5月 20th, 2019 Posted 12:00 AM
大学入試で「手」のデッサンの実技試験問題を出しました。
これだと、実技のサンプルがいりませんでした。
またその実技試験にいくつかの入試合格条件を大学側はつけました。
まず、配布された鉛筆を、持参したカッターで削ること。
それゆえに、削り方とその処理方法がわかること。
このため、手の怪我などの対応として医師の同席も必要でした。
入試番号を書くところから、削った鉛筆が必要でした。
これは名古屋市立大学 芸術工学部の実技試験、その最初40倍でした。
削るという作業から削り方からその始末で、
やっぱり手の器用さと手順、整理や整頓までがわかり、
その結果削り糟を床面に落とすことなど実技にも反映していました。
手の基本的なデッサン力、描写力を見るためなのですが、
構図、構想力も必要ではないのかと膨らませて、
様々な動きや仕掛けを考えて描く受験生も多くいました。
その後は毎年違うモチーフ、例えば持参した辞書とかを題材に指定なのに、
受験生は試験対策で「手」のデッサンに取り組んでいるので
みんながモチーフと手を描くようになっていました。
実技の試験では、この子は凄いと思う子たちは、
残念ながらほぼ一人も入学出来ませんでした。
この大学では、学科試験に点数配分を重く置いていたためです。
自分の手を描くというのは、今でもデッサンの基本です。
私も金沢美大で、いつも描かされていた常時の課題は「手」でした。
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Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
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2月 13th, 2010 Posted 10:00 AM
from
Association
to Formation
DynamicsとFormationを先行させてしまいました。
日本は群集・アソシエーション社会から
脱出する政策が不可欠です。
群系・フォーメーションへと転換するべきです。
日本人は群集的な平準化が平等観になっています。
群系というのは格差性を肯定することかもしれません。
でも、この格差というのは、可処分所得差ではなく、
能力貢献度の差異性を認め合う社会化です。
現在は、小学校でも「主人公が数人」という学芸会。
マスコミ、特に新聞も、スッパぬかれることを、
お互いに制御して、平準化です。
これは、国としての「活性化」を阻止しています。
能力差はイコール、学歴でもなければ、
偏差値でもありません。
ともかく、群系という機能分担力の力量を、
相互的・相補的に認め合う新たな「競合性」を
育んでいく社会構造です。
だから、私は、地方分権は反対です。
なぜなら、地方の「やる気無し」公務員で、
地方の活性化など、できるわけがありません。
もし、地方分権にするなら、
「科挙」必要!
公務員選抜は「科挙」のごとく、
きわめて難しい選抜試験で、公務員所得を倍増します。
そして、常に、任期制での評価をしていく
新たな主義、これは民主主義ではなくなるでしょう。
わがふるさとを思うとき、
市職員・県職員の能力から首長能力は、
優れてほしいのです。
大阪に住んでいて、知事の構想は、議員や公務員に
阻まれている気がしてなりません。
「それはファシズムだ!」って言う公務員は削除です。
群系・フォーメーションには、
相当な、能力主義・意識改革・創造力が必至です。
それを政策デザインと呼びたいと思っています。
今、日本は、根本的な「変革時」にあることは、
間違いありません。
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Posted in 011「アソシエーションとフォーメーション」, 資本主義から逃走せよ!
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