9月 23rd, 2012 Posted 12:00 AM
金平糖、チョコレートと書いてきたら、
何度も書いてきましたが、このチュッパチャップスに戻らざるをえません。
なにしろ、これは武器です。
詳細は以前にも書いてきましたが、
私の居場所にはすべからく置いています。
ポケットには必ず2つ入っていないと不安になるほどの代物です。
あらためて写真に撮ろうと思っても、
これがなかなか思うようにいかないほど、
ある種の存在感があります。
プレゼントで本当に山ほどいただいて、
賞味期限切れになりましたが、大丈夫です。
飛行機に搭乗するとキャンディをもらえますが、
あの手よりもキャンディはコレが極めつけです。
しかし、私論的には、武器ですから、飛行機に乗せてはダメでしょう。
だから私も飛行機には持ち込みません。
私は、外出時にどうしても気分でカバンを様々に変えますが、
そうしたら、すべてのカバンには必ず入っていて、
それらが賞味期限切れになっていましたが、
どこまでが賞味期限切れなのかを試してみたい衝動にかられます。
私は、金平糖にしろ、チョコレートにしろ、
このチュッパチャプスにしても、
新たなデザインが可能なのかと思っています。
理由は、
賞味する対象物へのデザインはありうるのだろうかということになります。
なるほど、金平糖の完結な美しさ、種々様々なチョコレートの美は、
それなりの専門家領域の伝統的な技の結晶です。
けれども、この伝統を変えられるデザインは必ずあると思っていますから、
次世代に、金平糖もチョコレートもチュッパチャプスも、
デザイン対象にしてほしいのです。
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9月 6th, 2012 Posted 12:00 AM
映画の専門誌で依頼原稿を書いたことがあります。
「好きな映画監督特集」でした。
当然、私はリドリー・スコットを取り上げました。
今回、彼の新作「プロメテウス」を京都で楽しみました。
彼のテーマである「未来の地球と人間」、
さらに「人類・人間へのまなざし」がテーマでした。
彼自身がRCA(英国の有名なデザイン系大学)出身ですから、
特に、プロダクトデザイナーは観るべき映画だと思いました。
私は月に4~5本は映画を観ています。
それもわざわざ京都で観るのです。
理由は車椅子でのアクセシブルは、京都か金沢だと思っています。
それはともかくとして、
デザイナーとして、何を観ているかというと、
無論、映画のテーマとそのストーリー性から、
映画セット・背景・小道具から、
最近は3D技術やCG編集力まで総合的です。
「プロメテウス」の宇宙船からビークル、装備品などは、
時代設定から、まだそんなカバンや手袋なども注目。
未来の手術装置や、コンピューターでのホログラム表示、
ファッションの未来的イメージも対象です。
そして、リドリー・スコットのイマジネーション才能の素晴らしさ。
しばしば、デザイナーの友人が「映画監督」をやってみたいと聞きますが、
私は、職能としての「映画監督」には興味がありません。
しかし、クリエイティブな活動として、映画表現は興味がつきません。
「想像力に尊大さ」を自分の内面にある創造のための想像力と比較し、
その映画コンテでは確実に表現された装置から登場するモノの造形性など、
そうしたことに、自分の想像力と創造的な造形力照合するのです。
シド・ミード的なレンダリング世界が、
映像として、さらに3Dとしても、今回も流石だと思いました。
そこまでの手術装置は有るべきだけど、
デザインも発想力がスゴイとかを確認しました。
ブレード・ランナーからすべからく、
彼の未来への想像力は学ぶことや、再吟味すべきことを発見しました。
プロダクトデザイナーは是非、観るべき映画だと推薦しておきます。
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