11月 30th, 2009 Posted 7:33 PM
11月30日 大安(己卯)
情報の生産とは発信または複製であり、
消費とは受信し
誤解(善意で解釈すれば理解)を
共有するということになる。
これをコミュニケーションと呼ぶわけだ。
情報の廃棄とは忘却か消去にほかならない。
『プラトンのオルゴール』
街角のエコロジー
Tags: コミュニケーション, 共有, 受信, 川崎和男のデザイン金言, 廃棄, 忘却, 情報, 消去, 消費, 理解, 生産, 発信, 複製, 誤解
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11月 29th, 2009 Posted 5:00 AM
11月29日 仏滅(戊寅)
正常と言われることがらの暗黙性に
疑心を抱く異常な感性的判断が、
高密度で速度性の高い情報化時代には
必要だということを
肝に命ずるべきではないかと思う。
たとえば、最近では、
「情報」ということばすら
疑わしいと思うことがしばしばある。
『プラトンのオルゴール』
外来語の黄金はアブノーマル
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11月 24th, 2009 Posted 5:41 PM
11月24日 大安(癸酉)
時折、
私は現代の情報にかき回され、
呆然とせざるを得ないときがある。
それは痛さを忘れている
混純とした社会のなかで、
痛みとはどういうものであったのかを
思い出そうとしても思い出せないでいる
わけだ。
『デザインの極道論』いたい
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11月 20th, 2009 Posted 5:07 PM
11月20日
明日20日は、広島・福山にて
福山建築文化セミナー
川崎和男講演会があります。
講演タイトルは、「建築からの逃走」。
これまでも、
情報空間と建築の在り方に関して
提言し続けるBOSSです。
すでに世界は、建物の中であろうと、
なかろうとWi-Fi空間の中にあります!
情報と空間の関係は!?
今年のグッドデザイン賞のグランプリは
JR岩見沢駅舎でしたが、
BOSSのコメントは!?
そして、世界的な建築のコンペティションで
日本が勝ち取らなければ、
エレベータ等の設備機器、サニタリー設備や
PC類まで、日本のメーカーが
入ることができません!!
世界の建築は!?
お気に入りの水で水分補給しつつ、
講演準備中です。熱弁に乞うご期待です。
Tags: JR岩見沢駅舎, カンディンスキー, グッドデザイン賞, コンペ, メーカー, 世界の建築, 川崎和男, 川崎和男Staff Blog, 広島, 建築, 建築からの逃走, 情報, 福山, 福山建築文化セミナー, 空間, 講演会
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10月 28th, 2009 Posted 10:38 PM
資本主義の崩壊は、1927年に「予見」されています。
それは、「大恐慌」の2年前のことです。
それから20世紀の戦乱となり、冷戦につながりました。
共産主義・社会主義・資本主義・民主主義という
理念の崩壊は、1970年代からだと私は思っています。
なぜなら、時代変革の「予見」は、経済学・哲学などよりも、
「現代アート」にもっもと端的に、象徴されているから、
感覚、感性で「予見」の正当さを理解できてしまうのです。
その「予見成立」の理由は、単純明快にまとめられます。
ひとつ、「南北問題」、とてもなつかしい言葉です。
ひとつは、「宇宙船地球号」。
もうひとつが、「コンピュータ」です。
ともかくこの三つを置き換えると、
● 先進国と途上国の貧富格差とあらたな民族紛争。
● 地球環境問題、温暖化やCO2やサスティナビリティ。
● パソコンとインターネットでの情報意識社会化。
ということになるでしょう。
二つの現代アートが象徴しています。
まず、地球を象徴化した作品と、
・Universes in Universe : Tomas Saraceno
人間の生命を象徴化した作品です。
・Pulse room : Rafael Lozano-Hemmer
地球は、まさしくwebsite=蜘蛛の巣のように、
情報に包み込まれているのです。
包まれているのではなくて、
「包み込まれている」ことにこそ、
時代認識の象徴がある。
その時代認識は、
資本主義と民主主義に包まれているのか、
「包み込まれている」のかということは、
大きな差異があるということになります。
そして、
もう一つの、観客である人間の生命をそのまま、
脈拍を電灯の点滅で具体的に感じ取らせつつ、
空間、それは地球でしょう。
そこでの「自己の存在性」を再認識させる作品です。
私は、この二つの現代アートに具現化されている
「包み込まれている」という認識は、
ただただ、それこそ、Bottom of the Pyramidの
トップゾーンの1億人だけが、現代文化として、
平和に、いや平然と受け入れることが可能です。
結局、
「地球に存在、生きているすべて」の人々が、
認識=包み込まれているわけではありませんから、
そこに、資本主義って?、民主主義って?ということ。
「包み込まれているすべて70億人の認識」には、
決してならないとするなら、
Bottom of the Pyramidの根本や基盤や理念は、
再創生されるべきではないかと私は思います。
私は現代アートの象徴性を読み取りながら、
再創生のデザインがあるべきだと考えているのです。
しかし、哀しいかな、現代アートが示しているのを、
理解し、さらに「予見」できるのは、
トップゾーン1億人の中の、一握りの人たちだけです。
Tags: 「資本主義からの逃走」, 70億人, BOP, DESIGN, コンピュータ, メディア・インテグレーション, 体系, 共産主義, 南北問題, 哲学, 地球, 宇宙船地球号, 展覧会, 情報, 情報意識化社会, 政治, 概念形態, 民主主義, 民衆主義, 現代アート, 社会主義, 経世済民, 経済学, 資本主義, 革新
Posted in 005「BOP」, 資本主義から逃走せよ!
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10月 13th, 2009 Posted 1:14 PM
10月13日 友引(辛卯)
本来、情報が必然的にもっとも集中、
集積する空間や装置が
政治の現場であるべきではないかと考える。
だがおそらく、政治装置に情報処理の
システムが完備することは、
他のどんな公共空間や装置よりも
もっとも遅くなるだろうと思う。
『デジタルなパサージュ』下駄は脱ぎ捨てて、情報民主主義を
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