デザインも、
モノを変化させ、
そのモノの変化が
社会や時代、
そして生活の
運動体系となっていく。

変化をさせる原因、
変化の過程である運動、
変化＝運動は
やがて
物理学となっていく。

この解釈を
原則化しようというのが
「力学」であり、
その考察は
歴史の中で、
大きく変化する。

変化するモノは
力学として
解釈が可能である。

作品主義としての
デザインと
商品主義との
分別を
デザイナーは
「選定としてのデザイン」
によって、
核心的で
確信的な
デザインアスペクトに
していくことは
大切だ。

デザイン
コンペティションでの
デザイン賞と、
具現化された
製品の受賞とは
大きく
異なっていることも、
審査基準には
明快でなければならない。

選定をする立場の
デザイン思想を
問い詰めておくことも
忘れてはならない。

ただし、
その選定の評価基準を
デザイナー自身が
よく吟味しておくことは
大切である。

大衆の
反復への関心を
引き出す手法に
なると考える。

したがって、
デザイナーは
未知で未体験な
形態の創出を
デザイン賞選定になる
ことを
目標にしていいはずだ。