kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘結果’


3月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 11th, 2022  Posted 12:00 AM

3月11日 仏滅(癸亥)

『統合としてのデザイン』

その結果、
たとえば
企業存在の
同一性と統一性の
ビジュアル表現は、
単なる
企業広告としての
役割しか果たさない。

artificial heart:川崎和男展


目次を見る

6月27日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 27th, 2021  Posted 12:00 AM

6月27日 仏滅(丙午)

『元気としてのデザイン』

これまでの
生産と消費のデザインは
景気のための
デザインとして
消尽されるだけ
という結果を
知ってしまった。

artificial heart:川崎和男展


目次を見る

6月5日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 5th, 2021  Posted 12:00 AM

6月5日 仏滅(甲申)

『顕正としてのデザイン』

結果、
イデオロギーに
呪縛された時代が
終末を
むかえようとしている。

artificial heart:川崎和男展


目次を見る

4月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     4月 22nd, 2021  Posted 12:00 AM

4月22日 先勝(庚子

『始計としてのデザイン』

悲観的になってしまえば、
明日への
理想も夢も
自らが閉じ込め、
結果、
自己喪失は免れない。

artificial heart:川崎和男展


目次を見る

3月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 17th, 2021  Posted 12:00 AM

3月17日 赤口(甲子)

『黙示としてのデザイン』

結果、
デザインの意欲が
立ち向かう想像力の空間は
解放されると確信する。

artificial heart:川崎和男展


目次を見る

7月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 13th, 2020  Posted 12:00 AM

7月13日 先負(丁巳)

『関数としてのデザイン』

インダストリアルデザインは
これまでのデザイン言語辞書を
再編纂、結果、職能名義の
変更をもって、
社会的存在性を再訴求する
段階にきている。

artificial heart:川崎和男展


目次を見る

『素材でのインゴットからデザインを教える』


   


     5月 12th, 2019  Posted 12:00 AM

私は社会人になってデザインを担当していた、
オーディオ機器での素材感は、第一にアルミニューム平板でした。
次には、ボンデ鋼板0.6mm厚の製造工程でした。
そこから、木材、サランネットなど、
あらゆる素材をやってきました。
木材は全世界の木材300種、サランネットはネット素材、
ヘッドホンでは、人工皮革と縫製の重箱ミシン機を知りました。
オーディオ機器全ての素材と製造工程、
さらには、新たな工程管理の提案が身についたのです。
特に、アルミはインゴットでの押出し機であり、
これは富山でのアルミサッシュを現場で随分知りました。
この時の経験が役立っていましたから、
押出し機からの周囲機材も提案してました。
当時の東芝では、インゴットから、
周辺機材は随分と結論や結果が出ました。
そして、今では、押出し機からの製造工程への
提案が全く行われていません。
これが、現実の製造工程にデザインが反映されていません。
結局、デザイナー教育での最大の問題です。
地金や特に鋳塊ということばが減少しています。、
鋳物より鋳塊工程など素材と製造工程を、
デザイナーが周辺行程を知ってもらいたいです。


目次を見る

『デザインが唯一の未来創出、その職能』


   


     3月 5th, 2019  Posted 12:00 AM

私は、「発想が10年早い」と言われてきました。
デザインが未来を創れる唯一の職業だと思っています。
ところが、デザインはどんなに最先端を走っても、
不要なモノは当然、残念ながら善いモノでも、
すごいスピードで淘汰されます、「私でも遅い」のです。
東芝のデザイナー時代、
大学の研究室を訪ねては「遅れてる」と思っていました。大学人になって、
あの時、自分が思ったように「企業より遅れ」をとってはいけない。
優秀な研究者との連携により、
最先端の研究、デザインで他分野を引っ張り、
医工学、理工学、政経学、文理学へとプロジェクトを提言してました。
しかし、デザイナーの品格=才能と美意識は限られています。
今、大学での専門家の研究が4Dとか言われると、
「まだそこ?」、と残念です。
私が、4次元CADを研究していたころでさえ、
ディズにー社が5次元CADを使っている、という情報を手に入れました。
その時、東芝では6次元CADを米国のある企業と開発し、
プラント設計管理への利用段階でした。
現実にそれを見て驚嘆しました。私の研究では、
DNAでのアデニン(A)とグアニン(G)、シトシン(C)とチミン(T)に
「時間軸」を入れて4次元CAD で、
その過程と結果を医学系に提出していました。
メディアにもてはやされる言葉に関わる研究や、
研究費が一時的に大量投下されるような研究に、
携わってる学者は未来を見つめていないのです。
「発想が、実は相当に遅れています」。


目次を見る

『越前市に「タケフナイフビレッジ」を教え子が建てる』


   


     12月 4th, 2018  Posted 12:00 AM

越前市の「工芸の里なんとか事業」の拠点として
タケフナイフビレッジの共同工房の改修と
増設プロジェクトがスタートしています。
かって私は、東京でのデザイン活動から故郷福井へ戻り、
武生市刃物研究会と出会いました。バランスと形態を計測しました。
武生市(現・越前市)には小学校高学年と中学校初期時代を過ごし、
打刃物産地は「野鍛冶」として存分に知っていました。
故郷にしかないモノを輝かせたいと、デザイナーとして戻った
私は、打刃物に取り組むようになりました。大きな支えがありました。
そして、「タケフナイフビレッジ=美しい切れ味を鍛えます」、と
名付けた産地のために、協同工房設立の企画書は
5年後をめざしていましたが、10年かかりました。
私の作品写真をお願いしていた藤塚光政さんからの紹介で、
故・毛綱毅曠に依頼しました。今も彼の建築を見てくれる学生がきます。
私は何度もモデルをやらせました、よくあの値段で・・・と私も想い、
福井で初めて『新建築』に載るような建物を、と
必死だったのです。結果は実りました。
25年経つ建物の改修及び増設は、大学時代を福井で学んだ建築家、
奈良女子大学のN准教授が担当しています。
私の教え子でもあり、大学卒業後は安藤忠雄氏の事務所を経て独立し、
国際コンペも勝ち取るなど、大きな仕事もこなす
彼ならではの「手腕」に期待しています。
タケフナイフビレッジは10人の職人でスタートし、
親方となり今は後継者が20人います。
世界初だった一体化した私デザインのキッチンナイフは、
どこにでも出てきましたが、
「切れ味」については、硬度がタケフナイフにはかないません。
そしてこの産地に新しい建屋が完成します。
伝統工芸の再興、文脈の集積と系譜、
これからの全く新しい継続と振興の拠点となります。


目次を見る

05月02日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 2nd, 2018  Posted 12:00 AM

05月02日 先勝(甲午)

前者は、スタートラインから
自力でダーっと走りぬいてゴールする。
他人の力ではなく、
自分の力でのみ、勝ち取る勝利である。

一方の「競争」というのは、
相手と向かい合って叩きのめすことで、
相手とのせめぎ合いの中から
結果を自分のものにすることを言う。
これは相手あっての勝利である。

『プレゼンテーションの極意』「わがまま」と「誠実さ」


目次を見る