10月 3rd, 2021 Posted 12:00 AM
10月3日 仏滅(甲申)
『力学としてのデザイン』
アリストテレス、
易経、
ヘルメス思想、
アートマン理論、
ダビンチ、
オイラーから
ニュートンまで、
これまでの歴史で
変化=運動を
力学として認識し、
その上で、
力学的な解釈、
あるいは
隠喩としての力学に
デザインを
添わせていくならば、
デザイン力とは
何かが浮かび上がる。
artificial heart:川崎和男展
Tags: アートマン理論, アリストテレス, オイラー, ダビンチ, デザイン, デザイン力, としてのデザイン, ニュートン, ヘルメス思想, 力学, 力学的, 変化, 川崎和男のデザイン金言, 易経, 歴史, 浮かび上がる, 解釈, 認識, 運動, 隠喩
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1月 11th, 2010 Posted 1:00 AM
exponent to Napier’s constant
私の高校時代は、物理と数学が同次元の授業でした。
受験数学・受験物理で無かったことは幸運でした。
eネピア数という授業は今も私の数学的思考原点です。
だから、私がふるさとでデザインスタジオの名前は、
「eX-Design」としたほどでした。
電話番号も2728にしました。
私は、「e-」冠詞がデジタル社会を表現する言葉だと
考え、exponentという概念を持ち出しました。
e=2.71828 18284 59045 23536・・・・
Napier’s constantというこの値と、
Napier概念定義をオイラーによって、
「理想数式」になっていったのだと私は思います。
あらためて、ネピア数=eが、
実は「人生」をも決定づけている、
というのは言い過ぎでしょうか。
デザインや設計理論で、このネピア数的思考は、
設計アルゴリズムになる!という確信が、
私には「絶対思考」となっています。
私の「デザイン思考」がまとまりつつあります。
それはパウル・クレーが悩んでいた解答手法は、
コレだ!という想いが、Napier’s constantかも、
と、今、一番思い当たっているのです。
それが、「造形思考」→「デザイン数理学」へ、
これから教育者としてまとめていくつもりです。
Design Algorithm
Digital Algorithmが「造形」=designに
向かっていると私は考えています。
したがって、ここでの論述は、メモですが、
「感覚」で受け止めてもらって、keyword=tagを
調べてもらえればと願っています。
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11月 6th, 2009 Posted 10:48 PM
クロード・レヴィ=ストロースが逝きました。
100歳でした。
正直、私にとって本論の背景には、
この偉大な思想家の思索を学ぼうとする
確かな意志と意欲があります。
代表作であった「野生の思考」、
巻頭にバルザックの「骨董屋」からの引用があります。
かつて、私が伝統工芸にデザインを導入するとき、
最も励まされた一節でした。
「・・・完璧な仕事を完遂することが出来るのは、
田舎者と野蛮人である。・・・」と。
マルクス主義への冷静な洞察の仕方を
最も的確に教示した人物だったのではないか、と、
私は思っています。
そして、
彼が指摘し、イメージで、感覚で納得していることは、
三つあります。
● すべての社会構造は、
「女性を交換するために、
様々な集団がその規則を設けているのでは」という、
この仮説は、身震いするほど、誰も指摘しなかった
勇気ある発言だったのではないでしょうか。
ただし、これに続く論理は生まれていないと思います。
● さらに、荒唐無稽な神話の体系の基盤には、
代数学の構造がまったくあてはまっているとも。
こうした数学的な発想は、
私が「デザイン数理学」の必要性をなんとしてもと、
導いてもらった気がしているのです。
数学の論理、その機能性を教育するには、
こうした発想が必要だと考えます。
すなわち、
この指摘は、オイラーの様々な定理や
ルネ・トムのカタストロフィー理論に通じている、
あまりにも「美しい論理構造」だと感じるのです。
● 彼が現代を最も嫌悪したことは、
「グローバリゼーション」でした。
それは、世界構造が「多様性を喪失してしまう」
危険な傾向だという示唆でした。
あらためて、本論は、レヴィ=ストロースから
学び直したいと考えています。
彼の業績から学ばさせていただき、
刺激されたことに深く合掌します。
Tags: 「資本主義からの逃走」, オイラー, グローバリゼーション, デザイン数理学, バルザック, マルクス, ルネ・トム, レヴィ=ストロース, 体系, 多様性, 社会構造, 神話, 野生の思考, 骨董屋
Posted in 資本主義から逃走せよ!
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