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Posts Tagged ‘死者数’


「資本主義からの逃走」
    「天災に祈ることしかないのだろうか。」
  


   


     3月 14th, 2011  Posted 12:00 AM


M9.0という想像を絶した地震値。
日本はまたしても復活しなければなりません。
あの三陸海岸の美しさは消滅しました。
TV画面を見つめながら現地の人々の気持ちまで共有はできませんが、
死者数と行方不明者数を知れば涙が流れます。
東北地方は壊滅したのでしょうか。
私の個人的な想いは、八戸市や久慈市に思い出があります。
久慈焼、琥珀産地の人たちの誠実さを思い知ったことがいっぱいあります。
わが国に与えられたこれからの試練へ勇気を抱かなければなりません。
朝が来ても、すぐに一日が終わり、
厳寒の夜に避難している人たちにただ祈るより他手立てはありません。
地震発生からいまだにまだコンビナート火災は炎上しています。
孤立している街々があるという情報を聞いているだけです。
東北地方の三陸海岸地方はこれまでの経験や歴史的な史実から、
最も災害に強い街づくりをめざしてきたと聞きます。
同胞の苦しみ、悲しみ、哀しみに胸が締め付けられます。
ただただ、行方不明の方々が生き延びていてほしいと願います。


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「資本主義からの逃走」
      「天災が、・・・」
  


   


     3月 12th, 2011  Posted 12:00 AM


ついに、いややはりと言うべきでしょう。
日本列島の宿命ですが、天災に見舞われました。
私は自宅で、いつものような目眩だと思っていましたが、
32階は相当な揺れでした。
ほとんど船酔い状態でした。
TV報道は、各社とCNNを見比べました。
CNNの分析は克明であり、
このニュース報道から国際的な日本へのまなざしがみえました。
電話が通じないことは最大の社会基盤が不整備だということになります。
SMSだけしか通信手段が無い文明は見直さなければなりません。
天災についてはまったく思考停止させられてしまいます。
花綵のわが国がどこまで天災への準備周到さをしていくかは、
やはり、「人工」的設計の最大テーマでしょう。
次第に、被害状況特に人命被害を知ることになりますが、
天災は人類に最大不幸の哀しみを与えます。
無抵抗でいるわけにはいきません。
地震津波発生から10時間、行方不明者・死者数が報じられています。


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