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『超軽量で収納コンパクトな電動車椅子をめざして』


   


     11月 3rd, 2016  Posted 12:00 AM

「車イス」で不可能なことはいっぱいあります。
中でも、階段を上ることは不可能ですが、
ほとんどプロとも思えるバスケットの選手が、
リハビリ訓練で階段上下動見たことがありますが絶対に不可能です。
エスカレーターでは登り専用では介護を伴って試したことがあります。
これは地震の際は、エレベーターは全く使えません。
今では階段を上下可能の車イスは
車輪そのものが無くてキャタビラ車輪はありますが、
自分が試したことが無いので使用感はわかりません。
さらに、浮力性があって潜水可能な車イスは見たことがあります。
現在自分が使用している車イスを越えているのは2台程度、
その中でも電動車イスは相当に出てきましたが、
自分が採用し使用しているのは、折りたためることと軽量でも20Kg。
車載、さらに海外への飛行機では、何度もトラブルを経験しましたが、
ADA法(USAでの身障者保護法律)通過していることを理由に、
あとは、リチウムバッテリーゆえに機長判断になります。
これまでは一人称デザインでの車イスゆえに、自分専用でした。
そして街では見かけられないことから、調査までされましたが、
美術館やハウジングメーカーさらにはオーダーメードに徹してきました。
哀しみのためのデザインをCARNA=スニーカーのような車イスから、
新たな素材や車輪で超軽量で収納性での
コンパクトな電動車椅子がようやく見えてきました。

* 『レコード盤に五塵ありなのだろうか、ならばその塵を取る』
* 「現在使用のバッテリーパック・・・携帯電力を再考」
* 『 インクルーシブデザインとは「人称デザイン」である』
* 『盟友のエッセイから思い出した=スタイライゼーション』
* 「デザインは皆無だ!・・・誤りのデザイン」


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『血圧・心拍数・脈圧の関係の見詰め直し』


   


     4月 5th, 2016  Posted 12:00 AM

老齢化とともに高血圧になってくるのは、
いわば、生老病死の人生における自然法則だと思います。
実際、僕は45歳時に心臓発作において頻拍症により、
168日間も心臓病治療で入院をし、
その後、阪大には名市大からヘリコプターで緊急移送。
それは阪大で心臓にICD=除細動器の植え込み手術を受けました。
しかも、米国製のICDは5年で電池切れとなり、
すでに2台目のICDとコードも入れ替え手術を受けています。
この除細動器はすぐれた機器だと思っていますが、
デザインは、高額商品にも関わらずデザイナーとしては認め難いモノです。
なんといっても、電池入れ替えなどは身体外部から充電可能ゆえに、
僕ならばICD形態と実装、さらにそのシステムまでを
現代はもっともっと変更されるべきモノと考えていますが、
国内の実装技術が使えずすべて海外製しか使えない政治的理由があります。
ところが、これまでICDでは僕の場合には、
トラブル=心臓異変=エピソードと呼ばれていますが、
これまではエピソード記録は確認されても作動は皆無でした。
ところが、最近確実にICD作動により、
電気ショックで40ジュールを受けていることがわかりました。
街中にあるAEDは体外からの電気ショックゆえ150ジュール程度です。
そこで気づいていることは、血圧と心拍数の関係です。
これは明確に僕の老齢化により高血圧になってきている身体での
心拍数が減少すれば血圧で補完、
あるいは高血圧と心拍数増加の関係があります。
心拍計のデザイン経験もありますが、あらためて血圧と心拍、
さらには脈圧、
脈圧とは計測時での最高血圧と最低血圧の関係です。
専門的には脈圧は無関係と教わっていますが、
自分の血圧=高血圧化と心拍異常、そして脈圧が気になっています。

*『AEDとICD、街で見かける除細動器と私の体内除細動器』
*『心電図波形が意味すること・意味されていること』
*『最も基本・バイタルデータの「体温」はデータ化してきた』
*『ICDは経皮充電可能である、しかし』
*『除細動器埋め込み入れ替えより生還』


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『車イスデザインに取り組み、今や、電動車椅子と制度改革』


   


     10月 6th, 2014  Posted 12:00 AM

私が自分自身で車イスに取り組んだのは、今は亡きK氏からでした。
K氏は大デパートの生活用品本部長で無印良品の最初の仕掛け人。
この大デパート支援でコンピュータ制御ベッド開発もしました。
無念ながら、K氏はゴルフ場で倒れ入院、癌が見つかり急死でした。
彼は最初、自転車メーカーから名古屋の日進医療器を紹介、
私はその企業の元社長と2年契約でスタートしましたが、
まだ中小企業の事業には大きなテーマをぶつけていました。
結局、そのメーカーに「NISSIN」のロゴタイプを最後に契約切れ。
大学の後輩が鉄工所の跡継ぎだったことから、そこでチタン溶接から
アルミハニカムコア車輪で「哀しみのためのデザイン」車イスを開発。
スニーカーのような車イス「CARNA」はINAXと福井の大電産業が
スポンサーとなってもらい、それはMoMAや幾つかの美術館に
永久収蔵される私の代表作になりました。
しかし、最近では、私の体力も落ちてきたことや、
リチウム急速充電バッテリーの米国製の車イスを使用しています。
だから、次のテーマは、もっと軽量でsegway的な車イスをと、
自分のデザインテーマにしています。
電動車椅子によって、行動範囲は著しく拡大しました。
が、社会の交通制度、航空機と鉄道ではいくつものトラブルを経験。
航空機は、ようやくですが、リチウム電池は機長判断という
未だに古い慣習になっていて、いつもトラブルを経験しています。
鉄道では、新幹線と特に毎月、ふるさと福井へサンダーバード乗車、
伊丹空港や新大阪駅では顔なじみになっていますから、
ほとんど通過できますが乗船乗車のシステムは制度改革すべきです。
おそらく、身障者の人は文句も言わずにいる者と思いますから、
私は「ここがまずい」とか「海外に恥ずかしい」を連発しています。
ワイフにはいつか「刺されるよ」と言われますが、
私は言い続ける役目だと思っています。

『そろそろ電動車椅子デザインの時期=一人称デザイン』


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