kazuo kawasaki's official blog

Archive for 1月, 2017


01月26日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 26th, 2017  Posted 12:33 AM

01月26日 仏滅(癸丑)

「生きて行く」
これは
「死んでいく」ということ。

つまり、
死んでいくことを
連続させる力が
「創造力」。

川崎和男の発想表現手法


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『京都というイメージ?、ブランド?、なのです』


   


     1月 26th, 2017  Posted 12:23 AM

毎月京都で過ごすことが私の休養であり、
大抵は映画を観たり買い物することが多いのです。
車椅子で映画鑑賞となると、これは都市の感性が見事に表れています。
東京は不親切、大阪は清潔感がなく、
京都と金沢が車椅子での映画鑑賞は最適。
私は福井人です。それこそ福井県イメージは40位程度です。
比して京都、金沢はとりわけイメージはブランド化しています。
そして私のワイフは「京都生まれの京都育ち」京女=きょうおんなです。
ヨーロッパで私がワイフを紹介するには、
京女というのはパリジェンヌのようなものです、と言うのが最適でした。
ともかく京都は外人の多い街で、観光ブランドは日本でもトップクラス。
でもふるさと福井の小中生は成績も良く体力もトップクラスです。
この二冊の本はまことに傑作であり、
しかもこの作家の自宅はワイフ実家近くに住まいもあったとか、
小学校は同窓生ということですが、彼は京都を見事に見抜いています。
「京女は足を踏みつけて微笑んでいる」し、
「京都の商売は本当にしたたかすぎる」とさえ私は思っています。
私に言わせれば、日本の文化が京都と奈良というならば、
その文化を支えてきたのが越前(福井)と美濃(岐阜)と断言出来ます。
刀鍛冶があり、和紙があり、陶器があり、漆芸など伝統工藝があるのです。
この職人支援が無ければ、京都も奈良もその文化は無かったのです。
京都には鯖街道があるから魚を食すること、「お水おくり」あればこそ、
都文化の根底は福井と岐阜だと言い切れるのです。
ともかく京都の文化というより現代の京文化は観光と重なって、
もはやブランド化していますが、その背景の裏側はまことに克明詳細です。
京都弁での「かんにんして」なんてことは、取り澄まされていてしかも、
「ごめんなさい」をはるかにカバーする程何か得体がしれないのです。
これ以上、私にはワイフの手前、批判は書けませんが。
(京都?、だ・か・ら!、それが何?どうした?)と言っておきます。

* 『東京老化と地方消滅にデザイン戦略を』
* 『桜の木は植え替えるべき』
* 『ガラスの茶室・吉岡徳仁氏の作品発表に出向く』
* 『金沢の武家文化が必ず見直されるだろう』
* 『祇園祭・祇園と祭りの根源はもう忘れられている・・・」


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『「森羅万象悉く神なり」は樹木と二酸化炭素の関係』


   


     1月 25th, 2017  Posted 12:00 AM

日本は70%が森林の島国です。
そして私たちは樹木にも神様の存在を知って育ってきました。
北陸・福井ふるさとの私は山育ちでもあり、
白山山系の源で育ってきました。
ゆえに、白山山系のブナ林はこの島国を護っていると信じています。
実際白山神社というのは私の記憶では2700カ所以上全国にあります。
このことを強く知ったのは、
九州の普賢岳が大爆発して火山流という天災時に、
普賢岳の麓に普賢神社がこの地に一社しかなかったときに、
天災を九州は古代から怖れて生きて来なかったのではと思い、
ほとんど冗談ぽく、人身御供が必要と、そんなエッセイを書いてしまい、
読者の一部からえらく叱られたことがありました。
現在なら大炎上し、社会的にそのエッセイは抹殺されてたでしょう。
なぜ、白山神社が2700カ所もあるかというと、
その神社を結んでいくことで「結界」ができるのです。
これこそ、日本人、日本列島の,
「森羅万象悉く神なり」という神道的発想でした。
子どもの頃には白山は休火山として習いましたが、
今では白山も活火山なのです。いつ爆発するかはわかりません。
日本の火山山系に休火山というのはあり得ない、
というのが現代の学習知識になっています。
海外で漢字の象形文字性を講演するには、
「木・林・森」が最も伝え易いのです。
つまり人間と樹木の関係は二酸化炭素を樹木は消し去ってくれるのです。
これこそ、とても重大な樹木-自然と人間の活動を繋いでいるのです。
現在、二酸化炭素は温室効果ガスと呼ばれ、CO2の削減こそ、
地球環境の保全以上に地球存続の問題として、
「パリ条約」にまでなっているのです。
私は、現代のデザイン系教育機関で「パリ条約」を教えていないこと、
これこそ大問題だと考えているのです。
なぜなら、日本からの「基幹産業」は、
二酸化炭素そして「パリ条約」のことも
絶対に詳細を伝えるべきと考えるからです。

* 『活火山の噴火で学ぶこと=高密度情報化の再熟考』
* 『越前和紙こそ、紙の文化を再活性できるはずだ』
* 「自然崩壊と資本主義終焉が同時進行しているのでは」
* 『セルロース戦略とカーボン戦術は発電も可能だ』
* 「世界中が・March.11.2011ならば・・・」


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01月25日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 25th, 2017  Posted 12:00 AM

01月25日 先負(壬子)

創造力が成し遂げること、
それは三つあります。
問題解決
価値創出
未来創成です。
すなわち、
創造力は、デザインなのです。

川崎和男の発想表現手法


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01月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 24th, 2017  Posted 12:00 AM

01月24日 友引(辛亥)

想像することは
思うことの延長、
想像力は
想い続ける力量である。
従って、
想い続ける力は
考える手法が必要になる。

川崎和男の発想表現手法


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『「黄金比の計算機」アプリのグレードアップの意義』


   


     1月 24th, 2017  Posted 12:00 AM

「鶏が先か、卵が先か?」という問いかけがあります。
それは親子丼では、鶏肉が先?、卵?という言い方で、
それぞれ決定できます。
改めてiPhoneアプリを改変しました。
バージョンのグレードアップをしています。
その最初として、「黄金比の計算機」を発表しました。
一応、120円入金されることになっています。
全てをPKD=Peace-Keeping Designというソシオデザインのためです。
PKDで、開発途上国向けのワクチン開発とその接種方法も、
経鼻型を開発中です。
PKD提唱ではこの開発は遺伝子検査までも
新規にするデザイン提案になっています。
ところで、以前にも黄金比は、手法として、
最初にこの計算機で「当たり寸法」を出して目安とするか、
あるいは、デザイン設計した結果の寸法確認をするかです。
これを私は
「鶏(想像寸法)が先か、卵(デザイン結果)が先か?」なのです。
前回、この計算機の発表をブログで取り上げたとき、
ともかく思いつきで書いたことで、正確では無いと批判されましたが、
このブログはともかく書き殴っているので間違いがあるでしょう。
今回も1.6180339887・・・・を1.62としたことで文句をつけられますが、
あくまでも「鶏が先か、卵が先か?」的な手法、その道具にすぎません。
私が美大生だった頃、「黄金比」という書籍はたった1冊でした。
さらに、黄金比、白銀比、青銅比などがあり、
この値についても都市伝説的な批判もありました。
しかし、例えばApple商品などは、
確実にこの黄金比を利用しているのは明らかです。
ともかく、この「黄金比の計算機」は、
「鶏が先か、卵が先か?」という手がかりにしてもらいたいと思います。

* 「X:1-X・この計算では、1.61803398749・・・が示すこと」
* 『造形言語と形態言語を裏付ける黄金比』
* 『万年筆メインテナンスから見えている現実』
* 「iPhoneアプリ・もう一度知らせます」
* 「黄金コンパス・黄金比と白銀比を身体化するには」


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『第3回目「KK適塾」の報告』


   


     1月 23rd, 2017  Posted 12:00 AM

私は阪大を一度退官後、「寄附講座」で残って、
大きくは二つの領域で教育、研究、開発を連続させています。
一つは天災人災を念頭ににした実務デザイン開発と、
「KK塾」から今年度からは「KK適塾」という特に今年度は、
デザイン界直接に、「コンシリエンスデザイン講座」です。
デザイン界に向けてはこのところのデザイン盗作やデザイン界への大誤解を
なんとしても、デザインとは、いや「これがデザイン」を
「知恵ある最先端の問題解決・価値創出・未来産業創成」を意図しています。
第三回目の講師も選びに選びぬきました。
ある意味では、私は金沢美大で純粋培養されてきたデザイナーです。
今回の講師であるムラタチアキ氏は、大学では応用物理学から
家電系を経て実務的なデザイナーであり、デザイン教育者。
NOSIGNERと称しての太刀川氏はデザイン手法をさらに深化を狙った活動、
いづれも、既成デザインの破壊から新規デザインのあり方を求めています。
これは純粋培養されてきた私も同様に、絶対に伝統的なデザインでは無い、
新規デザイン、新規デザイナーのあるべきデザイン対象やデザイン領域を
なんとしても発見したいという「デザイン」であるからこそ、
常に「新しいデザインとはどうあるべきことか」とか、
「こうやっている行動がデザインを成し遂げている」という、
三人ともに共通項を持っていることです。
年上のデザイナーである私は、「コンシリエンスデザイン」や、
「遺伝子編集へのデザイン、基幹産業の導入」を彼らに語り伝え、
彼らは当然のこと、地域産業や伝統工芸にも深く関与しています。
結局、対談テーマは
「どのような教育をすればデザインが可能なるか」にいきつきました。
前回の講師をお願いした澄川氏、原田氏も参画をしてくれていました。
特に、太刀川氏とは講座を離れて「書」の話となり、
彼とは思いつきで「日本デザイナー書道?楽部」までを創りました。
次回は、東京藝大から2名のデザイナーと建築家を講師に選びました。

* staffblog 11月17日
* 『美学性を語れる講師を「KK適塾」は選ぶ』
* 『「KK適塾」は日本からのデザイン思想と実務の発信』
* 『イントロ画面を新作して「KK適塾」にした理由』
* 日本デザイナー書道?楽部


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01月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 23rd, 2017  Posted 12:00 AM

01月23日 先勝(庚戌)

教育というのは、
思うことを
考えることにし直す、
図法運動の
変更手法だと考えている。

川崎和男の発想表現手法


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staffblog 1月20日


   


     1月 20th, 2017  Posted 11:50 PM

1月20日

今期3回目、今年初めての
KK適塾が開催されました。

講師は、お二人とも
ソーシャルデザイナーという肩書きをお持ちです
村田智明氏と
太刀川瑛弼氏。

この三人でのトークセッションは初めてです。
中ではこんな動きのあるシーンも生まれました。

今回は自然と「デザイン教育」、
特に子供に対しての教育というテーマに焦点が。

お二人とも幅広いお仕事をされており、
それぞれのテーマに沿って
話題を展開いただきました。

最後は恒例の握手です。
ご参加いただきました皆様、
ありがとうございました。


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『米国は壊れてしまっているその追随国家観を捨てよ』


   


     1月 20th, 2017  Posted 12:00 AM

日本人には米国への大きな誤解を捨てられずにいます。
私はApple社でコンサルタントをしていて以来、
周囲からは「右翼」と呼ばれます。
全くの間違いです。少なからず「左翼」ではありませんが、
右翼ではないのです。
それは米国相手に仕事をしてみれば一辺にわかることです。
現在の民主主義なる多数決などは絶対に信用しないこと。
白人主義、キリスト教教義への大疑問、
しかもポピュリズムでの勘違いから、
米国後追いには大きな疑念を持つことが絶対に必要です。
今回、米国の大統領選挙には、ヒラリーにせよ、トランプにせよ、
米国全体の文明度が後退してきたことゆえに、私は選挙戦最初から、
共和党・トランプになることは当然のこと予想していました。
それは何と言っても「変」なのです。何がか?と言えば、
黒人を解放したのは共和党のリンカーンであり、北軍が勝ったのです。
にもかかわらず、民主党のオバマ大統領が選ばれ、
私のメガネはペイリン副大統領候補に選ばれるとともに、
ふるさと福井県小浜市はオバマ礼賛を行うというポピュリズムでしかなく、
米国では民主義よりもポピュリズムでの世界観の大破壊が進行したのです。
明らかに民主主義は破壊されてヒラリーであろうがトランプであろうが、
「白人主義」がトランプを選び出し、
その背後でのとんでもない世界征服観念が
米国の底辺集団の人気だけを押し出してしまっているのです。
米国の正当な知性は失われました。
世界がとんでもなく壊れていくようです。
米国内の混乱から遠ざかるべきでしょうがそれさえ不可能でしょう。
英国はEUを離れ、ロシアの強権発動、中国の一党独裁、
さらに北朝鮮の狂気、韓国の大混乱、それを相手に大丈夫でしょうか?
なんとか、わが国の義と善と美という神道的発想だけが頼りです。
私は右翼ではありません。ただし、左翼の能無しではありません。

* 「商品が記号となった実例・私の体験と確認」
* 『ロシアでの冬期オリンピックに象徴されていたこと』
* 『中国の模倣づくりは市場経済論と一党独裁で破綻する!』
* 「拉致問題解決が先決、現代問題解決は不可能を表徴」
* 「軍需こそデザインによる革新の真の目的」


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