kazuo kawasaki's official blog

Archive for 3月, 2010


3月7日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 7th, 2010  Posted 9:00 AM

3月7日 仏滅(丙辰)

というのは、デザイナーの描く図面は、
意匠図と呼ばれる図解=ダイヤグラム
であるからだ。

『プラトンのオルゴール』
デザイン「製図」はビットの時代へ


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3月6日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 6th, 2010  Posted 11:55 PM

3月6日 先負(乙卯)

製図とは、
いわずもがな図面を描くことである。
図面を書くというよりも描くという方が
デザイン的である。

『プラトンのオルゴール』
デザイン「製図」はビットの時代へ


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3月6日Staff Blog


   


     3月 6th, 2010  Posted 11:37 PM

3月6日

本日は大阪南港にて
トークセッションに参加の
BOSS(川崎和男 Kazuo KAWASAKI)。

先日発表のCOOL LEAF新製品の話も交え、
これまでのインフラフリー住宅、
医療機器インターフェース等
研究成果をプレゼンテーション。

質疑応答でも参加者からの質問に答え、
盛況の内に
トークセッションが終了しました。

お越し頂いた皆様、
ありがとうございました。


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『資本主義からの逃走』
 「商人の商売、その物が商品」


   


     3月 6th, 2010  Posted 12:01 AM

商人
殷=商の時代も歴史は周人によって滅ぼされていきます。
当然、商人はさげすまれて賤民となっていくのです。
集落も失いました。
そこで、彼らは行商という、これは技能です。
商売
「商売」を手に入れていくことになります。
「商売」技能とは、計算能力だったり、
多言語に精通していくことだったわけです。
簡単に説明をしてしまえば、
流民、いわばジプシーとなった彼らは、
農産物と畜産物を交易する仲介の立場になるわけです。
農産物をつくる人の環境では、
牧畜によって皮革や毛皮を得ることは出来ません。
反対に、畜産物を産出している人には
農産物は不可欠でした。
商品
だから、この取引の中間に彼らの存在があり、
「商人」、「商売」、「商品」という言葉が
認識されていくのです。
そして、現代に至る歴史まで、
この言葉は継承されてきました。
彼らは、そのまま「商人」と呼ばれ、
彼らが商いする物を
「商品」と言うようになったということです。
売る、ということ!
ところで、「商人」というのは、
「売る」ということがそのまま商売になりました。
「売る」という行為は、
うさんくささがつきまとってくるようになります。
つまり、彼らはただ、物=商品を持ってきて、
なんらかの言葉で、
その物の売り込むだけで儲けていることになります。
農作物を季節に合わせたり、
畜産のために労働をしているとは思われないのです。
いわゆる中間的な利益だけで、
金儲けをしている人々であるということになるわけです。
仲人口というのがあります。
見合い結婚などで、結婚するのに、
いかに良い相手であるかということを、
「売り込む」ための手法だと思います。
「商人」の役割は、
どれだけ自分が物=「商品」を持ち込んできて、
買ってもらうには、
これだけの価値があることを「売り込む」ことが、
商人の役割であり、権利であったわけです。
当然ながら、
その「商品」に対する責任を持つことが義務でした。
「商品」が買っただけの価値がなかったとするなら、
その商人の信用は大きくくずれ、
彼は商売が不可能になるということが、
商道徳の基本になります。
商慣習と商道徳や商倫理になっていくのです。


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3月5日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 5th, 2010  Posted 11:50 PM

3月5日 友引(甲寅)

しかし、デザインは一般的には
外装→装飾→コスメチック(化粧)のみが
仕事の領域だという誤解が
いまだに世間には蔓延している。

『プラトンのオルゴール』
デザイン「製図」はビットの時代へ


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3月5日Staff Blog


   


     3月 5th, 2010  Posted 12:12 PM

3月5日 COOLLEAFテレビ放送

BOSS(川崎和男 Kazuo KAWASAKI)
デザインディレクションによる
COOL LEAF新製品
テレビでも紹介されております。

お時間ある方は是非、ご覧ください。


[WBS]鏡→キーボード
(3月4日放送)


[E morning]凹凸がないキーボード
(3月5日放送)


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3月5日Staff Blog


   


     3月 5th, 2010  Posted 12:10 PM


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3月5日Staff Blog


   


     3月 5th, 2010  Posted 10:19 AM


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『資本主義からの逃走』
 「商の国、その住人は商人と呼んだ」


   


     3月 5th, 2010  Posted 9:30 AM


時代は、中国の殷の時代=紀元前17世紀末、
もしくは紀元前16世紀初ごろの古代王朝にまで戻ります。
夏王朝と周王朝の間です。
そして、殷王朝というよりは、
この王朝を打ち立てた自称の集落集団の民族、
その地名は「商」と呼ばれていました。
なぜ、殷人が「商」と称していたのかは諸説がありますが、
一般的には、これは高い台地に住まいを構えていたことを
漢字の形象が意図しているという説にまとまっています。
つまり、黄河の下流は湿地帯であり、洪水を避けるには、
高い台地を求めて、そこに集落を
つくらなければならなかったということです。
「商」という文字の構造には、
この表音性と表意性が組み合わされています。
商人
そして商の国の人達を商人と呼んだわけです。
その商人とは、まさしく商=あきないをする人たち
その集団を意味しています。
「あきない」というのは、
本当に毎日、飽きないで商売に勤しむ
ということも言われてきました。
毎日毎日、仕事を続けていくことは、
かならずしも楽しいことではないでしょう。
誰だって、もし、同じようなことを日常繰り返していれば、
イヤになる日だってあるものです。
だから、飽きないでその繰り返しを厭わないことを
「あきない」と言い換えたのかもしれません。
その「商い」や「あきんど」から、
「商品」の意味を突き止めていくことになります。
 


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3月4日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 4th, 2010  Posted 10:49 PM

3月4日 先勝(癸丑)

デザインという
理想を追求する営みの成果物である、
モノのかたちの詳細を図面は表現する。

その詳細とは、
大きさ=寸法、材質の指定、
構成と構造などの仕掛け=
これを私は実装と呼んでいる
=である。

『プラトンのオルゴール』
デザイン「製図」はビットの時代へ


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