5月 17th, 2020 Posted 1:43 AM
ブックチャレンジ7/7
『物の体系』・記号の消費
叢書・ウニベルシタス
このところ、私の重要な著作集を出してきました。
7冊で終わりますが、丁度「新型コロナウイルス」が、
大阪府でも知事の見解でOKになったのです。
それこそ、「流行学」=黒死病:ペストが生まれたことを
万一、知らない現代人が余りにも多いのです、
今後の都市と人間、それは建築・都市計画、
そして工業デザインにも、大きな失策が続いているのです。
この著作は、とりわけ工業デザイナーでも、
ほとんど9割が知らないのです。
これは中央大学出版会の厳格な消費社会、
さらにジャン・ボードリアールが
デザインそして消費社会の行く末を、
私は予測していたと思っています。
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5月 27th, 2019 Posted 12:00 AM
最近は、筆跡はどういうわけか「筆ペン」、
それも開明でなけでければ満足できません。
おそらく、筆ペンのカートリッジも種類はありますが、決めています。
いくつかの筆ペンのカートリッジは2〜3種類に絞られますが、
しかし、なんと言っても、筆ペンでの筆跡が開明筆ペンはいいのです。
筆には流行があり、自分の使い勝手も時に応じて、文具を選択しています。
流行というと、「面相筆」にも流行があると私は判断しています。
それこそ、「流行学」というのはファッションの世界ではなくて、
疾病にこそ、流行学の基礎があります。
ようやく私にも「写経」というのが少しは分かってきました。
なんといっても「写経」には、空海が並外れて凄いこと、
それが私の「書」で掴んだ大きな、それも美学の一つです。
自分では決心していることなのですが、
なかなか、毎日原稿をと思いながらも書き上げることが出来ません。
それには、いい文具が手助けとなりますから、
私には、筆ペンと面相がとても一致しているのです。
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9月 2nd, 2014 Posted 12:00 AM
流行学というのは、原意学術は「伝染病の流行」でした。
私は医工連携の情報収集で、医学的な流行性などが早く知ります。
特に、人類にとって、「エボラ出血熱」の流行は、
まだ私たち日本人には遠い話ではありましたが、
これは遺伝子そのものに関わり、1970年中旬頃に発生しました。
原因はコウモリ?、蚊?なのかどうかも不明であり、
確実に死に至る伝染病であることです。
それでも医師団がその地域に飛び込んで治療していても、
その半数が亡くなってしまったということになれば恐怖です。
この恐怖は遺伝子へのウイルス病で治療方法が皆無ですから、
先進国家に流行なら、もっと過酷な人類存続を遮断するでしょう。
人口72億450万(2014.9.1現在)を地球自然が支えられないとしたら
まさに、わが国にも「デング熱」が国内で発症し始めています。
地球温暖化が平均4.2°Cアップしていることが、天変地異どころか
伝染病の流行がどんどん拡大しているようです。
わが国が亜熱帯化していて本来生存しない昆虫が国会近くで発見も
この表れだった気がしてなりません。
ウイルスの顕微鏡写真ほどグラフィックとしてまったく美を欠落。
蚊を殺虫剤というのも時代遅れですから新たな方式がテーマです。
人類にとって、ウィルスとの対峙方法こそ私は自然との関係、
つまり、自然と調和することの不可能さを主張することになります。
なぜなら、滅菌性を強めればアレルギーやアトピー症例を増加し、
この対症方法も未だにわかりません。
まして、DNAまで破壊してくるRNAウィルスの増加は、
おそらく、地球の温暖化と関係が始まっている気がしてなりません。
敗血症・多臓器不全にまで至った経験のある私には、
こうした伝染病に流行ということの実は人類の脆弱さを
思い知る事、その恐怖感を覚えます。
「PKDの途中報告」
「自然との喧嘩・調和などありえない」
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4月 13th, 2010 Posted 12:01 AM
異議申し立て
Appropriationが、デザイン発想の斬新さという流行。
私は、Appropriationをしているという無自覚なデザインに、
大いに異議申し立てをしておくべきだと考えてきました。
しかし、引用・借用・盗用かどうかという線引き、
その困難さゆえに、この兆しが見え始めた20世紀末から
どうやって、
デザイナー職能に対しての批評発言をためらってきました。
デザインが「欲望の刺激装置」と言い放ち、
デザイン価値・対・価値デザインを、
「知財権」の有無、その制度の見直し時期を見計らってきました。
ようやく、私はデザイナーとして、具体的な製品によって、
知財権、その中の最も権利主張が弱い「意匠権」を見直しました。
結果、
三つの見方に至っています。
● 外形・外観の盗用では意匠権は成立困難であること。
● 盗用はやはり倫理性の欠落からデザイナー見識が問われること。
● 知財権としての成立はほとんど不可能であり、
制度破壊が一時期は讃えられても、
やがてはある種のデザイン・スキャンダルに終わります。
すなわち、
デザインの本質は、一時的なブーム=流行性では、
その本質的な存在感をすぐに喪失することは
歴史的に明白になっていくものです。
流行学
なぜなら、「流行学」という学域があります。
これはマーケッティング論や経営学の領域学ではありません。
「流行学」とは、疫病や伝染病の流行性の学論です。
したがって、Appropriationは伝染病的なメタファー表現にすぎません。
そのことを明示していると考えていいのかもしれません。
現在、知的財産権が明確であるのは「著作権」のみです。
なぜなら、これは登録して権利取得とその収益独占ではありあせん。
「著作」という表現で、すでに「存在」が公認される制度です。
比して、意匠権・特許権・実用新案権・商標権は、
あくまでも登録です。
果たして、Appropriation、あるいはAppropriation的登録は、
まったく知財権登録では、拒絶・遮断・裁決は明確です。
Business Design Model
すなわち、デザインは、その本質において、
「倫理性」が大きな骨格であるかぎり、
Appropriationは、やや長期であっても「流行」にすぎないのです。
デザイナー職能でのデザイン対価を社会公認させれるには、
決して「盗用」は許されないということです。
私が「Business Design Model」という提案の
背景論理はここにあります。
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