7月 13th, 2020 Posted 12:00 AM
7月13日 先負(丁巳)
『関数としてのデザイン』
インダストリアルデザインは
これまでのデザイン言語辞書を
再編纂、結果、職能名義の
変更をもって、
社会的存在性を再訴求する
段階にきている。
artificial heart:川崎和男展
Tags: イ ンダストリアルデザイン, デザイン, 再編纂, 再訴求する, 変更, 存在性, 川崎和男のデザイン金言, 段階, 社会的, 結果, 職能名義, 言語, 辞書
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5月 20th, 2019 Posted 12:00 AM
大学入試で「手」のデッサンの実技試験問題を出しました。
これだと、実技のサンプルがいりませんでした。
またその実技試験にいくつかの入試合格条件を大学側はつけました。
まず、配布された鉛筆を、持参したカッターで削ること。
それゆえに、削り方とその処理方法がわかること。
このため、手の怪我などの対応として医師の同席も必要でした。
入試番号を書くところから、削った鉛筆が必要でした。
これは名古屋市立大学 芸術工学部の実技試験、その最初40倍でした。
削るという作業から削り方からその始末で、
やっぱり手の器用さと手順、整理や整頓までがわかり、
その結果削り糟を床面に落とすことなど実技にも反映していました。
手の基本的なデッサン力、描写力を見るためなのですが、
構図、構想力も必要ではないのかと膨らませて、
様々な動きや仕掛けを考えて描く受験生も多くいました。
その後は毎年違うモチーフ、例えば持参した辞書とかを題材に指定なのに、
受験生は試験対策で「手」のデッサンに取り組んでいるので
みんながモチーフと手を描くようになっていました。
実技の試験では、この子は凄いと思う子たちは、
残念ながらほぼ一人も入学出来ませんでした。
この大学では、学科試験に点数配分を重く置いていたためです。
自分の手を描くというのは、今でもデッサンの基本です。
私も金沢美大で、いつも描かされていた常時の課題は「手」でした。
Tags: 40倍, カッター, サンプル, デッサン, デッサン力, モチーフ, 仕掛け, 入試合格, 入試番号, 凄い, 処理方法, 削り方, 削る, 医師, 受験生, 同席, 名古屋市立大学, 器用, 基本, 大学入試, 実技, 実技試験, 対象, 常時, 怪我, 手, 持参, 描写力, 整理, 整頓, 最高, 構図, 構想, 点数配分, 芸術工学部, 試験対策, 課題, 辞書, 配布, 金沢美大, 鉛筆, 題材
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1月 18th, 2018 Posted 12:00 AM
物心がついた頃に、自宅にあった一番厚い本・多分初版・でした。
それからは父はこの本が改訂されると必ず買ってきて生活の中にありました。
自分で買ったのは多分四版だった気がします。
私自身、いわゆる事典や辞典は大好きです。
今では、パソコンですぐに検索ができますが、
一つの言葉を追いかけていると、辞書の中で道草ができます。これが大事!
いわゆる辞典は、パロール(会話語)がラング(辞書語)になるわけです。
私がとても注目し追いかけてきた言葉には、
「プライバシー」があります。
これは時代的な会話語がラング化した典型ではないかと思っています。
改訂版毎に意味は複雑化してきました。
「誰からも観察されない状況」は、
今では複雑になっています。
「自分が勝手に発する情報や状況が、他人からの観察を阻むこと」なのです。
私は、博士学位の論文を書けるかという英語の試験時に、
受験者の半分が、英語や医学の辞典や辞書だけでなく、
「広辞苑」が持参されていたことです。
(エッ、この医学基礎知識が英語なのになぜ?)と驚愕しました。
辞書づくりの映画「舟を編む」は労作で大変感動しましたから、
今回の第七版発売は、じっくりと見ることができました。
が、せめてこの展示は「モノの素晴らしさ」を打ち消していると思います。
すでに、スマホのアプリ(とても高額ですが)、
今やアプリもこの辞書も持つべきかと思っています。
広辞苑第七版は、パロールがラングとなったことを証明しています。
広辞苑は父から日常生活の中で学んできたことです。
Tags: アプリ, スマホ, パロール, プライバシー, ラング, 事典, 会話語, 典型, 初版, 博士学位, 厚い本, 受験者, 四版, 基礎知識, 広辞苑, 改訂, 映画, 物心, 素晴らしさ, 舟を編む, 英語, 複雑化, 観察, 言葉, 試験, 論文, 辞典, 辞書, 辞書語, 道草
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1月 18th, 2018 Posted 12:00 AM
01月18日 先勝(庚戌)
ラング(辞書的)的知識は
常に会話的=パロール的な知識に
喧嘩を売られていて、
必ず負けるものだ。
しかし、勝ち残っている知識で
パロール的知識を叩きのめすこと
これがイノベーションという喧嘩だ。
川崎和男「喧嘩道」
Tags: イノベーション, パロール, ラング, 会話, 勝ち残る, 喧嘩, 川崎和男のデザイン金言, 知識, 負ける, 辞書
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9月 8th, 2015 Posted 12:00 AM
自宅の地下に倉庫=書庫と駐車場があります。
正直、大阪に来てこの10年、書庫に赤坂・福井・名古屋と、
ずーっと持っていた辞典シリーズがありました。
しかし、どれだけ探しても見つからず、
この「ことば」の意味を徹底的に調べたいという時は、
この辞書には解説が必ずあるはずと思ってきました。
先日、ワイフとスタッフが書庫の最奥部に行き、
このシリーズ全巻がそろってあるのを見つけました。
本当は、自宅には書籍を最初は一冊も置かないことに決めていました。
そして、もう購買することも辞めようとぐらい思い、
相当に名古屋時代に処分してきましたが、
書籍は毎月増え続けています。
なんとか電子書籍にすべくと思っていますが、なんとも書籍のページ感覚は
私には捨てがたくて、PAD内よりも本そのものに戻ってしまいます。
そこで、おそらく日本語辞典となれば、広辞苑・大辞林・
そして明解国語辞典ですが、
これらはすでに電子書籍で十分、けれどもこのシリーズは、
日常の傍らに置いておきたくて、
地下から持ち上げて自宅に配置することにしました。
自宅には書籍があっても読み終われば地下書庫行きルールを辞めました。
当然にワイフの反対がありましたが、
スタッフを巻き込んでこれは自宅にあるべきを主張しました。
私がこれまでも「ことば」に拘ってきたのは、
デザインは「かたち」を追求しますが、
建築界ほど「ことば」はありませんでした。
そのことが若いときから、
「ことばとかたちの相対論」が生涯のテーマでした。
それから数冊の本を書き出版もしました。連載記事が本になりました。
私は日本語のことばひとつひとつの原意が気になって仕方ありません。
漢字はなんと言っても同郷の白川静氏、
そして相反していた藤堂明保氏を確かめます。
さらに奥深い意味性ではこの辞典シリーズに向かわなければなりません。
この10年、どれほど書庫を探したかわかりませんが、
書庫の最も奥にこれが収納されていたのです。
今、影干しをして自宅のシェルフを決めてこれを置いておくつもりです。
一冊毎に開けてみれば、なんとも辞書の香りがしてきます。
この匂い好きです。
Tags: 10年, PAD, かたち, ことば, ことばとかたちの相対論, シェルフ, シリーズ全巻, スタッフ, テーマ, デザイン, ページ感覚, ルール, ワイフ, 一冊, 主張, 倉庫, 傍ら, 先日, 処分, 出版, 匂い, 十分, 原意, 反対, 収納, 同郷, 名古屋, 地下, 地下書庫, 大辞林, 大阪, 奥深い, 好き, 広辞苑, 建築界, 影干し, 徹底的, 必ず, 意味, 意味性, 数冊, 日常, 日本語辞典, 明解国語辞典, 書庫, 書籍, 最奥部, 本, 本当, 正直, 毎月, 漢字, 生涯, 白川静, 相反, 相当, 福井, 自宅, 藤堂明保, 解説, 購買, 赤坂, 辞典シリーズ, 辞書, 追求, 連載記事, 配置, 電子書籍, 香り, 駐車場
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7月 27th, 2015 Posted 12:00 AM
7月27日 大安(甲辰)
ラング(辞書的)的知識は
常に会話的=パロール的な知識に
喧嘩を売られていて、
必ず負けるものだ。
しかし、勝ち残っている知識で
パロール的知識を叩きのめすこと
これがイノベーションという喧嘩だ。
川崎和男「喧嘩道」
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2月 10th, 2010 Posted 8:09 PM
2月10日
もはや、
BOSS(川崎和男 Kazuo KAWASAKI)
がデコった辞書たちも、
iPhoneの中に入っているので・・・ご苦労さま。
語学系から医学系までアプリは辞書充実、
BOSSのiPhone内アプリも誰よりも充実。
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