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『3D-Printer・3D-Printing展示、講演、そしてテレビ取材』


   


     4月 18th, 2014  Posted 12:00 AM

昨年7月に阪大では、3D-Printerがこれからの産業革新という
東京流ブームを一撃すべく、シンポジウムを開催しました。
その再興をインテックス大阪にて、大きな展示会に、
私の研究室からの展示と講演をしました。
韓国からのTV取材も、研究室展示ブースで受けました。
「3D-Printer戦略・3D-Printing戦術」についての講演は、
100名申し込みを超えて多くの人に、私は「モノづくり」を
この米国からのブームを一刀両断して語ることができたはずです。
展示会場にある3D-Printerが米国流の産業革新には、
決してならないことも確認できました。
私の「モノづくり」論は、結局、
3D-Printer機器そのものが国内からは生まれていません。
そして、3D-Printingは技術開発であることを証明し、
戦略・戦術・制作から製品と商品、さらには企画・計画を
企業内活動する「モノづくり」から情報化までを伝えました。
聴衆は想像以上に熱心でメモを取る人がとても多かったようです。
韓国からは大手TV局から報道陣が取材をしており、
私には以前から取材申し込みがありました。
国内ではかつてNHKは米国の流行そのままの報道をしましたが、
これは大間違いを国内に流布した元凶だと私は断定しています。
3D-Printerが決して産業革新するわけではありません。
私はこの大衆化しようという根本は、光造形システムや、
今後、日本が創出していくのは、欧米とは全く違うことを、
やがて発表していくことになると思います。
すでに私の研究室が産業革新していく実例を発表していきます。
光造形でも私が開発を目指してきたのは、人工臓器でした。
これからの3D-Printingでもやはり究極は医療関係も、
とても大きなテーマになっていくと思っています。

「『MAKERS』の正しい受け止め方」
「TV番組の役割は終わっていることを再確認!」
「光造形から3Dプリンター時代に来ただろうか」
「日本の倫理性が3Dプリンターの根本を変える!」
「光造形から3Dプリンターへの系譜は人工人体へ繫がるか」
「3Dプリンターの誤解が未来性を語っている」


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