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Archive for 10月, 2017


10月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 24th, 2017  Posted 12:00 AM

10月24日 先勝(甲申)

デザインを造形言語と形態言語、
そして
形態論と空間論が、
デザイン=問題解決と価値創出を
この四句分別が
デザインの論理でしょう。

川崎和男の発想表現手法


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10月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 23rd, 2017  Posted 12:00 AM

10月23日 赤口(癸未)

デザインされたかたちが、
説明される言葉は要らない、
説明無しが商品デザインの
かたちである、ということでを
私は廃棄し、あえて形が
言葉をも持つべきと考えている。

川崎和男の発想表現手法


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『商品には取説は今後、不必要と判定している』


   


     10月 23rd, 2017  Posted 12:00 AM

随分と製造生産に時間がかかりました。
「ハンガー」の自分デザインです。
もはや「ハンガー」(衣類かけ)は、
もうビックリするほど廉価商品があるなかで、
なんとしても徹底的な形態言語となる「ハンガー」をまもなく発表します。
二本一組での商品化です。
造形言語としてはハンガー用途を最も意識しています。
私自身、テキスタイル・ファブリックの見本帳をデザインしている時、
繊維の見本帳で私がこれなら認められると思ったのは、
海外ファッションの著名デザイナーだけでした。
その時に、見本帳に紙素材でのハンギング要素が、
ハンガーになり得ると考えて、それを実現してもらえる
製造生産企業を見つけて、二つの狙いを市場展開に考えました。
プレゼント用とセレクトショップの商品展示用です。
この素材には、私のオーディオ機器で実現してきた仕上げを依頼。
多分、そこまでの仕上げは企業にとっては、大変に困難でしょう。
が、自称プロデューサーという同業のデザイナーの作品は、
PL法違反や商品重量などの手抜き商品の多さ、しかも売れてはいない現実を
私は確認して、デザイン方向の間違いを指摘しました。
きわめてその企業は素直、率直に企業方針を再考していただけるのです。
日本のモノづくりの徹底した手本をこの製品の商品化で紹介することでした。
当然、いわゆる製品使用法についての「取説」は、今後はパッケージで、
一度確認してもらうということです。一応、日本語と英語のみです。
商品によっては、製品取説がブック仕様やリーフレット仕様は
もはや駄目でしょうし、世界での取説だと最低13〜24ヶ国語ほど必要です。
そこで、全てを「イラスト図」だけ、
今後、このメーカーはパッケージと製品修繕カードで十分です。
あるいは、バーコードでwebsite表示で十分です。
websiteでもこれまでの取説仕様は一新すべきです。
正直、取説は企業の使用者責任逃れ的なことが多く書かれています。
万一、製品を武器としたり、書かれていないことで、怪我などがあれば、
これは企業保証が求められます。
使用者の個人的な自己責任を起こさないこと全てが必要です。
このハンガーは、間も無く市場に出てくることになります。
製品の詳細な仕上げや、パッケージデザインにこれからの商品説明が、
万人に共通だということを是非とも確認してください。

* 『「織物・布の感性的評価軸=オノマトペ」産地福井から発信』
* 「欧州の紋章とタータンチェックから学ぶこと」
* 「ブランド の表現統一には、センスと見識あるディレクターが必然」
* 『デザインでデザイナーが美しさをどう創るか』
* 『ダビンチのスケッチに想像力は皆無だ、創造のためだ』


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『いのち・生きること、命は与えられたもの』


   


     10月 22nd, 2017  Posted 12:00 AM

28歳、交通被災にて車倚子、
今は使われていない「廃失」告示を受けました。
これは死亡と同じ社会的な扱いです。
45歳で心臓障害、これは今では明らかですが、
交通被災時に心臓にまで与えた衝撃だったようです。
そんなことから、これは今私が朝だけ心臓障害を予防するための薬剤ですが、
ICD(除細動器)をもう2台目を埋め込んでいますから、
昼と就寝前には2錠剤だけです。多分来年はまた3台目を埋め込むでしょう。
ICDは万一の場合、心臓異変が在れば作動して、一時、心臓を停止させ、
再びそれこそ生き返るわけです。一度死んで、この経験もあります。
朝ともかくこれだけの錠剤とICDで生きているということです。
交通被災後には40歳までと言われていましたが、
これで、3度、重篤=多臓器不全死近しの経験もしました。
例えば、医師の国家試験は「人を傷つけていい=メスを使う」検定での認可。
薬剤師は「毒を使ってもいい=薬は毒でもあります」から国家認定です。
私は毎朝これだけの薬と車倚子を見詰めています。
正直、面倒な生き方をしていると思いますが、
医学・薬学・歯科学が私たちの命を護ってもらっているのです。
私のテーマである「いのち・きもち・かたち」の「ち」思想は、
私のこのことから、デザインに反映させているのです。
だから、例えば身しょう者を愚弄する場合は、いのちがけで闘います。
だから、身しょう者・病人への明らかに商売人は「敵」だと思っています。
もし、「差別化戦略」を平然と商品企画で使うなら、
私は絶対に許さず立ち向かうことにしています。
差別ではなく、区別ともっと品格がある分別を強く要求します。
人間は、私も40歳までと言われながら、もう車倚子生活40年です。
そうしたことから考えると、人間は強いと思います。
私は障がい者であるのも身体障害・心臓障害があっても生きています。
先般も、もう絶対に生き返らないと思っていた人が、生きのびたのです。
現在の私には車倚子・ICD・これらの錠剤、
そして徹底的に歯のメインテナンスで身体的な命を繋いでいるのです。
命は、自分のものではないのです。
「生きること」は与えられたものだといつも思っています。
自分の「ち」は美しいいのちで逝きたいと思っています。

* 「毎日の喧嘩相手は薬だ、日常的な自分との喧嘩でもある」
* 『愛着と愛用がデザインの全体価値である』
* 「健康は失い薬づけだが幸運なり」
* 『AEDとICD、街で見かける除細動器と私の体内除細動器』
* 「除細動器埋め込み入れ替えより生還」


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10月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 22nd, 2017  Posted 12:00 AM

10月22日 大安(壬午)

形態は「かたち」
空間は「かたちの存在」
したがって、
デザイナーは形態論と
空間論を持つべきだ。
それは
言葉で語るべきだ。

川崎和男の発想表現手法


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10月21日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 21st, 2017  Posted 12:00 AM

10月21日 仏滅(辛巳)

私はデザイナーとして、
何としても「美」
美しさとデザインを
形態論と空間論に
求めてきました。

川崎和男の発想表現手法


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『「炊く」を事例に、再度、IoT・AIの美しさを』


   


     10月 21st, 2017  Posted 12:00 AM

日本人はお米を食べます。
それはご飯を炊いての日常的な主食です。
私は山岳部時代は飯盒炊飯から浪人時代はコッヘル炊飯で、
お米を炊く、という手続き、手法を覚えました。
また東芝時代のデザイン部長I氏は、
日本で最初の電器釜(左)を間近で見、
日本人の主食、そのお釜のスタートを知りました。
最近は、電気製品も産業経済的には、
電気炊飯器の様々な工夫やマイコン制御など、
もう本当に大変な競合を見ています。
また、伝統的には、鋳物鍋から陶器鍋など、
これらも大変な「ご飯の美味しさ」競争をしています。
自宅ではワイフは、真空電気炊飯器から陶器鍋から、鋳物鍋なども、
料理での「炊き」分け方をしてもらっています。
そして、私は毎年の電気釜や単純な陶器から鋳物、
さらには新素材適用を見ています。
おそらく、今ではお米毎の炊き方までが制御されている時代です。
主食ゆえの炊き方器がこれほど選択肢の豊富さは日本独特でしょうが、
中国や韓国からも日本製の素晴らしさはアジア圏には
すっかり定着もしてきました。
しかし、最初の電気釜は、主食炊飯の問題解答でしたが、
現在の全ての炊飯器は「応答」商品、あるいは「回答」商品だと思います。
したがって、デザインするという造形言語でのデザイン意図と、
デザインされている形態言語ではデザイン内容を、
私は改めてもう一度、炊飯器のもっともっと発明から解答商品が、
全世界の料理体験=料理の四辺形にデザインが関与すべきと思っています。
そして、これは炊飯器を事例にしていますが、
インダストリアルデザイン、プロダクトデザインにおいては、
電気炊飯から素材毎炊飯だけではなくて、
いわゆるIoTやAIでの技術革新がデザインそのものに関係していると
私は判断しています。
書き置きますが、技術革新がイノベーションではありません。
正直、デザイン、デザイン判断での商品価値での
私が最も大事な美しさがIoT・AIとの関わり方が
さらにデザインのデザインが希求されていると判断しているのです。

* 『お米という簡素で簡潔な美しい主食文化』
* 『温故知新から不易流行の「IoMeT」へ』
* 『美学性を語れる講師を「KK適塾」は選ぶ』
* 『盤という人類文化にAI相手は無意味である』
* 『「天然物」?という価値観を確認する』


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10月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 20th, 2017  Posted 12:00 AM

10月20日 先負(庚辰)

冷静に、知的に、風評などに
惑わされる事なく、
恐怖の確信に対して、
真実の情報をつかんで
自分なりの結論を
出したいと考える。

『デザインの極道論』こわい


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『さようなら、そして至極無念です』


   


     10月 20th, 2017  Posted 12:00 AM

本当にありがとうございました。
そして、とても無念です。
西室泰三さん。
東芝の社長、会長から東京証券取引所から日本郵政、ゆうちょ銀行など、
日本経済界のスーパーリーダーでした。
東芝はじめの不正会計では、もう極悪役として語られましたが、
私には無念でなりません。
真実とはかけ離れた世間の風評に私は言いたいことがいっぱいあります。
おそらく、日本の経済界ではトップの英語を駆使する人物でした。
西室さんは、君のメガネもステッキも私が一番のモデルになってやるよ。
この企業の社長に会いたいと言えば、
絶対に会わせていただける人物であり、
同期入社だったS氏が東芝社長になったときも、
「川崎くんをいち早く原子力研究所に」と、強く推薦していただきました。
(美大出身が・・・こんな空気の中で・・・)
「彼は君たちが考えているデザイナーじゃないんだ」と強く後押し。
私は原子力研究所で6次元CADを知りました。
(これで、日本は大丈夫だ!)と。
それが翌年3.11での原電人災事故。
「川崎くんをすぐに呼びなさい」と。
私は10ヶ月かけて復興計画を書き上げて、石巻市にプレゼをしましたが・・・
民主党政権下(絶対不可能)での防災大臣にもプレゼ。
だから今なお、デザインでの復興計画から、南海トラフ対策にも、
私は何と言われようとデザインでまだ取り組んでいます。
しかし、175年の東芝の歴史は、不正会計で、
とんでもなくもはや企業性を失ってしまいました。
その責任も負わされて、彼が日本経済を護り抜いた数々のことが、
全否定までされてしまいましたが、
私には「日本はこうあるべき、だから」ということで、
私の新商品発表会にまで顔を出していただきました。
そういうことだったのか、と、デザインを受け止めていただいていました。
だから、とても無念でなりません。
必ず、本当の評価がやがて来るはずです。
西室さん、私はとても感謝しています。
合掌


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10月19日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 19th, 2017  Posted 12:00 AM

10月19日 先勝(己卯)

デザインでの
コトのデザインしか
評価出来ない者に、
モノのデザイン、
この美しさは
ほとんど全く分からない。

川崎和男の発想表現手法


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