7月 1st, 2013 Posted 12:00 AM
無差別に切りつける、
そのような人物はどんな時代にもいるでしょう。
とても無念なことです。
しかもそれが小学校の児童たちを餌食にする、
そんな犯罪者が最近はやたらと増えてきました。
あるいは集団登下校がルールになっています。
私の時代には下校では必ず道草をしたものです。
学校からの道草がどれほど楽しくしかも偉大な遊びでした。
わが国ほど、現在も世界中での「安全性はトップ」ですが、
日本の安全性こそ「交番」がKOBANと言う国際語になりました。
しかし、集団登下校の安全性まで破壊されてしまったようです。
その行列に無謀運転者が殺人事件を起こします。
そしてその犯人には信じられない「人権裁判」が行われます。
したがって、無差別の児童殺傷事件があった小学校には、
「学校の防犯の研究機関」まで設置されています。
私の「危機管理工学プロダクトデザイン寄附講座」では、
防犯、特に児童保護や学校での防犯対策も大きな使命です。
この講座は、正式には今月末に大阪府警察本部長の、
基調講演からスタートすることになっています。
それだけに、「また、児童への危機管理は?」ということで、
なんとかプロダクトデザインでの「難問解決策」を考えています。
私の方針は、もっと警察装備のデザイン化があります。
米国では、学校で射撃犯罪事件がありますが、
学校にも機関銃までも設置すべきというような発想は大間違い。
防犯と警察の社会的な権力構造の変革が必要だと思っています。
警察大学校でも幹部候補生には「デザイン」の講義をします。
これは私の生い立ちに直結しているのです。
なぜなら、私はノンキャリアであった刑事の息子であり、
父は最終的には福井県警の警視正として刑事部長でした。
だからこそ、防犯とデザインの関係においても、
このような事件を見るたびに、とても焦ります。
まして、犯人が精神障害だったと聞けば、
このような事件を起こす犯人はすべて精神障害者ですから、
決まって生ぬるい人権先決裁判そのものが間違っていると思います。
Tags: KOBAN, デザイン, デザイン化, ノンキャリア, ルール, 交番, 人権裁判, 児童, 刑事の息子, 刑事部長, 危機管理, 危機管理工学プロダクトデザイン寄附講座, 基調講演, 大阪府警察本部長, 学校, 安全性, 小学校, 幹部候補生, 日本, 時代, 機関銃, 殺人事件, 無差別, 無念, 父, 犯人, 犯罪者, 研究機関, 社会的な権力構造の変革, 福井県警, 米国, 精神障害, 講座, 講義, 警察大学校, 警察装備, 警視正, 遊び, 道草, 防犯, 防犯対策, 集団登下校, 難問解決策
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6月 21st, 2013 Posted 12:00 AM
大阪大学を定年退官して、
現在は特任教授にて研究室はインテリアを変更し残っています。
大学人のときは、論文指導はしていましたが、
今年はすでに3本論文を 1st Authorとして国内外に書きました。
このブログで2本目を紹介します。
前回は、自動車技術関係、今回は、機械工学領域が相手でした。
両方とも東京大学系からの「依頼論文」です。
これからは「危機管理デザイン工学」そのものの学域定義が目標。
この専門家としての博士を阪大中心に養成していきたいのです。
したがって、この2つの論文も、「March 11.2011」という、
自分の生涯で経験したくなかった国難が背景ですが、
もはや、日本という国家での「技術とデザイン」の学際化が目的。
特に、機械工学という問題解決の手法と、
デザインという問題解決の手法との境界の明示、
そうして両学域の融合点の発見についてです。
今回、初めて「形態の言語化と言語の形態化」を基点にしました。
つまりデザイナーは造形をして形態をつくることになっています。
少し難しく言えば、造形した形態は「言語」です。
だから、私はこれを「造形言語」と「形態言語」と呼んでいます。
「造形言語」=designing language=デザイン造形した形態。
「形態言語」=designed language=デザイン解決された形態。
この二つを次のように、「記号論」で再解釈・再定義します。
designing languageとは、意味する・表現形態であり、
designed languageとは、意味された・内容形態です。
この「記号論」あるいは「記号学」にデザイン、デザイン解決、
その最適解が造形する意味のある形態と、
造形されているから意味されている形態という関係があるのです。
もう少し難しく付け加えると、「記号論」的には、
designing language=造形言語=表現(Signifiant)言語と
designed language=形態言語=内容(Signifie)言語です。
これが、デザイン実務である問題解決で、
● 話題・応答
● 課題・回答
● 問題・解答
このそれぞれへの答として、
デザインと機械工学との学際性についてがこの論文です。
Tags: designed language, designing language, Signifiant, Signifie, インテリア, デザイナー, デザイン, 依頼論文, 博士, 危機管理デザイン工学, 問題, 問題解決, 回答, 国内外, 国家, 大学人, 大阪大学, 学域定義, 学際化, 定年退官, 専門家, 形態の言語化, 形態言語, 応答, 技術, 日本, 東京大学, 機械工学, 特任教授, 研究室, 答, 自動車技術, 融合点, 解答, 言語の形態化, 記号学, 記号論, 話題, 課題, 論文指導, 造形言語
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6月 19th, 2013 Posted 12:00 AM
この審査委員になってもう6年目です。
「Car of the Year」はとてもよく知られていますが、
船舶にもこうした船舶・造船生産への顕彰制度がありました。
正直なところ審査委員になるまで知りませんでした。
私の恩師・平野拓夫元金沢美術工芸大学学長が創設以来、
審査委員長を務めておられます。
私はグッドデザインでも船舶審査は知識も無く避けてきましたが、
「関西海洋教育アライアンス」で「海洋デザイン戦略論」を、
これも恩師からこの学会に「やらせるべき」とのことで、
最初は大変な思いで勉強もしましたが、今、大好きな分野です。
「戦艦大和」を造る程の国家でしたし、
日本は、造船では世界トップだと思ってました。しかし、
無念ながら、漁業産業にしても年間所得280万円程度であり、
ノルウェーの年間990万円と比べると、国家戦略が必要です。
だから、随分とこの日本が「海洋国家としての立場」は、
脆弱で弱々しくなってきています。
だから、私はなんとしても海事・港湾・船舶・造船は、
「デザイン戦略とデザイン必要」を訴求する立場と考えています。
ようやく、グランプリ選定でも議論が白熱してきましたが、
船舶造船業界での「デザイン認識」は30年遅れていると思います。
この3年ほどで、急速充電のハイブリッド船舶も出てきました。
しかし、わが「海洋国家」を取り囲む問題が山積しています。
わが国家が牽引してきた国際規格は日本不利に追い込んでいます。
また、ソーラーバッテリーとリチウム電池駆動や、
バリアフリー船舶の一般的な語り方にも、
私には科学的根拠不足、制度未完性を見抜くことができます。
私はなんとしても、造船業界に、
インダストリアルデザインを、
プロダクトデザインを、
デコレーション=デザインという認識を絶対に改めていただき、
次世代デザイナーも、デザイン教育界も、
「海洋デザイン戦略」を持ち込んで、
世界でトップ産業にするべきと考えています。
海賊がいて、サメと闘い、地球港湾や北極海の地球異変まで、
この産業界は「デザイン革新」されるべきだと主張しています。
Tags: Car of the Year, インダストリアルデザイン, グッドデザイン, グランプリ選定, ソーラーバッテリー, デコレーション, デザイン, デザイン必要, デザイン戦略, デザイン教育界, デザイン認識, ノルウェー, ハイブリッド船舶, バリアフリー船舶, プロダクトデザイン, リチウム電池, 世界トップ, 制度未完性, 勉強, 北極海, 国家, 国家戦略, 国際規格, 地球港湾, 地球異変, 学会, 審査委員, 急速充電, 恩師, 戦艦大和, 日本, 次世代デザイナー, 海事, 海洋デザイン戦略論, 海洋国家としての立場, 港湾, 漁業産業, 産業, 知識, 科学的根拠, 船舶, 船舶審査, 船舶造船業界, 議論, 造船, 関西海洋教育アライアンス, 顕彰制度
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6月 11th, 2013 Posted 12:00 AM
「スカウター」と名付けました。
エスノグラフィーという民族の個人的な、
視覚性と情報性を考えて見れば、そこに必要な情報を。
この思考を20年熟考してきたのかもしれません。
大学人になる前に、ある大企業とある省庁とへの提案は、
すぐにベンチャー企業ができました。
しかし、この発想はとても早すぎたのでしょう。
「売れること」より、技術進化の方向を示していました。
1996年、大学人になって、
この提案は「ディレクター」で制作し中国の学会で発表しました。
それ以来、私にとりついた技術展開概念とデザイン対象でした。
私は「映像」を全体像で追いかけてきた実感があります。
当時思いついていたアプリケーション、
自転車競技、カーレース、学術用途、医学・手術、音楽など、
この領域にこれは最適な、言わばヘッドマウントディスプレイ。
私が、気づいたのは、
目の前が真っ暗な映像が見えるモノは船酔いすることでした。
これは人間の生理がまったく受け付けない代物ということです。
にもかかわらず、未だにこの商品化をしている企業は実験不足。
話題になっているGoogle Glassは、
元のアイディアは日本産だと断言できます。
現在、評価版があるらしいのですが、
私は根本で4つの疑問を持っています。
今それを明らかにすることはできませんが、
この4つを日本が進化させたなら、
彼らのあの商品価値は劣ることは間違いありません。
20年前の発想は、何も変える必要はありません。
私は、「技術がデザインを実現できなかった」と思っています。
ということは、
デザインは常に技術への提言を持っているべきだと考えます。
たとえば、Apple社は、かつて「Knowledge Navigator」という、
パソコンが秘書になることを提言していました。
現在すでに、iPadであれ、Cloudであれ、
私たちの日常には、当時のデザイン思考以上の志向性があります。
デザインは100年先を考えていいわけです。
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6月 5th, 2013 Posted 12:00 AM
「革新」=イノベーションはすでに同義語になっています。
それは、それなりに私もいたしかないことと思ってきました。
しかし、講義では常に、原意=この言葉創出者に触れます。
ある企業やある地方の策定にこの言葉が氾濫しています。
このブログでも、検証してもらえば、
「イノベーション」については、要所要所で記載してきました。
もう一度、この言葉の原意発生から、
今日まででは相当に変貌しています。
創出者は、あのシュンペンターであり、
「コンバイネーション・独」の英訳が氾濫して、
日本の「革新」と結びついただけです。
端的には革新とはコンテクスト=歴史性の上澄みに結合しただけ。
資本主義は当初から混乱は予想されながらも、
やがて人類の知恵は、この段階に留めて保守性の確立だけに、と、
こんな想いに集中していたはずです。
案の上、シュンペンターの予測は2年前、
1929年には「世界大恐慌」で資本主義は錯乱状況になります。
当然ながら、わが国もすっかり巻き込まれて、
小さなわが国は、黄色人種の独立・人種差別に立ち向かいます。
結果は敗戦して以後、この悲しい歴史に振り回されているのです。
私たちは、「革新」の原義と「新結合」を二つ証左しながら、
これからの「イノベーション」を創り出すことが肝要です。
すでに、資本主義が、あの中国ですらむりやり市場経済主義。
この基本に、専制的に支配しているにすぎません。
それが彼ら、一部の「革新」だと言っていいでしょう。
資本主義での生産要素の新結合、その論理的解釈には、
シュンペンター自身ですら、「やがて崩壊」とまで達しています。
ところが、日本の「革新」は、
「皮革」をピーンと張り伸ばしておいて、刃物を入れるのです。
それは「新」文字同様に、樹木に刃物で切り分けたもの相応です。
私は、日本流の「イノベーション=革新」こそ、
すでに、大恐慌を予知した時代から切り離して、
日本流を国際化するべきだと考えています。
「イノベーション」キーワードで、
このブログから解釈様々を読み直してください。
Tags: イノベーション, キーワード, コンテクスト, コンバイネーション, シュンペンター, ブログ, 世界大恐慌, 中国, 人種差別, 企業, 保守性, 刃物, 創出者, 創始者, 原意発生, 同義語, 国際化, 地方, 市場経済主義, 支配, 敗戦, 新結合, 日本, 日本流, 歴史, 歴史性, 独, 独立, 生産要素, 皮革, 英訳, 言葉, 論理的解釈, 講義, 資本主義, 革新
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5月 27th, 2013 Posted 12:00 AM
確実に「自分だけを信じ込む」こと。
正直、私の想像力、直感、断言する予知は、
世界が気づくまでには10年はかかるのだろうと思っていました。
フランツ・カフカに自分が魅せられたのは、
「職業」と社会、彼らの大きな教会観はそのまま、
私には産業・企業・デザイン界が社会観と同値でした。
2004年にこの作品を発表し、
2006年には金沢市に買い上げられましたが、正解だったことを、
現在はとても強く、あらためてやっと叫ぶことができます。
わが国は、いつまでもLSIが、
産業の「米」=日本の資源だという錯覚を捨てるべきです。
もし、現代文明の諸悪の根源を上げるとするなら、
アトムとビットの関係、その根底にある集積回路=LSIです。
もし、今後も日本の「米」にするには、
マイコン発想と設計には日本人が必務だったように、
再発想と再設計をし直すモノになってきたと思います。
フランツ・カフカの有名な「変身」の書き出し、
「朝、起きると私は虫だった」、というのがありますが、
むしろ、それよりは「流刑地にて」が参考になると思います。
この物語りに登場する「図案家」をデザイナーとすれば、
なぜか、自分に覆い被さる気がします。
人間は感情に支配されればされるほど、
陰の世界に閉じ込められます。
感情=陰という中国的な解釈は見事に当てはまるのですが、
感情の陽性化=Don’t let me down!でLSIに取り組み直すことです。
私は、これまでいつも10年先を突っ走っていると自覚し、
思い切り、時代と共時できずに落ち込みますが、
実装設計の現場に問題をデザインで提示しながら、
なんとしても、わが国こそ「革新をリード」できる国だと、
思い続けてきました。
電子回路が複雑、つまり、私たちの電子への要望が強まれば、
そのままに、LSIは発熱します。
10年前の予測、自分の未来感への予知は的中していたようです。
これを解決出来る胆識が、
今の日本には、残念ながら非在だと言わざるをえません。
Tags: 10年, 2004年, 2006年, Don't let me down, LSI, アトム, カフカ, デザイナー, デザイン界, ビット, フランツ・カフカ, マイコン発想, リード, 世界, 中国的な解釈, 予知, 企業, 作品, 再発想, 再設計, 参考, 図案家, 変身, 実装設計, 強く, 想像力, 感情, 感情の陽性化, 教会観, 断言, 日本, 有名, 朝, 未来感, 根底, 根源, 正直, 正解, 流刑地にて, 物語り, 現代文明, 現在, 産業, 発表, 登場, 的中, 直感, 確実, 社会, 社会観, 米, 職業, 自分, 自覚, 虫, 複雑, 覆い被さる, 設計, 諸悪, 資源, 金沢市, 錯覚, 陰の世界, 電子, 電子回路, 革新
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5月 24th, 2013 Posted 12:00 AM
人間はほとんどの人が長寿を願っています。
「長生き」することの大事さを最近わかります。
私が「人工心臓=Artificial heart」にたどり着いたのは、
人工心臓がArtとartで挟まれた言語性が象徴しているのです。
「芸術性・新たな革新」にほかなりません。
本当は光造形が日本の発明であり、
その進化は「生体医工学でのマイクロ&ナノテクノロジー」にて、
その進化を成し遂げました。
日本の高密度な技術進化は、人間の寿命に結びついています。
現在、日本人の寿命年齢と健康年齢では10年の格差があります。
つまり、寿命つきるまで生きるほとんどは病院介護が必要です。
ところが、健康寿命はその人たちより10年早く逝ってしまいます。
命果てるまで要介護者が必要ゆえに、医療制度や税金が必要であり、
健康年齢での死は、脳溢血や心臓障害などで10年早く死亡です。
この根本的な理由は、
わが国の工業産業での技術進化は見事に敗戦からも復活しました。
しかし、ポスト工業社会のままでは、
情報社会への対応は大変に遅れたということです。
たとえば、プロのデザイナーとして、
「世界の何とか標準にわが国は準じていないから・・・」とかを
よく耳にします。
私は明快に、
「そんな世界基準こそ、わが国、クライアントが創ればいい」と、
主張すれば、私との敷居が高いと言われます。
しかし、世界の動向に、デザインは、
その先手=ガンビットを打つことですし、
私も60代ですから今後が見えてきています。
結局、「人造人間」というロボットに技術は集中しますから、
ヒューマノイド、メカノイド、アンドロイド、アバターへと
実際は工業時代成果と情報時代成果の二つの技術は、
さらに、
遺伝子制御技術・光重合技術・電磁波制御技術が加わるでしょう。
そうして、
その工業技術・情報文化・遺伝子制度・光制御文化・電磁波進化、
この五つが必ず、光造形から3Dプリンターを実装置として、
アンドロイドとアバターの創出に向かうものと思います。
そのための「問題解決」の解答は、
ロボット学者・石黒教授の新書である
「糞袋(くそぶくろ)の内と外」に記載された、
「人間とは何か、何が人間か」になるでしょうかという著作に、
その重要なヒントがあるようです。
これが、今の私の60代の、プロとしての想像です。
Tags: 3Dプリンター, 60代, Art, Artificala heart, アバター, アンドロイド, ガンビット, クライアント, デザイナー, デザイン, ヒューマノイド, ポスト工業社会, マイクロ&ナノテクノロジー, メカノイド, ロボット, ロボット学者, 世界, 世界の動向, 世界基準, 人工心臓, 人造人間, 人間, 人間とは何か、何が人間か, 健康年齢, 先手, 光制御, 光造形, 光重合技術, 制度, 創出, 問題解決, 実装置, 寿命, 工業産業, 復活, 心臓障害, 情報社会, 想像, 成果, 技術進化, 敗戦, 敷居, 新書, 日本, 標準, 生体医工学, 病院介護, 発明, 石黒教授, 税金, 糞袋の内と外, 脳溢血, 芸術性, 要介護者, 解答, 言語性, 象徴, 進化, 遺伝子, 遺伝子制御技術, 長寿, 電磁波制御技術, 電磁波進化, 革新
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5月 22nd, 2013 Posted 12:00 AM
これは厳密にはいわゆる数学でのクラインボトルではありません。
しかし、3Dの造形においては、
「造形システム」での手法や装置が極めて重要です。
たとえば、
なぜ、Desk Top Publishing=DTPが時代要請だったのだろうか?
この質問に戻らなければなりません。
DTPではPostScriptというOSが無償でユーザーに供給されました。
結果、PageMakerというレイアウトソフトは1986年に生まれ、
Illustrator88がその期待の元に出てきました。
世の中はレーザープリンターの印刷精度値を進化させるのです。
商店街から「軽印刷業」が消滅を始めました。
これは2Dの「版」離れを意図した世界観的な存在感、
少なからずパソコン自動製版と呼ばれた革新でした。
同時期に日本では光造形という実験成果で特許を求めましたが、
見送られた現実がありました。
2Dの世界観を3Dに求め始めるのは当然でした。
その一人がデザイナーの私だったのかもしれません。
明確にニュージャージーのベンチャーとプリンストン大学が、
「歯車」をすでに実現していました。
私は、この装置が欲しく、3D-CGと3D-CADを学ぶために
ベンチャーの本社(トロント)で二夏訓練を受けました。
3D-CGでは、Natural Phenomenaという
今では当たり前の、水と水飛沫や燃える火、夕焼け表現でした。
しかし、私の頭の中では、金型=「型」から解放される、
そんなモノづくりを夢見ていました。
光造形のクラインボトルは、
「何のため?」とどれだけこれまで聞かれたことでしょうか?
想像力のある人は、
金型では決して出来ない自由な表現や実務対象を見つけました。
そこで現代では拳銃やマシンガンさえ3Dプリンターでの
実現可能性が明確になり始めてしまいました。
わが国、日本の技術進化=「技」の系譜は、
はっきりと光造形の下敷きの上に、
3Dプリンターの「技」が確かめられることが分かりました。
このクラインボトルの形態を自由に変形させ、
かつ様々なイメージをそのまま造形化するのに、
廉価な3Dプリンターでもここまで出来ること、
これが重要だということです。
Tags: 1986年, 2D, 3D, 3D-CAD, 3D-CG, 3Dプリンター, DTP, Illustrator88, Natural Phenomena, OS, PageMaker, PostScript, イメージ, クラインボトル, デザイナー, トロント, ニュージャージー, パソコン自動製版, プリンストン大学, ベンチャー, マシンガン, ユーザー, レーザープリンター, レイアウトソフト, 下敷き, 世界観, 光造形, 印刷精度値, 商店街, 型, 変形, 夕焼け, 夢, 実務対象, 実現可能性, 実験成果, 廉価, 形態, 想像力, 手法, 技, 技術進化, 拳銃, 数学, 日本, 時代要請, 歯車, 水, 水飛沫, 消滅, 無償, 燃える火, 版, 特許, 現代, 現実, 系譜, 自由, 表現, 装置, 解放, 軽印刷業, 造形, 造形システム, 進化, 金型, 革新, 頭の中
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5月 21st, 2013 Posted 12:00 AM
私がこのところ連続してここで記載してきたこと、
それは3Dプリンターの未来への真偽でした。
昨日、3Dプリンターでクラインボトル、
それも鎖状につながったモノが、ある「技」で送付。
FBに記載したら、目的は?とか、
出来たからそれがどうした?、という質問がありました。
私は面倒だから、
それが分からないなら、デザイナーなど辞めれば、
教えることも辞めればと、ほとんど呆れました。
そのような質問は、デザイナーでも教員でも時代遅れ。
私が、このところ米国ブームの3Dプリンターを、
日本の「技」こそ、必ず乗り越えることを主張していました。
だから、モノづくりに関わっていれば、
「型」と「版」で19世紀から生産が縛られていたこれまでから、
本当の「革新」ができると考えてきました。
現に、光造形も日本の発明でありその技術進化が、
「ナノテクノロジーと生体医工学の進歩」になったこと、
こうしたことがこれからの日本の技術だと思っています。
したがって、ブームの真偽性を確かめるならば、
● 光造形のデメリットが3Dプリンターのメリット?
● 3Dプリンターのデメリットが光造形のメリット?
こうしたことがありうるのだろうかと、
わが国で3Dプリンターの「技」ある人物たちにお願いしたのです。
相当にデータのバグやら、どのように造形していくかは、
トポロジーの空間内の形態化でなければなりません。
もし、これが可能になれば、
私たちの工場は、自宅のテーブルの上になるでしょう。
それは、現代文明の革命になります。
革命=イノベーションを提案した人物は誰だったでしょうか?
彼は、イノベーションの効果後まで予測していました。
まさに、現代はその緊縛性の中に世界と日常性があるのです。
しかし、廉価な3Dプリンターに「技」が加われば、
ここまで完成させることができます。
あとは、精度や素材の問題であり、データの需要供給だけです。
そして「何を創るのかでしょう」。
「誰ができるのでしょう」、
「さらに進化は?」ということです。
今や、3Dプリンターで銃器がつくれるという問題などは、
銃器の概念とその構造や効能性という社会観に問題です。
私は、この実験によって、
日本でこそ、この「技」で革新のリードができると思っています。
Tags: 19世紀, 3Dプリンター, イノベーション, クラインボトル, データ, テーブル, デザイナー, デメリット, トポロジー, ナノテクノロジー, バグ, ブーム, メリット, モノ, リード, 予測, 人物, 光造形, 創る, 効果後, 効能性, 呆れ, 型, 実験, 工場, 廉価, 成型, 技, 技術進化, 提案, 日常性, 日本, 未来, 概念, 構造, 版, 現代文明, 生体医工学, 生産, 発明, 目的, 真偽, 真偽性, 社会観, 空間内形態, 米国ブーム, 精度, 緊縛性, 自宅, 記載, 質問, 送付, 連続, 銃器, 鎖状, 需要供給, 面倒, 革新
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5月 17th, 2013 Posted 12:00 AM
「資本」の解釈を決して誤ってはいけません。
自然資本主義という認識を鵜呑みにしないことを
私はプロのデザイナーとして、大学人として記載しました。
そして、ここまでをもう一度書き残します。
「MAKERS」という現代流行の読み方です。
この本に多くの人が騙されています。
オバマ大統領の演説にまで出てくれば、なおさらです。
やはり米国の民主党では政治は無理だと断言しておきます。
彼がこの著作で語られた具体的な3Dプリンターで、
「産業は決して革新されません」。
案の上今、光造形データを3Dプリンターでの具体化を見ています。
大統領は、米国中西部・オハイオ州のブルーカラーからの
「票集め」の戦略だと考えておくべきです。
そして、彼の演説にまで登場したわけですから、
英国での政策評論などは踊らされています。
日本には、もともとの光造形発明があったわけです。
勘違いしている国外国家政策を傍観しながら、
「わが国独自の未来づくり」を地道に創成すればいいのです。
先般、NHK批判を私はブログで記載しました。
想像以上の人たちが、この番組をまったく信じていませんでした。
私はあらためて、日本人のバランス感覚と正当な知識判断を
心から敬愛します。
ずばり、言い切れば、「MAKERS」を下敷きにします。
そして、次のことを提示します。
● 3Dプリンターのデメリットが光造形のメリットだろうか?
● 光造形のデメリットが3Dプリンターのメリットだろうか?
この最も具体的なデザインとその造形をいずれ提示します。
そうすれば、おそらく、このメリットに未来への革新があります。
光造形にしろ、3Dプリンターにしろ、
基本的には「精度はまず求めません、特に廉価シリーズは」。
ただし、高額商品なら「精度と仕上がり、さらに造形素材質」は、
当然に必要です。
とりわけ、小玉博士発明の光造形の進化は、
日本のナノテクノロジーでは、進化の真実を歩んできています。
私は現在、3Dプリンターで「MAKERS」に刺激されて、
そこの未来を想像するならば、
わが国独特の手法と実務を、欧米に惑わされずに、
正当な進化を「これからの革新」のための要素にするべき、と、
考える次第です。
Tags: 3Dプリンター, MAKERS, NHK, オハイオ州, オバマ大統領, デザイナー, デザイン, ナノテクノロジー, バランス感覚, ブルーカラー, プロ, ブログ, メリット, 仕上がり, 光造形, 創成, 国家政策, 大学人, 小玉博士, 廉価シリーズ, 想像, 戦略, 批判, 政策評論, 日本, 未来, 未来づくり, 欧米, 民主党, 流行, 演説, 現代, 産業, 発明, 真実, 票集め, 米国, 精度, 自然資本主義, 英国, 著作, 解釈, 認識, 資本, 造形, 造形素材質, 進化, 革新, 高額商品
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