8月 3rd, 2017 Posted 11:00 PM
8月3日
本日は、株式会社 馬印様の
工場見学に伺いました。
チョークをはじめとした各種商品群。
黒板やホワイトボードなどが
所狭しと並んでいました。
それらが実際につくられているシーンを、
見せていただきました。
働かれている方々の、
一つ一つの手技を目の当たりにしました。
他国から学びに来ている人も、
大変多くいらっしゃいます。
同時に、新しい機器を導入し、
システムの向上を図っています。
現場を見ながらの打ち合わせは、
これまでとは異なる形で有意義に進められました。
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6月 11th, 2017 Posted 12:00 AM
大阪大学医学部附属病院の一階フロアには、展示コーナーがあり、
近郊都市の美術・写真・書などの同好クラブの作品が展示。
ほぼ一週間に一回、私はじっくりと見ています。
そうして附属病院小児科病棟には、
約80名の子ども達が入院していますから分校なのです。
医師はもちろん看護師さんだけではなく、
CLS=チャイルドライフスペシャリストという米国で資格取得された方もいます。
この資格取得はまだ日本での教育養成大学はありません。
私はこの病院に入院児たちの展示作品の絵を楽しみに観にきています。
随分前から、入院児たちの「絵」を見て、ここには分校にまでなっていますが、
日本の美術教育に疑念があっただけに、
私がプロとして「絵」を教えれば、絶対に日本の美術教育ではない、
それもデザイン教育>美術教育の基礎力を与えられると企画しました。
CLSの担当の方と打ち合わせをして、ともかく「実現」をやっと出来ました。
入院児たちは、体調でプレールームに来られる様子は毎回異なることや、
白衣は怖がるなどで、私の寄附講座だけではなく、
もうひとつのバイオ系寄附講座の教授、准教授も参加いただき、
とりあえず、「絵」のもう根本的で絶対に学校教育では
スケッチの本当の役割のスクールを私が実演=絵を描く方法を教えました。
4歳の子から中学生まで10名には、
黒板メーカー・馬印と時計メーカー・タカタレムノスから、
黒板と時計ユニットは、この企業も大賛成で協賛していただきました。
いわゆる患者でもある子供たちだけではなく、
親御さんにも、「なぜ絵を描くか」なども、
看護師さん、CLSさんにも協力をしていただきました。
基本を教えたら、手の描き方、顔の描き方、身体の描き方はどうするの?、
と言う質問も飛びだし、直ぐに私は実演でその質問には
「絵の基本と描き方」を実演してみせました。
4歳の子はすぐに理解し、初めて黒板には、ブドウ?だね、と言えば、
絵からブドウを私の手にも分けてくれました。
「自分のマーク」もと思って、
名前を聞いたらかわいい女の子:絶対に美人になる子からは、
「もっと教えにきてくれたら教える」と言われてしまいました。
もう時間だからと言っても辞めない子には「デザイナーになれるよ」と、
励ましたら、「ドクターになるから」とか言われる始末。
でも、ドクターも絵を描くから受けたとか。
みんなの瞳がキラキラしていました。
私は「入院したり大きな手術をしたけど、プロから教わった」、
その思い出を与えたかったことと、
入院している子供たちみんなが希望している、
大人には予想もしていなかったコトを知らされ、
デザイナーとしてなんとか実現を目指そうとかや、
黒板への想い、時計への想いを教えられました。
なんとか入院したからこそ出来る
このスクールを連続させたいと思っています。
* 『芸術工学からコンシリエンスデザインに』
* 『黒板メーカー・馬印が実現してくれた「価値」』
* 『まだ私デザインHOLAは動いているしかし無情合掌』
* 『最も基本・バイタルデータの「体温」はデータ化してきた』
* 「心電図波形が意味すること・意味されていること」
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7月 17th, 2016 Posted 12:00 AM
書道というのは学校教育であり好きではありませんでした。
自分にとっては「書」であり、これは父・祖父から徹底的に訓練を受けました。
何と言っても禅寺・吉峰寺(永平寺第一道場)に、
中学・高校と夏には預けられて禅宗での書を訓練させられたことがあります。
まあ、この寺になぜ預けられたのかとか、自らが望んでということも
自分と書の関係は抜群の訓練を受けられたという幸運さがあります。
よって、文房四宝と言われるともうたまらなく大興味です。
たまたま、馬印:なんとも言えない古式な企業名に驚くとともに
日本文具大賞に応募された硯と筆と、このインクは、
ホワイトボードでの書道教具として登場してきました。
これまで、ホワイトボード上では、
絶対に不可能であった書が見事に可能です。
確かにこれは書道のある国々だけの商品ではありますが、
この素晴らしさを評価しないわけにはいかない商品性能を有し、
書道教育を確実に支援するモノ=商品になってきました。
いわゆる「とめはねはらい」をホワイトボード上で可能にしたわけです。
実際、もし自分が書体やカリグラフィーを教えるとなると、
これまでは、書はほとんど不可能でした。
特に、草書体は困難であり、楷書体や行書体よりも自分にとっての書ゆえに、
これをやるには黒板とチョークでした。
馬印とは、なんと黒板メーカーからの屋号からのブランドでした。
願わくば、これを筆頭にして「カリグラフィー」を可能にする教具に進歩を
自分自身最も期待をしています。
確かに最近では、書道アプリでパッド表現も少しだけ可能になっていますが、
あくまでもアナログ=手からの、
その筆記具そのものでのこうしたモノが望まれます。
望むこと、好むこと、
これが実質の「価値」だとこのモノは教えてくれています。
* 『硯箱を整理しながら・・・』
* 「デザイン基礎力の一つから現代社名ロゴをみると」
& 『石ころとスタイラス』
* 「曹洞宗第一道場・吉峰寺での『薪』割り」
* 「文房四宝の進化に沿わせる自分の幸運さ」
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