kazuo kawasaki's official blog

8月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 12th, 2022  Posted 12:00 AM

8月12日 先負(丁酉)

デザインされた「光の棚」そのものの
審美性と、その棚の上でこそ確かめる
ことのできるモノの審美性=この二重性を
意味性・非意味性・無意味性から
一般解を求めてみたい。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 11th, 2022  Posted 12:00 AM

8月11日 友引(丙申)

単なる陳列台であっても、
仕掛けられた発想から実際となって、
しかも、
私の趣味的判断であっても、
この「光の棚」には、
クラマタの時代からの次世代への
未来予感と二重光源となる
「面光源」の想像力が
「面光源」=審美性を持っているからである。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 10th, 2022  Posted 12:00 AM

8月10日 先勝(乙未)

「光の棚」
というけれど陳列台だろう、
それがどうした?

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月9日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 9th, 2022  Posted 12:00 AM

8月9日 赤口(甲午)

デザインとアートとの
ANDとORの集合論的な整理が
つくかもしれない。
私にはこの想いが、
本書には常に念頭にある。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月8日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 8th, 2022  Posted 12:00 AM

8月8日 大安(癸巳)

デザインとアートの関係は、
クラマタの作品を語り尽くし、
議論の蓄積のなかでひょっとすると
見つけだせるかもしれない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月7日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 7th, 2022  Posted 12:00 AM

8月7日 仏滅(壬辰)

クラマタの作品を芸術品ということが多いが、
これもそのひとつ。
いや芸術品だろうか。
この言説と読解には
厳重な注意が必要である。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月6日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 6th, 2022  Posted 12:00 AM

8月6日 先負(辛卯)

デザイナーは、
一本の蛍光灯という光源に対して、
均一に照らし出された「面」そのものが、
また、
光源になっているというのは、
時代の先駆けを、
デザインが、
デザイナーが提示して見せたわけである。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月5日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 5th, 2022  Posted 12:00 AM

8月5日 友引(庚寅)

デザイナーは、
自己のイマジネーションのなかで、
素材はこうあらなければならない、
という思い込みは激しいものだ。

この激しさを有しない者は、
デザインに向かっては
ならないとさえいえる。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月4日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 4th, 2022  Posted 12:00 AM

8月4日 先勝(己丑)

棚板は
「圴一に光っていなければならない!」、
クラマタの希求する棚板一枚への思いは
一般にまでは届かないだろう。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式

8月3日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     8月 3rd, 2022  Posted 12:00 AM

8月3日 赤口(戊子)

デザイナー好みの判断と
「それがどうした」
という人々との間の
距離、隔たり、さらに隔絶

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』9造形された形式