kazuo kawasaki's official blog

6月26日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 26th, 2023  Posted 12:00 AM

6月26日 先勝(乙卯)

アクリルという素材の
持つ力をとらえたとき、
「内密性」という
引き出しを宙に浮遊させて、
重力という理性から引き出しを
解放させたい、
というある種の必要性がクラマタの
なかに生じたのだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

6月25日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 25th, 2023  Posted 12:00 AM

6月25日 赤口(甲寅)

構造とは本来は、
多種な素材あるいは一種の素材でも、
寄せ集めてプラス化させる。
とすれば、
集中した造形に至ることは
当然である。
が、
この構造を消滅させることに、
アクリルを使用した。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

6月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 24th, 2023  Posted 12:00 AM

6月24日 大安(癸丑)

つまり、
引き出しのある家具は、
引き出しが主体だが、
その引き出しである機能性のための
構造であることを「消滅」
させてしまった。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

6月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 23rd, 2023  Posted 12:00 AM

6月23日 仏滅(壬子)

クラマタは、
アクリルの分析を、
物性と物質のイメージで
果たした。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

6月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 22nd, 2023  Posted 12:00 AM

6月22日 先負(辛亥)

アクリルとクラマタは
明らかにパートナーであった。

こうした素材に出会ったことは、
デザイナー冥利だと思う。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

6月21日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 21st, 2023  Posted 12:00 AM

6月21日友引(庚戌)

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物・もの・モノを
語るときには、必ずや、
物性・物質・物理という分科学性の
厳密性=エグザクトサイエンスを
デザインは語り切らなければならない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

6月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 20th, 2023  Posted 12:00 AM

6月20日 先勝(己酉)

私は、
「素材」と「自分」を
結合させていくことを、
どこから手に入れるかは
デザイナーにとって
重大な問題だと思う。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

6月19日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 19th, 2023  Posted 12:00 AM

6月19日 赤口(戊申)

私は、
クラマタの素材論、
それは物質論としてのアクリル、
物性学としてのアクリルを、
あくまでも、
デザイン意欲の対象として、
素材の質と性への制御として
とらえ直したい。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』5アクリルの生涯連鎖

6月18日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 18th, 2023  Posted 12:00 AM

6月18日 大安(丁未)

クラマタの「引き出し」を
開けてみるのは、
デザイナーという職能家の
務めだと私は思う。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに

6月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 17th, 2023  Posted 12:00 AM

6月17日 友引(丙午)

デザインの途中で、記憶が
「思いついたこと」を
浄化してくれるのかもしれない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに