kazuo kawasaki's official blog

Archive for 10月, 2013


10月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 12th, 2013  Posted 4:22 PM

10月12日 丁卯(先勝)

確信あるのみで突っ走る。

『デザインの極道論』したわしい


目次を見る

『AEDとICD、街で見かける除細動器と私の体内除細動器』


   


     10月 12th, 2013  Posted 12:00 AM

AED=Automated External Defibrillatorsは最近、
街や運動場、行政機関、デパート、駅構内で見かけます。
私はこの装置をみるたびに、ある想いにかられます。
まず、この装置がこれだけ設置されている国は、
それなりに素晴らし国だと思います。
また、この装置を一般人でも扱える人、
それは最近の自動車免許を持つ人や、
タクシーの運転手さんなどです。
タクシーの運転手さんなどは、まず、徹夜に近い体調状態で、
とても厳しい講習会で、免許をもらえるそうです。
さらに、今では30万円程度にまで市価は安くなりました。
ところで、私自身は埋め込み型除細動器を体内に入れています。
幸いなことに、もう2台目を入れていますが、
とても怖い機器ですが、まだ作動していません。祈っています。
作動したら、金属バットで突然殴られて失神するらしいのです。
それは本当にイヤだと思うのです。
ところが、これはすでに1台400万円もします。
自己負担を余儀なくされても3割負担ですから大変に高価です。
街中で見かけるAEDは国内生産されていますが、
ICDはすべて海外製であり、せめて急速充電によって、
対外から充電できれば、毎回の手術から解放されます。
ICDを埋め込めば不整脈や心臓障害者には多量の薬から解放です。
私は3台目も入れることになるかもしれません。
その時には、是非とも「自分デザイン」を体内に入れたい、
そう思っていますが、
先般、新製品・米国製を見て、とても腹立ちました。
デザイン的には、絶対に日本でデザインするべきです。
AEDは国産なのに、なぜ体内ICDは未だに海外製なのでしょうか?
私は次世代デザイナーにはこの課題に取り組んでほしいのです。
無論、私自身、自分のためにもICDデザインはテーマです。


目次を見る

10月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 11th, 2013  Posted 9:30 AM

10月11日 丁卯(先勝)

確信あるのみで突っ走る。

『デザインの極道論』したわしい


目次を見る

『特別講義・多摩美術大学『制度設計と形態設計』』


   


     10月 11th, 2013  Posted 12:00 AM

年1回、客員教授として多摩美術大学で特別講義をしました。
昨年、これからのデザイナーの役割として、
形態デザイン=造形言語と形態言語についての講義のまとめで、
これからのデザイナーは、問題解決・難問解決を造形でという、
そんな講義後に「制度設計」に関わるまでの入り口を話しました。
多摩美術大学は、特にプロダクトデザインでは、
国内一の就職を上げているだけに、学生の目に輝きがあります。
入学意欲も、「デザイナーになる!」という意欲がありますから、
スタジオに行っても、また作品もカーデザインや、
レーザーカットでのモデル製作には学生の懸命さが分かります。
大阪大学にいますが、人生の職能観が定まっていることでは、
偏差値が高いということが、必ずしも、将来を決定はしません。
入学前に入試準備でのデッサン力を鍛錬しなければ、
デザイナーを職能にはできません。
それだけに、今度は偏差値の高い大学のカリキュラムは、絶対に、
変更しなければいけないと大学人になってからは、
さらに文系・理系ではない、デザイン系大学入試で、
すでに、自己才能を決定づけるこうした大学選抜を、
特に、旧帝大系は学ぶべきだと主張してきました。
反対に、デザイン系学生はもっと偏差値自体も高くすべきです。
こうした点では、韓国のKAIST=韓国科学院レベル大学が必要です。
そんな考え方から、「制度設計」をデザイン界が出来ること、
これが私の現国内デザイン系大学に伝えたいことです。
昨日は、稲田国務大臣にデザイナーとして「ある制度設計」を、
提案として提示しました。
iOFT=国際メガネ展での審査委員長は親友の多摩美大教授W氏です。
昨日は、ベストドレッサー賞授賞した大臣に彼を紹介しました。
そして、特別講義の担当教授は金沢美大後輩N氏がやっています。
私は、「制度設計」まで出来るデザイナーを育成したい、
そんな気持ちで、現在のデザイン作品から南海トラフ対策など、
形態設計と制度設計の実例を紹介しました。
本当は、昨日、大臣提案を見せたいほどですが、
特に、次・次代プロダクトデザイナーを育てたいと考えています。


目次を見る

10月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 10th, 2013  Posted 9:30 AM

10月10日 戊午(仏滅)

「リピート!」という
評価によって、
実技トレーニングは何度も
繰り返さなければならない。

『デザインの極道論』したわしい


目次を見る

『ブルー色のスタイラスペンがまた増える。』


   


     10月 10th, 2013  Posted 12:00 AM

iPadの登場以来、私がまた趣味にしてしまったことがあります。
まず、スケッチが描けるだろうか。
書、特に草書体がスムーズだろうか、ということになります。
そうなると、スタイラスペンは自作することから始めました。
そのスタイラスペンが単なる導電ゴムだけのものは、
ほとんど信用はしていませんが、ペン軸や装飾がブルーだと、
どうしてもコレクションに加えてしまいます。
SU-penはこれで3度目の進化を遂げましたが、書き味は進化。
だから、これだけは手放すことができません。
最近、クリスタル製品ブランドが一つの進化を遂げていました。
というよりも、ペン軸のブルーがとても綺麗だったので、
買い求めてしまいました、
最初の頃は、USBでも512KBだったのはまるで嘘のようです。
今では、4Gもありますから、これがペン軸に仕込まれているのは、
随分と買わずにきましたが、この美しい存在感と使用勝手は評価。
iPad miniも持ち歩きます。
都合によっては、様々なスタイラスペンに拘っています。
もしこのスタイラスペンについての講義なら15回は可能でしょう。
このペンが筆記具の一つになってからの商品アイテムは無限です。
しかしながら、人間はそれぞれが保持している静電容量があり、
最近では、電圧をかけて一定にするスタイラスペンも登場です。
でも、私はあくまでもペン軸がブルー系を探しています。
デザイナーは「好きな色を持ってはいけない」という心情ですが、
私はこうした筆記具はじめ、身の回りの用品では、
ブルー系に対しては拘りぬいています。
素材的には、最近では染色無しでの可視光線操作だけでの青が、
見事に登場し始めました。
なぜ、ブルー系なのかということは、
それはプロのデザイナーとして、かなえたいことがあるからです。
青といえば、ラピスラズリがありますが、
海の色・空の色・岩石色ということで可視光線では特異なのです。


目次を見る

10月9日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 9th, 2013  Posted 4:20 PM

10月9日 戊午(仏滅)

「リピート!」という
評価によって、
実技トレーニングは何度も
繰り返さなければならない。

『デザインの極道論』したわしい


目次を見る

10月9日Staff Blog


   


     10月 9th, 2013  Posted 4:10 PM

10月9日

iOFT2013(第26回国際メガネ展)
@ビッグサイトにて
KAZUO KAWASAKIブランドについて
プレゼンテーションを行った、
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)

監修した “wink glasses2013
まばたきするメガネです。


目次を見る

『PCメガネはドライ・アイ対策でなければいけない』


   


     10月 9th, 2013  Posted 12:00 AM

パソコンのモニターが液晶になってから、
PCメガネと呼ばれるアイテムが眼鏡商品に登場しました。
ただし、スリープライスと言われる安価なメガネ量販店提示です。
確かに、可視光線のブルー波長は、自然光の青視物質波長よりも、
モニターでの再現色は相対感度的にやや高めです。
しかし、青視の相対感度を押さえることが、眼球生理に対して、
決定的に「防止対策」というのは誇張があると断言しておきます。
むしろ、モニターを凝視することで、目の表面が乾燥します。
いわゆるドライアイと呼ばれる生理現象です。
ドライアイというのは眼球乾燥症ということで、
次の三つのリスクを持っていることへの対策が必要です。
● 涙液水槽の異常:涙液分泌減少
● 涙液油槽の異常:眼瞼炎への可能性
● ムチン層の異常:これは様々な眼病の元になりやすい
こうした眼球への疾病を考える時、その大きな要因になることが、
モニター凝視時間が長くなり、「まばたき」しなくなる傾向です。
そこで、最初は、まばたき=瞬目減少をさせないことを考え、
液晶レンズで、一瞬にして曇らせることは、「まばたき」を起因。
この方式に着目しました。
そこで、ともかく瞬きを強制的にということを10秒間に0.1秒、
0.2秒と全透過三通りを簡単にという
メガネをデザイン設計しました。
私は、青視波長がモニターでは高いことよりも、
むしろ、瞬目減少になってしまうモニター使用感を変えること、
これが本来のPCメガネだという結論にいたっています。
人間は、目の前が一瞬曇るだけで「まばたき」をします。
そうすると、眼球の乾燥を相当に防止することが可能です。
これは第2段目ですが、さらに改良を加えていきます。
年1回の日本のメガネショー=IOFT(東京有明ビックサイト)にて、
私自身が、この原理を解説します。


目次を見る

10月8日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 8th, 2013  Posted 4:18 PM

10月8日 丁巳(先負)

デザイナーであることの
アイデンティティー=かけがえのなさ、
というのは、
作品が社会と密接に
連動していることだ。

『デザインの極道論』したわしい


目次を見る