8月 5th, 2016 Posted 12:00 AM
先般、東京で誤報が流れました。
誤報であっても、日本人には必要なことだと思わざるをえません。
案の常、我々には「熊本大震災」はまだまだ連続していますが、
報道が無いと終焉したような錯覚が起こってしまいます。
現地では九州大学、そして現場熊本の崇城大学が
「レジリエンスデザインチーム」として、地道な活動をしてくれています。
バックアップできることは本当にささやかなことですが、
「レジリエンスデザイン」という領域がやることは、
これまでの「強靱化」というよりは、はるかに次世代、そして、
日本ならではの大切な提案・提唱になっているもとの考えます。
三つのワッペンを最初にデザインして、ようやく熊本県の認定で
目星のシンボル「くまモン」マークも使用可能になりました。
レジリエンスデザインチームの建築系ではコンペ企画も実施されるでしょう。
阪大の私の研究室でも明確な製品開発と商品化をねらってます。
ようやく、たかがワッペンかもしれませんが、
デザイン力の具体的な実務がワッペン一つの裏側には一杯潜んでいます。
今「全瓦連」がほとんどボランティアで修復に入っています。
このところ、日本では連続した地震が頻発します。
それだけに、3.11も熊本も明らかに、
日本民族の「知恵」=Silienceにするべきです。
次世代デザインではレジリエンスデザインとコンシリエンスデザインが
切っても切れない密接な関係にあることはこのチームにテーマが出るかぎり、
デザインの拡大、デザインの実務性は明確になります。
もはやユニバーサルデザインでは解決不足は明らかです。
それこそ、人間工学の一分野が「シーティングエンジニアリング」のごとく、
知識、学識、の大変革が起こっていると言って構わないでしょう。
「学際化」なんて誤魔化しだと言い放った無能さにはあきれるだけです。
レジリエンスを明確化するコンシリエンスデザインは
すでに本格的な実務としての次世代デザインに、
たったワッペンデザイン1枚で表現されているのです。
* 『熊本の草木鳥がレジリエンスのシンボルになる』
* 『公・自・単・情・安・省・空を暗記せよ』
* 『レジリエンスデザインチームだから屋根材・瓦を新開発』
* 『Silienceの原意・・・デザインが何になるかという意義』
* 『熊本大震災への新たな瓦屋根材のデザイン開発』
Tags: 3.11, silience, くまモン, コンシリエンスデザイン, コンペ, シーティングエンジニアリング, デザイン力, バックアップ, ボランティア, マーク, ユニバーサルデザイン, レジリエンス, レジリエンスデザイン, レジリエンスデザインチーム, ワッペン, 九州大学, 人間工学, 使用, 使用可能, 修復, 全瓦連, 具体, 商品化, 地道, 地震, 変革, 学識, 学際化, 実務, 密接, 崇城大学, 建築系, 強靱化, 拡大, 提唱, 提案, 日本人, 日本民族, 明確, 東京, 次世代デザイン, 活動, 無能さ, 熊本, 熊本大震災, 現場, 知恵, 知識, 研究室, 終焉, 表現, 製本開発, 解決不足, 誤報, 誤魔化し, 連続, 錯覚, 関係, 阪大, 頻発
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6月 30th, 2016 Posted 12:00 AM
九州は今、また豪雨がやってきます。
熊本は地球環境の温暖化どころか、
日本列島の天災を集中的に受けています。
「レジリエンスデザインチーム」で、デザインの役割を実務化。
調査も地道にしながら
建築基準法や気象情報などを根本的に変えるべきでしょう。
これまで「強靱化プラン」は
机上の論理という自分の指摘は間違っていませんでした。
デザイン実務は熊本震災での支援を、たかだかマークとかワッペンですが
これが大きな力を持っているとデザイナーは確信しているはずです。
とりわけ「レジリエンスデザイン」は、
万一、天災あるいは人災があってもそのプレッシャーやストレスには
決して屈しない、負けない、心理的な精神面を支えます。
「レジリエンス」という言葉を知ることによって、
人間一人一人が精神的に強く、それこそ強靱になるのです。
人間が強靱になるには
国土としての土木面を強靱化することも大事ですが、
最も大事なことは「シンボル」を持つことです。
熊本にはいわゆる「ゆるキャラ」と言われるくまモンはありますが、
お役所仕事としての認可など待ってはいられないのです。
その変わりとしての熊本県シンボル=楠・竜胆・雲雀がありました。
コピーは「負けるな・泣くな・生きるんだ」に、
このシンボルを合わせて利用することで、熊本での体験こそ、
わが国にとって、さらに先進国家として、
地球環境上での「生きのびること・最悪な事態」に
自分自身のレジリエンスを
強靱化していくことができるはずです。
私たちは熊本での被災への哀しみを日本全体の経験として、
それを国際的に訴えていくのです。
楠・竜胆・雲雀それぞれの熊本シンボルはまさに一つのシンボルです。
レジリエンスデザインはたかがワッペンですが大きな力を持っています。
*『レジリエンスデザインを熊本に差し出す』
*『東日本大震災のNHKジャーナリスト講演から』
*『権威権力者を「演じる覚悟」を見せた建築家』
*『泣くということ・喜怒哀楽の基礎感性行動』
*『稲穂と麦穂、どちらを選ぶか』
Tags: お役所仕事, くまモン, コピー, シンボル, ストレス, デザイナー, デザイン, デザイン実務, プレッシャー, マーク, ゆるキャラ, レジリエンス, レジリエンスデザイン, レジリエンスデザインチーム, わが国, ワッペン, 一人, 万一, 九州, 人災, 人間, 今, 体験, 先進国家, 利用, 力, 哀しみ, 国土, 国際的, 土木面, 地球環境, 地道, 大事, 天災, 実務化, 建築基準法, 強く, 強靱, 強靱化, 強靱化プラン, 役割, 心理的, 指摘, 支援, 日本全体, 日本列島, 最悪な事態, 机上, 根本的, 楠, 気象情報, 泣くな, 温暖化, 熊本, 熊本シンボル, 熊本県, 熊本震災, 生きのびること, 生きるんだ, 確信, 竜胆, 精神的, 精神面, 経験, 自分, 自分自身, 被災, 言葉, 認可, 調査, 論理, 豪雨, 負けない, 負けるな, 集中的, 雲雀, 雲雀が
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6月 16th, 2016 Posted 12:00 AM
きわめて自分は焦っていました。
熊本地震の現地から、最も気にしていたのは身障者、車イスの人たちです。
やはり避難所には行きづらいという連絡がありました。
現地では終息しない2000回を超える地震。
崇城大学と九州大学に「レジリエンスデザインチーム」を
39大学が後方支援。
しかし、自殺者まで出ると「レジリエンス」そのものが崩れてくるのです。
そこで「負けるな!・泣くな!・生きるんだ!」という標語を思いつき、
早速、シンブルなキャラクターはすんなりと「くまモン」としました。
ところが認可は一ヶ月も先とのことです。皆が頼っているのです。
ならば、熊本のシンボル=楠・竜胆・雲雀に決定をし、
ビジュアル表現に入りました。
ところが若いデザイナーには、草木鳥の基本知識が大欠落。
美大同輩からは欅(自分は思い込んでいた)じゃない楠という指摘。
そういえば、欅と楠では木質も枝振りも全く異なります。
まして竜胆(スズラン)ともなると、
これは高山植物にまで登場する様々な種別があります。
竜胆を家紋にすれば歴史的な象徴の何を重要視しているかが明確です。
そして雲雀(ヒバリ)となればこの鳥は真っ直ぐと上昇して飛び立ちます。
この飛び方には飛翔前の小走り方と、天高くから垂直に降りますが、
実は地上に降りると、
下降地点からすぐに数十メートルを小走りしてしまいます。
美大時代に木質と木立はいっぱい写生をしてきました。
花にいたっては何種類の花を花弁や苞葉をデッサンしてきたでしょうか。
雲雀か雀か鶯かも最近では定かで無い装飾が氾濫しています。
これをデザインと言われるのは真っ平です。
少なからず、草木鳥にレジリエンスはありえません。
よって、熊本の元気のシンボルは、楠・竜胆・雲雀に、
ビジュアルデザインの基本を求めています。
熊本の現地で、負けそうになったなら、
このワッペン、あるいはビジュアルシンボルを
叩いてもらい自分を奮起してもらいたいのです。
これはレジリエンスデザインが果たせる役割だと考えています。
*『レジリエンスデザインは真正面で自殺と向き合う』
*『非常事態の準備は再考しなければならない』
*『勘違いディフォルメ写生は伝統では無い』
*『自然から学んだはずだった・・・のだが?』
*『扇子の季節、伝統センスが壊れ始めている』
Tags: 2000回, 39大学, キャラクター, くまモン, シンブル, シンボル, デザイナー, デザイン, デッサン, ビジュアルシンボル, ビジュアルデザイン, ビジュアル表現, レジリエンス, レジリエンスデザイン, レジリエンスデザインチーム, ワッペン, 一ヶ月, 上昇, 下降地点, 九州大学, 何, 何種類, 元気, 全く, 写生, 地上, 地震, 垂直, 基本, 基本知識, 大欠落, 天高く, 奮起, 実, 家紋, 小走り, 小走り方, 崇城大学, 役割, 後方支援, 思いつき, 指摘, 数十メートル, 早速, 明確, 最近, 木立, 木質, 楠, 様々, 標語, 欅, 歴史的, 決定, 熊本, 熊本地震, 現地, 登場, 真っ平, 真っ直ぐ, 種別, 竜胆, 終息, 総包, 美大同輩, 美大時代, 自分, 自殺者, 花, 花弁, 若い, 草木鳥, 装飾, 認可, 象徴, 負けるな!泣くな!生きるんだ!, 身障者, 車イス, 避難所, 重要視, 降りる, 雀, 雲雀, 飛び方, 飛び立ち, 飛翔前, 高山植物, 鳥, 鶯
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6月 8th, 2016 Posted 12:00 AM
日本の漫画はすでにマンガ=「manga」となって、
表現物の大きな文化性を国際化しています。
遺伝子に漫画印象が組み込まれているかどうかは
未だ定かではありませんし、
遺伝子を調整細胞として制御しているかどうかの研究もまだ最中です。
マンガを読むというライフ・ログとしての記録化と遺伝子関係は疑問です。
少なからず、ロボットを漫画で読んできた我々には、
確実なライフ・ログに組み込まれていることは間違いないと思っています。
たとえば、ロボットは日本の子どもたちは怖がりませんが、
欧米では、
子どもたちはロボットの存在に恐れをもっています。
またこの印象度を利用した「ゆるキャラ」はブームとなっていますが、
デザインが貢献しているのは「くまモン」のみと言い切ることが可能です。
なぜなら「くまモン」には明確なデザイン成果があります。
あとの「ゆるキャラ」となると、商業主義的な悲惨さがあふれています。
こうしたマンガやゆるキャラには、明確な分類ができます。
それは「顔表情での目」その表現にあります。
二つに分類されています。
黒い点だけと、白い中に瞳の黒点、この二つについては
阪大、私の研究室で黒い点に絞った研究が修士論文でまとめられました。
黒い点というだけの顔の中の配置だけで喜怒哀楽が表現されて、
黒い点の瞳感覚で充分に感情表現が可能だという結論を得ています。
むしろ、白い中の黒点瞳表現は、感情表現の限界を示し、
かつ、マンガでの顔表現では経年変化をすることが明らかです。
つまり、黒点瞳での顔表現は、生き物の顔表現を統合しているという
その結論は、
今後のロボティックスのインターラクションに繋がっていくでしょう。
*『キティちゃんにて確認できる「安全と安心」』
*『心を持つロボット表現として、「泣き出す表情」』
*『漫画・アニメーションにみる日本独自のロボット観』
*『VFXのロボットが柔らかくなっているのは進化?』
*『ロボットが『心』を持っている?かどうか、ということ』
Tags: manga, インターラクション, くまモン, デザイン, デザイン成果, ブーム, マンガ, ゆるキャラ, ライフ・ログ, ロボット, ロボティックス, 中, 今後, 修士論文, 充分, 分類, 利用, 制御, 印象度, 可能, 商業主義, 喜怒哀楽, 国際化, 子ども, 存在, 恐れ, 悲惨, 感情, 感情表現, 我々, 文化性, 日本, 明確, 最中, 欧米, 漫画, 漫画印象, 生き物, 疑問, 白い, 目, 瞳, 瞳感覚, 研究, 研究室, 確実, 経年変化, 結論, 統合, 表情, 表現, 表現物, 言い切る, 記録化, 読む, 調整細胞, 貢献, 遺伝子, 配置, 間違いない, 関係, 阪大, 限界, 顔, 顔表情, 顔表現, 黒点
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