ことばを
基盤にした形式として
修辞学を見るなら、
かたちを
基盤にした
デザインという形式も
共時性と
共通牲を
余儀なくされている。

その陳述が
メディアの形式で
新たな価値操作に
組み込まれる。

解体とは、
修辞学
=文章博学の
情報化への
価値の多様化だと
評者は陳述する。

それは、
修辞学という
形式と内容の
解体を
観察している状況にあると
考えることができる。

したがって、
修辞学ということばの
体系は、
情報と物語が重複、
あるいは
分離という事態が
派生して進行している。

情報化社会は
すでに
情報社会化に
移行してしまった。

賛歌としてのデザインを
めざしていきたい。

すなわち、
賛歌としてのデザイン
だけが、
明日を、
そして次世代を
招聘することができる。

理想主義を
たたえるための
手法や手段としての
デザインは、
生きることの賛歌に
他ならない。

が、
現実主義では
希望や夢を放棄した
生命への冒涜である。