kazuo kawasaki's official blog

6月16日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 16th, 2023  Posted 12:00 AM

6月16日 先勝(乙巳)

「思い込んで、思い込んで」
考え抜いたこと、
つまり、
熟考を深めたアイデアの成就が
作品になったからといって、
モノの意味性が
語りきれるものではない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに

6月15日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 15th, 2023  Posted 12:00 AM

6月15日 赤口(甲辰)

「思いついたこと」だけでは、
決して、
モノの意味性を語りきることは
できないと私は思う。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに

6月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 14th, 2023  Posted 12:00 AM

6月14日 大安(癸卯)

with Drawersに本来の意味性、
それは事物の逆説性と考慮できる
「内密性へのイメージ」を換気させる
「引き出し」を、家具という機能形式に
瞬間的に読み替えられる仕掛けを
私たちに与えたわけである。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに

6月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 13th, 2023  Posted 12:00 AM

6月13日 仏滅(壬寅)

形態と機能、
材質と構造が
単純明快であればあるほど、

形態と機能は、
材質と構造を消去して、
彼の記憶を普遍化し
私たちに与えてくれる気がしてならない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』4画家とともに

6月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 12th, 2023  Posted 12:00 AM

6月12日 先負(辛丑)

デザイナーは、
「接着」という「破壊」を、
素材論のなかで真剣に熟考する
時代に生きていることを
再確認しなければならない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色

6月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 11th, 2023  Posted 12:00 AM

6月11日 友引(庚子)

「透明」
ということばも十分ではない。
けれども、
彼のすべての作品には、
透明さが、
何かを観させてしまう仕掛けが
いつでも仕組まれている。
私たちはこの仕掛けに捕らえられてしまう。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色

6月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 10th, 2023  Posted 12:00 AM

6月10日 先勝(己亥)

無機質で、
見えない素材、
しかも破壊されやすい材料に
身体をあずけるという行為は、
身体を浮遊させる
ことになるかもしれない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色

6月9日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 9th, 2023  Posted 12:00 AM

6月9日 赤口(戊戌)

クラマタにとって、
見えない=「視えない」あるいは
「観えない」存在を追い求めることは
クラマタのデザイン姿勢である。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色

6月8日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 8th, 2023  Posted 12:00 AM

6月8日 大安(丁酉)

「透明」は、
人を、
特にデザイナーを
純粋培養してくれるものだ。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色

6月7日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     6月 7th, 2023  Posted 12:00 AM

6月7日 仏滅(丙申)

「透明」になった自分を
自分で確認できることは、
生命の重力感からも解放された
日々があったのかもしれない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』3硝子の音色