7月 5th, 2019 Posted 12:00 AM
7月5日 友引(癸卯)
デザインは「機能」ではない。
まず、「性能」があり、
そして「効能」が生まれ、
「機能」とは、アルキメデスから、
とっても「哲学」なんです。
目次を見る
7月 4th, 2019 Posted 12:00 AM
今年2019年の「Ship of the Year 2018」の審査です。
私は70歳ですが、審査委員として最も若いのです。
そして、この審査は、相当に海の知識の専門性を要します。
また各審査委員の専門もバリエーションに富んでいます。
私自身も、浮力や船の重心、船底形状、走行特性など、
この審査に関わり10年で深まりました。
海図が全部頭に入っている船長組合の名誉会長が
プレゼ担当者に投げかける
「それで走行できるのか?」という質問への回答は
それこそ大変だと私は思っています。
今、船舶事業は不況です。
また日本の漁業も衰退しています。
遠洋漁業の日本の法律が、
中国や韓国ですべて壊されています。
成長していない魚を必ず海に戻す日本に対して、
彼らは魚を捕り放題です。
こんなことをしていたら、地球の海に魚はいなくなるでしょう。
そんな中70年ぶりに改正漁業法が成立し2020年施工されます。
日本の漁業生産量の底上げと漁業資源の回復を期待しています。
世界において船舶は1位だったのが6位となり、
船を依頼する日本企業はいなくなることを予測しています。
ますます航海では外国人労働者が圧倒的に増えています。
私は、船舶の技術に、
もっと他の産業を入れるべきだと主張しています。
* 今年の審査結果
Tags: 2019年, 2020年, 6位, 70歳, Ship of the Year, バリエーション, 不況, 中国, 予測, 依頼, 労働者, 各審査委員, 名誉会長, 回復, 回答, 地球, 壊され, 外国人, 大変, 審査, 審査委員, 専門, 成長, 技術, 捕り, 改正漁業法, 放題, 施工, 期待, 法律, 浮力, 海図, 漁業, 漁業生産量, 産業, 船底形状, 船舶, 船舶事業, 船長組合, 衰退, 資源, 質問, 走行, 走行特性, 遠洋漁業, 重心, 韓国, 魚
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
7月 4th, 2019 Posted 12:00 AM
7月4日 先勝(壬寅)
最近の企業に聞いてみた。
「デザインは?」
「機能性です」。
「機能って何ですか?」
「・・・・」。
目次を見る
7月 3rd, 2019 Posted 12:00 AM
「G20」の閣僚級会合で使用され話題となった
日本技術の木製のストローは、最高に良かったのだろうと思います。
まだまだ高価だとは思いますが、
間伐材でのあのストローが、世界に投げかけたモノは、
エコロジーへの強いメッセージ性があったと思います。
0,15mm厚で、間伐材だったことは
紙のストローよりもよく仕上がっていました。
それこそ木製のスプーンも必要ですが、デザインが違うなーと思いました。
ストローの製造特許はより安い方法があるでしょう。
おそらく、ペットボトルは今のデザインでは駄目だろうと考えます。
ともかく、海の汚れは世界的に取り組む大問題です。
洗剤などはじめとするパッケージのデザインは大改革が必然です。
地球がこれほどまでに、汚れるとは。
プラスチック素材が、必ず「土に戻る」という手法が必要です。
こちらではマスコミが全然報道していませんが、
TOKYO-2020の新国立競技場の木材が、世界規範と衝突しています。
違法伐採木材が含まれている可能性を指摘されているのです。
オリンピックの施設では「持続可能性に配慮した木材の調達基準」のもと
資材調達しなければなりません。
それほど、エコロジーや国際的な環境を護ることになっています。
デザインにとって、
地球環境全体を守る難問に取り組まなければなりません。
Tags: 15mm, G20, TOKYO-2020, エコロジー, オリンピック, ストロー, スプーン, パッケージ, プラスチック, ペットボトル, マスコミ, メッセージ, 世界, 世界規範, 会合, 使用, 可能性, 土, 土に戻る, 地球, 報道, 大改革, 手法, 持続可能, 指摘, 新国立競技場, 施設, 日本技術, 木材, 木製, 汚れる, 洗剤, 環境, 紙, 衝突, 製造特許, 話題, 調達, 調達基準, 資材, 違法, 違法伐採木材, 配慮, 間伐材, 閣僚, 難問
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
7月 3rd, 2019 Posted 12:00 AM
7月3日 赤口(辛丑)
エコロジーは、
難問解決。
パッケージデザインは
大改革が必然だ。
目次を見る
7月 2nd, 2019 Posted 11:29 PM
7月1日
Kazuo Kawasakiの販売店さんが2019年の新作PVをUPされていました。
いつもお世話になりありがとうございます!
kazuo kawasaki 黒澤時計店pv
↑kazuo kawasaki黒澤時計店pvをクリックしてお楽しみください。
新作メガネ取り組んでおります。
目次を見る
7月 2nd, 2019 Posted 11:00 PM
6月27日
長年のBOSSの盟友サイトウマコトさんからのお誘いに駆けつけました。
サイトウさんはいつも「才能」に特別な嗅覚をお持ちです。
吉岡徳仁さんとご一緒でした。
アートとデザイン、才能の集結・・。次回の開催とメンバーが決まりました。
目次を見る
7月 2nd, 2019 Posted 12:00 AM
最近のいわゆる継承だけの伝統工芸産地では、間違いが大変多いのです。
私が関わる打刃物の世界でも例にもれずです。
ここに、右には「蛸引き」、左が「柳刃」があります。
蛸引きは、関東地方、柳刃は関西地方で多く用いられます。
関東の蛸引きが先端が四角系なのは、
喧嘩に使われないためだというのは正当な話です。
そしてこの頃は、使用地方も混在し、柳刃が主流になっています。
また、私が衛生の面から一番存在拒否にこだわってきた
朴ノ木の持ち手が未だに使われています。
というか、一周回って元に戻ってしまったのです。
朴ノ木は、鋼材に対しての消耗品、商売のモノであり、
検査から大腸菌がいっぱい検出したことで、これを止めて
ステンレスでのサンドイッチで鋼を挟むことになったのが
私の一体型の包丁でした。
O-157を食い止めることにも一役を買います。
最近では「ダマスカス風の素材」と昔の文化包丁の組み合わせは、
刃物バブルになっています。あれは米国のハンティングナイフです。
これらの包丁は刺身包丁なので、
大きくは「平造り」と「そぎ取り」などを料理人は
とても細いこの刃物で仕上げますが、
時には、寿司職人と言えども不出来な人も多くなってきています。
何よりも私は、子ども達はじめ、人が犠牲となる犯罪が、
こうした刃物が武器となることに耐えられません。
いづれ、私はアドバンスデザインをうちあげ、
しかもビッカース硬度を表示する社会規範が必要と思っています。
伝統とは「裏切り」ですから、
肉体は切れないが、魚はもちろん、野菜や果物はとっても切れる、
そのような日本ゆえの「切れ味」を発表したいと思っています。
Tags: O-157, アドバンスデザイン, サンドイッチ, ステンレス, そぎ取り, ダマスカス風, ハンティングナイフ, ビッカース硬度, 一体型, 一役, 不出来な, 伝統工芸産地, 使用地方, 先端, 刃物, 刃物バブル, 切れない, 切れ味, 刺身包丁, 包丁, 商売, 喧嘩, 四角系, 大腸菌, 存在拒否, 寿司職人, 平造り, 打刃物, 持ち手, 文化包丁, 料理人, 日本ゆえ, 朴ノ木, 果物, 柳刃, 検出, 検査, 正当, 武器, 消耗品, 混在, 犠牲, 犯罪, 発表, 社会規範, 米国, 組み合わせ, 継承, 肉体, 蛸引き, 衛生, 表示, 裏切り, 野菜, 鋼, 鋼材, 間違い, 関東地方, 関西地方, 魚
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
7月 2nd, 2019 Posted 12:00 AM
7月2日 仏滅(庚子)
イノベーションを
「技術革新」という誤訳が多い。
本来のシュペンターが、
1927年のイノベーションが、
「社会階級論」を発表し、
1928年に、世界大戦が始まったのです。
シュペンターの予測だったのです。
目次を見る
7月 1st, 2019 Posted 12:00 AM
「日本文具大賞」では、表彰式で審査委員長として講評を述べます。
今回は、文具業界で日本が大変に貧しくなってくる傾向を知り、
「6つだけ、覚えてほしい」と言わざるを得ませんでした。
まずは、■ 話題(topic)応答(reply)商品から、
■ 課題(question)回答(answer)商品から、
■ そして問題(ploblem)解答(solution)商品を目指す
これが全く意識すらなかったことです。
その三つに対して、
■ 問題解決・難問解決
■ 価値の創出
■ 未来産業を呼び込むこと、
この6つはすべての産業界に根を張るべきだと告げました。
それこそ、「Ship of the Year」で審査に関わる船舶業界は
世界の競争激しく、日本は6位になったのです。
しかし、当然多少気づいていた人がいましたが、
今後貧しくなる産業経済、日本は真実貧しい国になります。
文具は100円から高くても5000円の市場価格なのです。
日本の持ち味でしたが、ユーザーが工夫をしていることに、
文具業界が相当に甘えきっている現状があります。
グランプリや入賞したモノも、
厳しく言えば応答であり回答商品を超えてはいないでしょう。
おそらく、日本のモノづくりが貧相になっていくことを
私は改めて確信をしました。
出版関係の審査員には、海外製と国内製を比較して下さい、と
同時開催しているデザイン賞も
受賞作品はすべて「台湾製」だったと言いました。
デザインの平和呆けから脱却すべきです。
Tags: Answer, ploblem, Question, Reply, Ship of the Year, Solution, topic, デザイン賞, モノづくり, 価値, 傾向, 出版関係, 創出, 受賞作品, 台湾製, 呼び込む, 商品, 問題, 問題解決, 回答, 回答商品, 国内製, 審査委員長, 市場価格, 平和呆け, 張る, 応答, 文具, 文具業界, 日本文具大賞, 未来産業, 根, 比較, 海外製, 甘え, 産業界, 産業経済, 確信, 競争, 脱却, 船舶業界, 表彰式, 覚えてほしい, 解答, 話題, 課題, 講評, 貧しい, 貧相, 開催, 難問解決
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る