『お米は合鴨米か、コシヒカリ』
10月 2nd, 2013 Posted 12:00 AM
コシヒカリ、元来は福井県産の努力の賜でした。
新潟特産は大きな間違いです。
だから、私は、福井県産コシヒカリと、
石川県で、元スタッフが丹精込めてつくってくれた合鴨新米です。
当時、私はスタジオすべて、Macintosh XLをサーバーにして、
全スタッフがMacintosh 512Kをデザインツールにしていました。
Macintosh XLというのは、LisaのスタイルのMac版でした。
そして、社内LanはMouse Exchangeが中心環境でした。
この管理は私がしていましたから、
スタッフの通信はすべて読むことが可能でした。
しかし、それはほとんど無視していましたが、
あるとき、二人のまったく意味不明なやり取りを見ました。
それでも、それは二人の合図程度と思っていましたが、
結局、二人は結婚してしまいました。
紆余曲折いろいろありました。
なにしろ、相手がデザイナーともなると結婚なんぞという考えは、
相手の親御さんには致し方なく、
私が説得することもありました。
彼らは夫婦と成って、デザインを教える立場ですが、
折角ある稲作りを彼は覚えてくれました。
そして、この季節になると、毎年の出来映えを教えてくれます。
そうした話を聞く度に、日本人にとってどれほど、
「お米の大切さ」を知らされます。
そして、残念なことは、田植えから始まり実りの秋まで、
米作り労働対価はまったく現代経営とはかけ離れていることです。
特に、コシヒカリ、合鴨米の労働対価はつりあっていません。
日本人にとって、米作りは、新たな労働評価経済軸が必至です。
そして、日本の米作りはすでに高度な文化づくりゆえに、
新しい経済主義によって、米づくりと国づくりは一致している、
その思想づくりをやるべきと考えます。
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Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
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