8月 14th, 2017 Posted 12:00 AM
08月14日 仏滅(癸酉)
簡潔とは、
簡便で潔白なことでは
絶対に違う。
潔癖で無飾な
絶対的な存在性ある
美しさである。
川崎和男の発想表現手法
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8月 23rd, 2016 Posted 12:00 AM
初めて文房具についての取材を受けました。
先般、あるメーカーの新作製品の使い勝手も充分に調べたことを述べました。
それも自分が現在、最も美しいマガジンでした。
出版産業はなかなか厳しい経済的には難しい状況ですが、
このマガジンの詳細な記事内容や先進的な取材検証はとても素晴らしく、
そこからの取材依頼ということで、
ともかく、万年筆から手帳、手帖、スケッチブックなどを見せました。
そうしたら自分の想像以上に大変な種類と量も一杯出てきてしまいました。
(あっ、これ持ってたんだ、これもこんなにあったのか)という
その連続でした。スタッフも呆れる程出てきてしまいました。
まず、万年筆についてから、鉛筆や、スケッチブックなど、
さらには矢立、最も小さな硯箱まで取材を受けました。
最近の若い世代のデザイナーは、全くモノには興味が無いということを
どうも自慢気にしているようですが、だからモノのデザインは駄目なんです。
流石に呆れられるほどのオリジナルのスケッチブックは、
結局、フランスで発注してもほとんど使っていないモノが出てきました。
また特に和紙に至っては越前和紙産地とは今もしっかりとした絆ゆえ
自分用が、これもこんなにあったんだ、というのが正直な感想です。
特に万年筆ともなると、自分流にはスーツやジャケットとの関係があります。
これもなんだか時代的には簡便なことになりすぎています。
文房具は日本文具大賞の審査委員長ですから、
絶対に一番確かな選択眼が必要だと思ってきました。
ついでながら毛筆の話からとめどなく自分は文房具が大好きですから、
その想いを確かめるとても素敵な取材を受けました。
絶対に、文具のデザインなら自信があります。
日本人デザイナーが海外ブランドをデザインすると、厳しい批判を受けます。
それは当然です。「歴史的に知り置くこと」がペンには一杯あるのです。
文房具のデザインは本当にやってみたいデザイン対象です。
* 「ボールペンスケッチのためのモレスキン」
* 「ブランドが語りきろうとする高密度品質とは」
* 「書く道具にはなぜか心惹かれて」
* 『鉛筆・最も基本的なモノにスタイラスもなってほしい』
* 「机上の一本はスケッチ用万年筆」
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Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
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5月 12th, 2016 Posted 12:00 AM
Resilienceというのは直訳では「強靱化」ですが、
簡便に言い切れば、ストレスやプレッシャーに克つということです。
そこでResilience Designを提案しています。
これはConsilience Designから到達した大きな意味があります。
コンシリエンスデザインのコンセプト発想では無い、
自分では「ライン発想」という新デザインの発想論から生まれました。
精神的な中心には「不安」があります。
この不安を取り囲んでいる、特に重要なことは不平と不満です。
その不平と不満とは自律的に打ち克つ自分流の精神性の強化が必要です。
それをもたらす不足と不測、不備と不利が環境的なプレッシャーであり、
このために不信感は不真面目さを冗長するという構造になっています。
不安は他律的な環境での不利さや不備さを解消することを問題解決する、
それが「レジリエンスデザイン」になるということです。
現在も熊本では、
想定外であったそれも連続している大震災に遭遇しています。
被災地でのレジリエンスデザインは、あの3.11時以後に
国家プロジェクトになって「国土強靱化計画」と言われていますが、
自分はこの計画すべてを調査しましたが、減災とかのいわゆる
コンセプト発想に縛られていました。
したがって、コンセプト発想からコンシリエンスデザインでは
根本的に「ライン発想」では、何と言っても人間の精神性を
強靱化することを基盤にすべきと考えています。
この発想から改めて災害対策のデザインが必須だと確信しています。
*『デザイン講座は制度設計と形態設計での問題解決』
*『論理性と感性の対称性の破れ=パリティ崩壊』
*『日本の国家プロジェクトはとても優れていたのに!』
*『コンセプト主義からの解放=デザインテクノロジスト』
*『「ふくしま」だから未来と絆で、夢のプロジェクトとは?!』
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Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
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4月 26th, 2013 Posted 12:00 AM
光造形システム、私は17年携わってきて、
最初は紫外線レーザーが半導体レーザーに変わりました。
そして、エポキシ系樹脂も、
最初の湿度管理と装置からとても簡便になりました。
素材も、特に医療系は光造形データはシリコン系でも、
ほとんど内臓器官同様の柔らかさで「手術前シュミレーション」にまで、
使えるようになりました。
そして、今、阪大ではデザインのモックアップと
医療関連のスキャナデータを再現するのに使っています。
最大の問題は「造形サポート」設計がデメリットでした。
ところが、3Dプリンターでは、
2000分の1まで回路造形では可能になってきました。
しかし、私は「素材問題」はまだまだ開発が望まれると考えています。
チタンとカーボンもありますが、
カーボンは粉末ではなくて、やはりテキスタイルとしての繊維状成型です。
とりあえず、画像表現されている素材毎の成型は可能になっています。
しかし、私はこの素材提案には新たな感性が必要だと思っています。
何が3Dプリンターの素材かというと、
これまでの素材開発メーカーでは無理がありそうです。
現在私が必要と考えている素材は●●●です。
これは提案されてから具体的な応用範囲が限られていたから無理でした。
しかし、私には目論見があります。
なんとか、素材メーカーに具体物を持ち込んで説得しなければなりません。
画像は海外で試行された素材ですが、
これらの欠点はすべてがソリッド=塊です。
これは光造形がソリッドで考えられた頃と、
同次元の発想が残存しているからです。
3Dプリンターはサポートが無いだけに、
2Dへの吹きつけそのものを変換すべきだと考えています。
ただ、大きな問題は、これからの成形物は、
なんらかの清潔感や耐菌性や耐放射能までが考慮されるべきです。
まずは、「素材、その射出形状のデザイン」が基礎になるべきでしょう。
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Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
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