、
このような選出はしていません。
当然、このアイテムでは知り尽くされているブランドならば、
本当に徹底したデザイン開発を再検証します。
この領域に商品展開をし始めた企業はそのプロ性を検分します。
さらに、新たに最初の商品化をした企業の提案も、
企業の大小などには全く拘っていないことです。
文具は、衝動買いの対象になるほど、
とても日常的で、よくこれほどの低価格でと思えるのですが、
「良いデザインの性能・効能・機能」を精査して
審査委員会は選んでいるというこは明白です。
いづれ、日本文具大賞から国際文具大賞に進化することです。
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5月 2nd, 2013 Posted 12:00 AM
これは単純には市松模様にすぎません。
しかし、著名ブランドがしたたかに商品シリーズに加えると、
それですっかりそのブランドの決定的な商品価値、
いや記号価値になってしまいます。
私自身もこのブランドのこの記号価値を日常に取り込んで、
どこまで自分のアイデンティティと重ねられるのだろう、と、
取り組んで使ってみています。
もちろん、それは弱点も少なからずありますが、
現代の流行現象に覆い被さっていて、
元来は「市松模様」であったことが、
すっかりこのメーカーのオリジナリティに変化しつつあります。
しかし、日本刺繍での「市松模様」とは
明確な違いには至っていません。
私の祖母は日本刺繍を教えていました。
刺繍というのは世界各国にありますが、その国独自の手法です。
その手法は、中東・アジア・オセアニアに根付いたモノです。
とりわけ、わが国は自然界と幾何学系に独特の図柄があります。
祖母が残してくれたとても分厚い見本帳が見つかりません。
ほとんどが私の記憶の中にあります。
したがって、刺繍のそれも幾何学模様で、
「市松模様」には常に注目をしてきました。
そしてこの市松模様が、
実は現代テクノロジーで見事に開花したのです。
それはコンピュータ・モニターの液晶での
ピクセルであり、2009年には英国でついには、
「Bits from Bytes」で、これは点から線になりました。
私が、光造形で発見した、
「点(ピクセル)はやがて正方形に至る」というのは、
実際上は、この「市松模様」だったわけです。
私がこの模様をデザインで現代に持ち込んだのは、
一人のインテリアデザイナー、デザインチームと、
このブランドだったと思ってます。
このブランドのシリーズを日常化のモノに適用するたびに、
次世代にもこの「模様」そのものが、
新技術・新素材・新記号になると思っています。
Tags: 2009年, Bits from Bytes, アイデンティティ, アジア, インテリアデザイナー, オセアニア, オリジナリティ, コンピュータ, シリーズ, デザイン, デザインチーム, ピクセル, ブランド, メーカー, モニター, 世界各国, 中東, 光造形, 商品, 商品価値, 図柄, 市松模様, 幾何学, 幾何学模様, 弱点, 新技術, 新素材, 新記号, 日常化, 日本刺繍, 次世代, 正方形, 流行現象, 液晶, 点から線, 現代, 現代テクノロジー, 祖母, 自然界, 英国, 見本帳, 記号価値, 開花
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