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Posts Tagged ‘導電ゴム’


『ペン・ボールペン、そしてスタイラス、この進化を追う』


   


     10月 20th, 2013  Posted 1:12 AM

海外のデザイナーたちの多くは、このボールペンが最適とか。
そして、私にとってのいわゆるインクつけペンはこれ。
しかも、このぺんは人類の文具歴史そのままですが、
際だった特長は、万年筆では絶対にむずかしい書き心地です。
なんといっても、何種かのペン先を替えれば、
このペンで「カリグラフィ」が描けます。
しかし、海外でも「カリグラフィ」までマスターしているのは、
私はほとんどいないと思いますが、
日本人で優れて「カリグラフィ」の上手い人も少数です。
「カリグラフィ」といえば、あの故ジョッブスは、
大学で一番学んだのは、この「カリグラフィ」だったと聞きます。
したがって、彼の置き土産となった新たな書体が、
これからの書体では最も品格があるのではと私は判断しています。
そのうちに私自身の「カリグラフィ」を見せたいと思っています。
なにしろこの「カリグラフィ」とは、
美しい文字を書くこと・描くことを調和させています。
それは私の評価では書道の「草書体」に匹敵すると思っています。
最近大阪では有名な石碑書体が余りにも酷くて驚きました。
私は、政治家の能力には絶対的に「書」の美しさが必要です。
なぜならば、私はこれからの文具ではスタイラスの進化、
これがデジタル時代の大きなシンボルだと考えるからです。
特に、デザイナーにとっては、鉛筆からボールペンはもとより、
この「カリグラフィ」までを表現できるペンそのままの
「書き心地・描き心地」が絶対に必須だと考えるからです。
今、おそらく静電容量も電池で付加しますが、
このスタイラスの弱さも明らかにわかります。
三つ指摘すれば、
● バランスが「カリグラフィ」ペンほど考えられていません。
● 導電ゴムでは書き心地に品格が不足です。
● そして、このスタイラスの長さ・大きさを求めます。
しかし、現在は、このスタイラスが一番進化しているでしょう。


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『ブルー色のスタイラスペンがまた増える。』


   


     10月 10th, 2013  Posted 12:00 AM

iPadの登場以来、私がまた趣味にしてしまったことがあります。
まず、スケッチが描けるだろうか。
書、特に草書体がスムーズだろうか、ということになります。
そうなると、スタイラスペンは自作することから始めました。
そのスタイラスペンが単なる導電ゴムだけのものは、
ほとんど信用はしていませんが、ペン軸や装飾がブルーだと、
どうしてもコレクションに加えてしまいます。
SU-penはこれで3度目の進化を遂げましたが、書き味は進化。
だから、これだけは手放すことができません。
最近、クリスタル製品ブランドが一つの進化を遂げていました。
というよりも、ペン軸のブルーがとても綺麗だったので、
買い求めてしまいました、
最初の頃は、USBでも512KBだったのはまるで嘘のようです。
今では、4Gもありますから、これがペン軸に仕込まれているのは、
随分と買わずにきましたが、この美しい存在感と使用勝手は評価。
iPad miniも持ち歩きます。
都合によっては、様々なスタイラスペンに拘っています。
もしこのスタイラスペンについての講義なら15回は可能でしょう。
このペンが筆記具の一つになってからの商品アイテムは無限です。
しかしながら、人間はそれぞれが保持している静電容量があり、
最近では、電圧をかけて一定にするスタイラスペンも登場です。
でも、私はあくまでもペン軸がブルー系を探しています。
デザイナーは「好きな色を持ってはいけない」という心情ですが、
私はこうした筆記具はじめ、身の回りの用品では、
ブルー系に対しては拘りぬいています。
素材的には、最近では染色無しでの可視光線操作だけでの青が、
見事に登場し始めました。
なぜ、ブルー系なのかということは、
それはプロのデザイナーとして、かなえたいことがあるからです。
青といえば、ラピスラズリがありますが、
海の色・空の色・岩石色ということで可視光線では特異なのです。


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「iPadのブラッシュペンは、新しい筆記具の進化」


   


     7月 5th, 2013  Posted 12:00 AM

「まだそんなに拘っているの」と、ワイフに言われます。
が、常にスケッチと毛筆タッチの書き比べは生きがいです。
だから、いつでも新製品には徹底的に評価記事を読み、
購入を決定して、これは薦められるというモノを発見しています。
したがって、今回、日本文具大賞で応募されたモノでは、
単なる「導電ゴム使用でペン軸だけ」のモノは、
審査会でも痛烈に批判をしておきました。
私は、このペンにはやがては鉛筆から消えるボールペンまでの、
必ずや日本の知恵が反映されるものと期待しています。
私にとっては、実はもう慣れきったモノもありますが、
最近は、明確に静電気付加コントロールまでに進化を評価します。
アプリケーションは、
「SketchBook Pro」と「Zen Brush」で確かめています。
ところが、この二つには、筆先の大きさ限定が同一ですから、
このタッチ差では、どれを選んでも個人差があるだけでしょう。
だから、せめて導電ブラッシュがほとんど筆と同じを望みます。
私自身は、iPadとiPad miniの両方を使い分けていますが、
このペン類を使うのは、iPadでの描画=スケッチです。
このどれが最適であるかは、人それぞれの個人差がありますから、
あえて、これが優れているという言及はしません。
ペン軸は、万年筆なみか、英国の絵筆ぐらいのモノを望みます。
しかし、あえて問題を呈するなら、「静電気コントロール」です。
これは、私がキーパッドデザインで、
「触覚フィードバック」でのタッチ感覚を試してきただけに、
電池、USBから電源供給、それとも静電確保のこの三種です。
これだけに発想が閉じ込められていますが、
ひょっとすると、静電コントロールが、
このペンの革新を決定するのではないだろうかと思っています。
正直、私はスケッチと書道としては、
この中の三本が優れていると報告しておきます。
一度、またApple銀座で、使いこなしを紹介とも思っています。
ただ、私の世代としては、どうしてもこの種のペンにこそ、
新たな未来があると思っていますが、
それこそ、「矢立」の良さを改めて認めてしまいます。


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「スタイラスをすべてチェック後の選別」


   


     5月 7th, 2012  Posted 12:00 AM

先般紹介のスタイラスをもう一度チェックしました。
結果、これらを選びました。
スタイラスの先端部は、四つに分類できます。
これが現在市販されているすべてでしょう。

  • 導電ゴム
  • 金属
  • 導電プラ繊維
  • 導電プラ

いずれも自分なりに相性があると思いますが、
最近は、ほとんどが導電ゴム半球状態のモノが増えています。
私なりには、以下の三つの使い勝手で選別し、
● 筆記スピードが一致すること
● 接触感触が心地よいこと
● 筆筆記のカスレ具合が思い通りのこと
そのために、導電ゴム内に導電ウレタンで先端部の硬さ調整をしています。
これらのどれが最適かもApple Store, Ginzaのイベントで紹介します。
(左端:導電ウレタン)


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