10月6日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design
10月 6th, 2020 Posted 12:00 AM
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5月 3rd, 2014 Posted 12:00 AM
私が彼の存在とその意味を知ろうとしてきたのは、
ルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」に取り憑かれてからです。
そして、「ハンプティ・ダンプティ」を当然として、
「比喩」という概念、
特にデザイン思考の私流基軸にしてきました。
あるメーカーのインテリアデザインのテーマに使ったこともあり、
ルイス・キャロルは私が選んだ私の賢人12人の一人です。
これは「プラトンのオルゴール」では相当に再考再考の人でした。
ハンプティ・ダンプティは、スラングとしては、
ずんぐりむっくりという意味に過ぎませんが、
なぜ、このスラングに至ったことも歴史的なある意味、
思考という歴史的なコンテクスト上にあると思っています。
さて、デザインは概念思考で言葉を運用します。
それは言葉とデザイン、とりわけ、比喩さらには暗喩までを
思考連続させていく方法論の実務作業でもあるわけです。
私にとっては、ハンプティ・ダンプティをコアとして、
ルイス・キャロルに学んできたと思っています。
このことを大学の講義に持ち込むことは未だに出来てはいません。
が、少なからず、比喩としてはそのままルイス・キャロルからは、
「鏡」を見詰めとらえてきたと自負しています。
したがって、比喩=ハンプティ・ダンプティからの示唆として、
「鏡」への反映に比喩を、デザイン思考に入れてきたはずです。
そんなこともあって、このハンプティ・ダンプティの人形を、
時々眺めています。
次世代のデザイナーに伝えたいことは、ハンプティ・ダンプティ、
その存在を西洋的な寓話から、思考の手がかりにしてきたことは
改めて書き残し、デザイン思考の象徴の一つにしてほしいのです。
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Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
6月 12th, 2011 Posted 12:00 AM
Tags: 「イソップ物語, インダストリアルデザイン対象, ソーラーパネル素子生産, ソーラー発電, ソーラー発電素子, メーカー利益回収、材料決定が困難, 光起電力素子, 処世訓や教訓, 単結晶からアモルファス, 太陽という自然の恵み, 太陽光発電, 安全という幻想話, 寓話, 物語性は無い, 自然と人間, 莫大な電力量を消費, 開発要素があり過ぎる
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