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Posts Tagged ‘発想’


6月15日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 15th, 2016  Posted 12:00 AM

6月15日 先負(戊辰)

「コンセプト」にて
発想をまとめる、
あるいは
「コンセプト」着想が
発想に至ると、
そこには「ことば」のみが
残り、
映像という時間軸の無い
発想に呪縛される。

川崎和男の発想表現手法


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『鉱物学と自然科学が選んできたコンシリエンス』


   


     6月 15th, 2016  Posted 12:00 AM

「Scientist」という呼称を造ったWilliam Whewellについて知りたい、
このことを追いかけてきました。
ウィリアム・ヒューエルの専門はMineralogy=鉱物学でした。
当時の鉱物学は現代の鉱山学とは違っていました。
鉱物学は、現代では地球物理学に等しく、数学・物理学はもちろん、
哲学にまで及ぶ科学全般までの学問・学域だったようです。
したがって、Physician もCatastrophism、そしてConsilienceの造語にまで
見事に科学全般の統合性を訴求していたことは当然でした。
そして、本来は分科学であったことから、
科学は、その分化とともに専門性に深度を持つようになってしまいました。
彼の造語が今あらためて脚光をあびるようになったのは、
分科学ではなくて科学性の統合こそ、実は科学の本質であるとした
エドワード・オズボーンによるものでした。
彼の専門は自然学であり、
彼は社会自然学にコンシリエンスを採用しました。
社会自然学の統合性は保健学=Health Scienceで再度取り上げられ、
自分がデザインを加味したのも、デザイン科学としたときには、
科学の文科系と理科系、さらに学術性と芸術性の統合が必要ということを
デザインとして、その進化には最もふさわしいという発想からでした。
コンシリエンスデザインという統合性には、
 ● 規模的統合
 ● 機能的統合
 ● ネットワーク的統合
 ● 文化的統合
この四つの統合性からは、
いわゆる「コンセプト発想」は消滅していきます。
コンシリエンスデザインは確実にコンセプト発想では、
大きな間違いが含まれることを
これからは証左していくことになるでしょう。

*『統一、いや統合には四つの分類があるが気づくだろうか』
*『silience=無意識だけれども重要な知的核心という解釈』
*『これからのデザインを語るために=・・・signare・・・』
*『コンシリエンスデザイン学域の統合図解』
*『『学際化』によって危機管理デザイン工学をめざす』


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6月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 14th, 2016  Posted 12:00 AM

6月14日 友引(丁卯)

コンセプト発想に
これまでの開発・研究、
その思考中心や思考軸が
呪縛されてきたことに
まず、
気づかない限り、
これからの発想自体が無謀である。

川崎和男の発想表現手法


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6月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 13th, 2016  Posted 12:00 AM

6月13日 先勝(丙寅)

黒い発想と
白い発想がある。

黒いという色が無い。
黒という闇、光の無い、
それが黒い発想だ。

だから、白い光では無く、
それは反射された発想である。

川崎和男の発想表現手法


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『アップサイクリングの真のリサイクルとは!』


   


     6月 9th, 2016  Posted 12:00 AM

「アップサイクル」が一つの話題になりつつあります。
大阪大学の私の研究室にも、社学連携課経由で、
ある行政と企画企業から依頼が持ち込まれました。
幾たびかの打ち合わせ後、この企画はデザイン職能団体に、
企画・運営・ワークショップ・コンペの開催などを一任しました。
ワークショップはデザイン学生などを巻き込んで開催され、
その報告書などを読みました。しかしどうも違和感が残っていました。
論理的な内容を時系列的に再確認をしました。
まず、「アップサイクリング」という新たな産業形式の創案は正当でした。
しかし、根本的な過ちを発見しました。
この発見をリサイクルに照合して実際のデザイン実務との結びつきを、
あらためて検討し始めています。
まず、大きな過ちはリサイクルがサスティナブル思想であるという、
経済理念の間違いがありました。
従来のサスティナブル(持続可能)は
欧州の酸性雨対策を起源としています。
よって、リサイクルとは本当は無関係です。
このことにより、
工業生産しかも大量生産時で発生した素材廃棄物を再利用することで、
大量生産されたモノ以下の製造物に落ち着いてしまいます。
アップサイクリング(up cycling)ならば、リサイクルされた生産物は、
リサイクルされる前以上の性能性・効能性によって
新たな機能性を獲得する必要があります。
この発想が根本的に欠落しているという、
新規デザイン実務上では最も希求されている
現実生産を知ることができました。
ただ単に廃棄される素材=端材を利用する
製造システムでは無いという、この再確認が必要です。
そのサンプルとなるプロジェクトを開始します。

*『サービスの勘違い・地球に『優しい』?』
*『石畳の街、その文明と文化』
*『カーボン素材の3D-Printing開発をめざすことは・・・』
*『陽子加速器での核変換デザインによる復興』
*『デザイン史の講義を語るにはロシア・アヴァンギャルドから』


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『Silienceの原意・・・デザインが何になるかという意義』


   


     6月 7th, 2016  Posted 12:00 AM

次世代デザインを提示していくのは、現在デザイナーの使命です。
しかし、現実には、デザイン系大学のほとんどの教員は、
自分のデザイン経験だけを教示しています。
それはデザインの根本に大きな間違いがあるのです。
「デザインとは何か?」を自分の経験だけで、しかも成功体験があれば、
それこそ「何がデザインになるか?」ということには
接近できないからです。
「コンシリエンスデザイン」を提案しています。
その原語はすでに死語化していますが、
探り出したsilienceについて、ここに書きとどめることから
改めて思考の深度に近づいてみます。
silienceとは、
人間には日常、その思考に深さがあることには気づかないことがあります。
たとえば、気づかされることもなく、褒められることも無いけれども、
時には感心せざるをえない熟考された確実で正当な考え方があるものです。
それは、通りすがりなのに饒舌に語られている批判とか、
大道芸でありながらも感心せざるをえない名も無き芸人の大技、
あるいは無名だけれどもすぐれた芸術的な才能に
はっとするようなことです。
これはまったく匿名的で、誰かに賞賛を浴びるものではないにしても、
いわゆる市井に潜んでいる知恵・知識として
見過ごすことができないのです。
silienceということばに近いほど、
沈黙の中に閉じ込められているということです。
こうした、決して光り輝きを自らが発するわけではない、
日常的、匿名的、無名性の中でも、知恵の集合体をあえて掘り出して、
なおかつ、こうしたことを「結合させる」ことは、
konvinationと言ったシュンペンターに繋がっています。
これが新結合=innovationであったことに極めて近い発想論理です。
silienceが結合することは、
隠れた知恵・知識がconsilienceだということです。
デザインが匿名性=アノニマスで支持されたことを再復活させることです。

*『シュンペンターと象形文字を同次元に考える』
*『「KK塾」キックオフはテクノロジスト・濱口秀司氏』
*『技術革新以前の問題解決=デザインがある!』
*『ベンチャー企業を再考する!・カンブリア宮殿特番に出て』
*『リアル・アノニマス・デザイン=労作だと思う』


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6月4日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 4th, 2016  Posted 12:00 AM

6月4日 友引(丁巳)

発想はもちろん、
思考の結果ですが、
その軽薄さに、
デザインを載せることは
不可能です。

川崎和男の発想表現手法


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6月2日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 2nd, 2016  Posted 2:00 AM

6月2日 赤口(乙卯)

かたちの発想には
何と言っても
ことばを変えることであり、
変えることの力は
発想アレルギーかも知れない。

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『温故知新から不易流行の「IoMeT」へ』


   


     5月 30th, 2016  Posted 12:00 AM

このブログのテキストのみの表現は無視されることが多いのです。
しかし、テキストとしている「ことば」は
「かたち」発想のための極めて肝要な発見です。
このところ現状のデザイン、デザイン界に向けて
相当の評価をしてきました。
その根底にあるのは、温故知新と不易流行であり、
自分なりに調べ上げてきた重要な新発想の造語ばかりです。
ただただ自分はデザイナーという天職の認識を遵守したいのです。
「Silience」という古語とその言語であるラテン語、その意味を見つけ、
それはメタ発想とパラ発想に至っています。
翻って再思考すれば世情は簡単に誰もが「IoT」という将来像を掲げます。
具体事例はあまりに曖昧ですが、その講演会や書籍が氾濫しています。
しかし、その詳細領域やあるいは決定範囲こそ
明確にするべきであり、デザイナーゆえ、
温故知新の原語からそのメタ論理とパラ論理を下敷きにして
まず、「コンセプト発想」から解放して「問題解決」に至ります。
「イノベーション」なぞを安易に用いず、
それこそ「IoT」での曖昧さを拒否します。
結果、Internet of Medical Thingsを具現化するモノのデザインをします。
そのモノからこそコトが見えてくれば制度化される次世代デザインを提案。
その提案こそ、不易流行と成しえる「価値の創出」になります。
まもなく、肝心なInternet of Medical Thingsを提案します。
その背景にはコンシリエンスデザインと今、
熊本地震で地道に活動しているレジリエンスデザインチームがいます。
予想されている南海トラフのリスクにはなんとしても
IoMeTが必要だと考えています。

*『手づくりから物事デザインと事物デザインを決める』
*『非常事態の準備は再考しなければならない』
*『これからのデザインを語るために=・・・signare・・・』
*『silienceからパラ理論とメタ理論への展開が可能になる』
*『IoTは、再度アナログとデジタルの融合が基本』


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5月28日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 28th, 2016  Posted 12:00 AM

5月28日 先勝(庚戌)

コンセプトだ、
イノベーションだ、
デザイン思考だ、
そんな言葉、概念が
もう
駄目な発想につながっている。

川崎和男の発想表現手法


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