kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘行為’


『贈与と収賄が「新しい生活様式」の経済様式』


   


     8月 15th, 2020  Posted 10:55 PM

コンビニに行ったら、私の社名どおりの「オー・ザック」がありました。
OUZAKはカズオの逆読みです。
これで、お客さんに瞬間的に贈れると思いました。
そこで、 贈与と収賄がレビ=ストロースの
「野生の思考」などが思い浮かびました。
贈与と収賄が、今も法的な大きな罪になっています。
それが現代の社会構造が「経済社会」になっているという罪悪感なのです。
ひょっとすると、贈与と収賄が
今後の「新しい生活様式」を成し遂げるかも知れません。
私は贈与と収賄をもう一度再考するべきかなと思います。
 ■ 贈る行為=経済
 ■ 受けとる行為=経済
 ■ 返すという行為=経済
こうした行為=経済は新たな生活様式に必要なのかも知れません。
もはや「経済社会」での贈る・受け取る・返す、という
現代の経済を壊すのかも知れません。
「オー・ザック」というお菓子で、「贈れる」と思った瞬間でした。


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7月29日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 29th, 2020  Posted 12:00 AM

7月29日 友引(癸酉)

『分別としてのデザイン』

モノの差別化は、
社会差別観肯定の
懐疑無き無分別な
行為である。

artificial heart:川崎和男展


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4月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     4月 13th, 2020  Posted 12:00 AM

4月13日 大安(丙戌)

壁に時計、
というのは、
すでにインテリアをデザインしていく
基本的な行為になっている。

そこで、
その時計に
「何が意図されてくるのか」ということに
つながるが、
これには、
「時計」の造形をどこかで凌駕した
発想が要求されるわけだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』16 時の経過と瞬間


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4月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     4月 12th, 2020  Posted 12:00 AM

4月12日 仏滅(乙酉)

時計を壁に掛けるという行為は、
空間に絵を飾るということとは
まったく意味が異なっている。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』16 時の経過と瞬間


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3月7日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 7th, 2020  Posted 12:00 AM

3月7日 友引(己酉)

デザイン意図は、
単なる思いつきで形態化できたモノに、
あたかも最初から意図したごとく
アリバイづくりという
確信犯的な行為である。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』14 意味論としてのデザイン


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2月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 20th, 2020  Posted 12:00 AM

2月20日 先負(癸巳)

作品とその懐胎の行為の間の隔たりは、
絶対的なものである。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』14 意味論としてのデザイン


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10月6日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 6th, 2019  Posted 12:00 AM

10月6日 仏滅(丙子)

デザインという行為が
かたちの「記述」であって、
その記述という機能が、
顕在化するときに、
ある美しさを万一にでも
感じ取れる=知覚できるレベルならば、

その機能は、椅子ならば座り心地は
どうだろうということを
モノが語りかけてくれる
ことになってしまうわけだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』10 輪郭線での記述手法


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9月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 14th, 2019  Posted 12:00 AM

9月14日 大安(甲寅)

棚にはモノを置く。
そのモノの置き方、配置の仕方は、
開放された収納である。しかし、
収納することで棚は人から
分類的な行為を引き出そうとはしない。

それゆえに、
モノを置いておくという形式に
なってしまうわけだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式


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『久々の「商品発表会」AXIS、9月12日・13日にて』


   


     9月 6th, 2019  Posted 12:00 AM

久しぶりに「AXIS」で商品発表会をやります。
かつて、「AXIS」で初めての展示会から
世界にも飛び立つことができました。
デザイナーとしての47年間のうち、22年もの間大学人でした。
今、デザイナーとしての新鮮な活動時期を迎えています。
ようやく2年間の開発を経て製品から商品になりました。
歴史的には「イスやソファーは日本には無かった」とされていますが、
私はこの事に対して
「禅家所乗物」・「独搨」・「發子」があると発信してきました。
言葉だけでなく、作品も制作と展示もやりきってきました。
私は人より多くの時間「座っています」から、
この行為、動作、姿勢、体勢、体位に
関心を持たない訳にはいかず、
節目にはそういった経験と知識から
デザインをする機会をいただける幸運に感謝しています。
今回、私の商品発表会では、会社創立70周年の
企業の未来へとつながる新たな「イスとソファー」を
組み合わせたデザインを発表します。
ソファーはパーマネントコレクションにはならなくなってきました。
永久収蔵作品にセレクトされる、あるいはレガシーとしての作品には、
いわゆるインテリア用品で使用されるウレタンフォームは
博物館、さらには美術館も取り上げてくれません。
揺るぎない存在のため「素材開発」に徹底的にこだわりました。
インテリア、室内装飾、デコレータなどに関する今回の私の提唱は、
クライアントから見れば「哲学的」と思われています。
大学人から今一度、マルイチから私のわがままを許してくれたのです。
デザイナーとしての私だから出来ることを考えています。


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8月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 12th, 2019  Posted 12:00 AM

8月12日 赤口(辛巳)

「つくる」という行為に対しての
デザインではなくて、
「成る」ということに対しての
デザインのあり方、
デザインのためのイメージが
必然になってきているのかもしれない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』8脱構築という命題


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