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『USBケーブルとそのプラグ:ソケットから進化を』


   


     5月 11th, 2017  Posted 12:00 AM

電子回路を学んだのは社会人デザイナーになってからでした。
同時にオーディオはクラシック、
中でもモーツアルトのピアノソナタは18曲でした。
11曲スコアは暗記させられて、試聴時に「今はどこだ?」でした。
「ビートルズを聴いて来たヤツは聴覚が傷んでいる!」と言われましたが、
「30代以上は口出ししないで下さい」と、随分当時は粋がっていたものです。
電子回路は有線と無線を区別することを専門のエンジニアから学びました。
デザインの実装はKチーフから随分叩き込まれました。
特に、有線での端子=プラグが回路基板では、
必ず有線の外部端子より実装端子=ソケットの大きさが大きいことでした。
コンピュータのインターフェイスでは、
RC232がその代表格であり、この実装がスタイリングを決定づけていました。
そんな時にUSB=Universal Serial Busがやがて統一規格になると聞いて、
そうなれば、実装は相当に端子の統一化により、スタイリングデザインを
整理出来ると期待していました。
しかし、USBからのプラグTypeが増大し、そのType毎のソケットには、
デザイナーが関与していなかったが故、現状の多様さになったことは、
大変に大きな間違いだったと思っています。
そして、USBにLightningプラグとそのソケットをApple社は見事に変えました。
その後、USBプラグそのものが立体から平面になったことは評価しています。
そして、USBメモリー、USBケーブル、USBハブは多種多様になりました。
しかし、USB自体のデザインによるケーブルと、
そのケーブルからのプラグの多様さを統一するのはデザインの役目でしょう。
さらに、それらのプラグ:ソケット:ケーブル内コードは金メッキを
私は要求しています。
さらに無線USBには、デザイン不足がいっぱいあります。
オーディオでの電子回路はプラグ・ケーブル・ソケット・ハブなど
基本的な仕様とデザイン対象だと確信しています。

* 『カートリッジの性能をさらにアップさせるために』
* 「USBからワイヤレス化と電磁波空間」
* 『整理したTVオーディオ環境のスピーカーシステム』
* 『映像と音像を変えるHDMIケーブルの進化』
* 「PC端子は進化しているだろうか?」

 


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『オープンイヤーホンの新しいあり方は再考すべし』


   


     6月 14th, 2015  Posted 12:00 AM

正直に言うと、オーディオとデザインを比べると、
私はオーディオの方が面白いと思っているくらいですし、
もし、教育としての講義をするなら、オーディオの講義をしたいほどです。
したがって、デザイナーでオーディオ担当とか言われると、
何と言っても、
オーディオからデザインを語るべきだと主張したくなります。
ともかく、私が美大に入学したときには、
オーディオ装置などは持っていなくて、
オープンリールにデッキとヘッドホンで、
それなりのHi-Fiを楽しんでいました。
美大卒で主任教授に言われるままというか、
当時は、教授指定の企業に就職。
行きたく無いと言えば「卒業はさせない」と言われる始末でしたが、
私が東芝でAurex担当になれたのは、
教授は私の未来まで見通しておられたのでしょう。
自分が大学人になって、
よく分かるのは本人以上に才能を見抜いていることです。
東芝で、空間音場と局部音場は、徹底的に仕込まれたと思っています。
医学博士で本来なら医師なのに、総研のオーディオ研究部隊を率いていた、
K氏には、クラシックでしかも楽譜で
特にピアノソナタで音響を叩き込まれました。
当時、ロックだビートルズだなどと言おうものなら、
怒鳴られたものでした。
「まず、ピアノ曲で音を覚えろ」と言われ続けましたが、
それは正解だったと思っています。
私の局部音場論は、電磁波空間と聴覚を
再検討させられたULTRASONEですっかり変わりました。
丁度、これからの季節は、
オープンエアーでBluetoothのイヤーホンをと、
私はワイフにも使わせたくて、選びぬいていました。
これはほとんど出張中、移動用で車中や機中で使うためのものです。
しかし局部音場、つまり、耳へのカナル型での聴覚と電磁波の関係は、
これからもっともっと研究を進めるべきことと思います。
私が局部音場に拘っていた当時は、
KOSSやSENNHEISERは一つの大きな手本でした。
ヘッドホンのデザインでは、モノの自重と側圧、
そして頭部や顔面装着性を学び直しました。
この経験が眼鏡フレームのデザインその基礎になっていると思っています。
デザイナーとして、
私は最初にオーディオを専門にデザイン設計出来たことは幸運でした。
なんと言っても、オーディオは私の自宅で、
最も考えた空間でなければならいというほど、
私には必須であり、現在のTV環境は7.1ch、
車を選ぶにあたっても、最高の音響システムであり、
今は、電磁波空間と聴覚の再考動機を与えてくれた、ULTRASONEと
このオープンイヤーであっても、音質を聴き比べてしまいます。
最近、ヘッドホンスタイルを見ますが、音質はもっと真剣に聴くためには、
できる限り、最高のヘッドホンを選んでもらいたいと思います。

「ヘッドホンにはヘッドホンアンプ必要なり」


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