9月 15th, 2015 Posted 12:00 AM
一体いくつ持てば気が済むの、って叱られています。
私はそれでもモバイルバッテリーを次々と使ってきました。
mAhだけに拘らずに、結局はmWh容量ですが、
多分今では22400mAhが最大だと思いますが全く納得できません。
それはこれまで試用してきたすべてのモバイルバッテリーには、
大落胆しているのです。
バッテリーとしての条件は、いくつかありますが、
まず、電流・電圧よりも容量、容量があっても、
大きさと重量、そして急速充電性、堅牢さや経年変化です。
さらに大問題は、今回のあの洪水でも明らかになってしまった、
ハイブリットやEV車両のように電気の塊としての安全性です。
そういう意味では、ソーラー関係は無視しています。
これからの水素系も私は期待できません。
それなら、プラズマ発電でのモバイルバッテリーです。
私は基本的に、人類は「太陽の恵み」以上は望んではいけない、
だからソーラー発電にも期待はしていません。
再生可能エネルギーという、このエネルギー用語自身の矛盾に、
私は全然納得していません。
ところが、生きている現実では膨大過ぎる電力が必要です。
まして私は今ではすっかり電動リチウム電池駆動の車いすが私の足です。
一度、電動車いすの電源が失われると全く行動が出来ずでした。
私はエネルギーとは、水・食料・電力と思っています。
現代文明は「エネルギー社会の保全」につきているのです。
しかも、電流と電圧を保全し安全である電力確保こそ、
安心な日常生活になるわけです。
方法はまったく新しいヘリウム3やプラズマの人工太陽しかありえません。
私の行動、といっても、歩けない私には、
スマホとMacが動かなければ、行動が全く不可能です。
願わくは、モバイルバッテリーそのモノの、
根本的な素材=金とのイオン化傾向差を、
核融合させても安心と安全の確保です。
そして、私たちが電力容量を知っているのは「太陽光の恩恵」だけです。
これ以上を望んでしまった私たちが、
絶対に真摯に取り組む最も身近なモノ、
それはモバイルバッテリーだと考えています。
容量が大きくても、モバイル性があること、
それ以上に安全で安心な電力というエネルギー、その開発デザインは、
デザイナーにとって、最大のテーマになっていると私は認識しています。
それはソーラーパネルからのバッテリーでは絶対に違うと思っています。
Tags: 22400mAh, EV車両, mac, mAh, mWh, イオン化傾向差, エネルギー, エネルギー用語, エネルギー社会, スマホ, ソーラーパネル, ソーラー発電, ソーラー関係, テーマ, デザイナー, ハイブリット, バッテリー, プラズマ, プラズマ発電, ヘリウム3, モバイルバッテリー, モバイル性, 不可能, 人工太陽, 人類, 保全, 充電性, 再生可能エネルギー, 基本的, 堅牢, 大きさ, 大問題, 大落胆, 太陽の恵み, 太陽光の恩恵, 安全, 安全性, 安心, 容量, 必要, 急速, 意味, 方法, 日常生活, 最大, 期待, 条件, 核融合, 根本的, 水・食料・電力, 水素系, 洪水, 無視, 現代文明, 現実, 生きている, 真摯, 矛盾, 納得, 素材, 経年変化, 結局, 膨大, 行動, 試用, 認識, 足, 身近なモノ, 車いす, 重量, 金, 開発デザイン, 電力容量, 電力確保, 電動リチウム電池駆動, 電動車いす, 電圧, 電気, 電流, 電源
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
12月 24th, 2011 Posted 12:00 AM
震災直後のNHK取材は3D撮影であり、
監督されたNHKメディアテクノロジーの智片通博氏に
阪大で特別講演をしてもらいました。
依頼後時間が経ちましたが、
かえって「風化しそうな」記憶を再確認できました。
私自身は震災直後から東芝で
「復興計画デザイン」に関与してきました。
ほぼ10ヶ月かけて「全計画」を書き上げ、
来年早々、東芝トッププレゼンします。
デザイナーとして40年の実務経験からの発想です。
講演では、取材編集はあの日の参議院予算委員会から始まります。
時間経過にそったNHKの天災時対応の詳細や、
そうした放送台本が放送直前の修正まで見ることができました。
私はメモを相当に取りました。
講演を見聞し、幾つか私の心に残り書きとどめたことです。
●震災の歴史的記念は
これは残すべきかは被災された方の気持ちが大事で記念館など不要。
●市町村合併によって町名に何ら東北地方性が失われていた。
●1000年に一度の天災でこそ
「役立たない技術」などはまったく人類に不要。
●NHKは日本人全員の生命と財産を守るマスコミとして
相当の日常的準備訓練があったこと。
●「みちのく」を復旧し復興することが政治で可能だろうか。
●マスコミとしてのNHKに対して、
ミニコミの必要性がもとめられますが、そのあり方。
●箱根を境界として、
日本が二分されてしまった現状から国力再建の可能性。
私は、あらためて国難の中にたたずんでしまっている
自分を客観視しました。
講義後、講座担当教授としてこのような話でまとめました。
1860年、日米修好通商条約提携に向け、
勝海舟・福沢諭吉が乗った咸臨丸が出航。
1854年から1859年は「安政時代」、社会不安に天災続き、
特に大阪も安政南海地震で大津波、
結果、難波(津波災害から)、梅田(埋め田)という地名が生まれるほど。
NHKでも若い取材者は、精神的ショックが相当だと聞きました。
現実、大学生にもボランティアに行きつつも、
そのやりきれなさで自殺者が出ています。
私たち日本人にとって、この震災・津波・原電事故は、
日本を「壊滅」させました。
それ以上にタイでの洪水は、産業的海外基盤を失っている状況です。
祖父や父世代が、日本を敗戦ながらも「楽園国家」にしてくれました。
その楽園環境に麻痺していたのかもしれませんが、
現実、まだまだ復旧さえ進まないわが国は
本当に「絆」をもって再興すべきだと再決意しました。
Tags: 3D撮影, NHK, NHKメディアテクノロジー, ショック, タイ, デザイン, トッププレゼン, ボランティア, マスコミ, みちのく, ミニコミ, メモ, やりきれなさ, 不要, 予算委員会, 人類, 依頼, 全計画, 再決意, 再確認, 出航, 勝海舟, 原電事故, 参議院, 取材, 取材者, 咸臨丸, 国力再建, 国難, 地名, 埋め田, 境界, 壊滅, 大学生, 大津波, 大阪, 天災, 安政南海地震, 安政時代, 実務経験, 客観視, 対応, 市町村合併, 役立たない技術, 復旧, 復興, 復興計画, 必要性, 担当教授, 提携, 放送, 放送台本, 政治, 敗戦, 日常的, 日本人, 日米通商条約, 時間経過, 智片通博, 東北地方性, 東芝, 梅田, 楽園国家, 楽園環境, 歴史的記念, 洪水, 海外基盤, 準備, 父世代, 特別講演, 生命, 産業的, 町名, 発想, 監督, 社会不安, 祖父, 福沢諭吉, 箱根, 精神的, 絆, 編集, 自殺者, 訓練, 記念館, 記憶, 講座, 講演, 財産, 阪大, 難波, 震災, 震災直後, 風化, 麻痺
Posted in 祈望から企望へ
目次を見る
3月 5th, 2010 Posted 9:30 AM
殷
時代は、中国の殷の時代=紀元前17世紀末、
もしくは紀元前16世紀初ごろの古代王朝にまで戻ります。
夏王朝と周王朝の間です。
そして、殷王朝というよりは、
この王朝を打ち立てた自称の集落集団の民族、
その地名は「商」と呼ばれていました。
なぜ、殷人が「商」と称していたのかは諸説がありますが、
一般的には、これは高い台地に住まいを構えていたことを
漢字の形象が意図しているという説にまとまっています。
つまり、黄河の下流は湿地帯であり、洪水を避けるには、
高い台地を求めて、そこに集落を
つくらなければならなかったということです。
「商」という文字の構造には、
この表音性と表意性が組み合わされています。
商人
そして商の国の人達を商人と呼んだわけです。
その商人とは、まさしく商=あきないをする人たち
その集団を意味しています。
「あきない」というのは、
本当に毎日、飽きないで商売に勤しむ
ということも言われてきました。
毎日毎日、仕事を続けていくことは、
かならずしも楽しいことではないでしょう。
誰だって、もし、同じようなことを日常繰り返していれば、
イヤになる日だってあるものです。
だから、飽きないでその繰り返しを厭わないことを
「あきない」と言い換えたのかもしれません。
その「商い」や「あきんど」から、
「商品」の意味を突き止めていくことになります。
Tags: あきない, 下流, 中国, 古代王朝, 周王朝, 商, 商人, 国, 夏王朝, 形象, 意図, 日常, 構造, 民族, 洪水, 湿地帯, 漢字, 紀元前17世紀末, 表音性, 説, 諸説, 資本主義からの逃走, 集落集団, 高い台地, 黄河
Posted in 015「製品と商品」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る