1月 29th, 2019 Posted 12:00 AM
現代音楽を作曲していました。
KORGのシンセサイザー、16chミキサー、
グラフィックイコライザーを使い、
そうして30個のスピーカーシステムでの曲づくりです。
シンセサイザーのキーボードより、
エレキギターを使っての曲づくりはさらに面白く
こういったシステムは、オンキヨーが支援してくれました。
当時の東芝は、
スピーカーユニットをオンキヨーで生産していました。
泊まりこみで大阪のオンキヨーで仕事をしていたこともあり、
スピーカーユニットを大事にしてくれ、
理解しあえる人たちがいました。
その作曲したものを、
私はギリシアの音楽祭に出そうかと考えていました。
今で言えばプログラマブル回路を自分でデザインしていました。
東芝出身の技術者が、
なんと言っても約4800ケ所をハンダ付けしてくれて仕上げた
このプログラマブルコントローラ回路を日本の伝統工芸だと、
私は名だたる伝統工芸のコンペに応募しました。
相変わらず落とされましたが、思いっきり電話で抗議をしました。
それから10年後に、
ようやく電気回路ハンダ付けが伝統工芸者に選ばれたのです。
私の考えは、いつでも先走っています、
10年は先を見ているとよく言われます。
そして、モデルの彼女は、
あるメーカーのCMに出てましたが、まだ駆け出しで快く
私の作品のモデルとして手伝ってくれました。
そうして結局のところは、
当時の選考基準からはずれていたために、
音楽祭には出られなかったのです。
そのうちに作曲はオーディオ、それもアナログシンセサイザーを
知っているから出来るということを分かってもらえるでしょう。
*30-Channel Programmable Stereo System
*
Tags: 16ch, 30個, CM, KORG, アナログシンセサイザー, エレキギター, オーディオ, オンキヨー, キーボード, ギリシア, グラフィックイコライザー, シンセサイザー, スイッチング回路, スピーカーシステム, スピーカーユニット, ハンダ付け, ミキサー, モデル, 伝統工芸, 伝統工芸者, 作曲, 先走, 抗議, 曲づくり, 泊まりこみ, 現代音楽, 選考基準, 電気回路, 音楽祭, 駆け出し
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
8月 8th, 2012 Posted 12:00 AM
モーグがシンセサイザーを発明したのは60年代。
ミニモーグとなって市販されたのが71年でした。
私はシンセサイザーのデザインを目指していました。
美大卒業を間近にして、
「デザイナーとして、音と光をデザイン対象に」と考えていました。
だから、主任教授も
「東芝に行けばシンセサイザーが出来るだろう」と説得されたのです。
確かに東芝は「オーケストロン」という
電子ピアノ楽器を商品にしていました。
しかし、私が入社直後に、
ヤマハの「エレクトーン」との競合により撤退しました。
その研究開発のエンジニアがAurexの部隊に加わったのです。
私は退院後車椅子生活になると、
KORG MS-20とSQ-10を2台で音楽というより音響を創り始めました。
それ以来、この種のシンセサイザーには強く心惹かれています。
今では、iPadの中にiMS-20もあります。
iPhoneの中には、iKaossilatorもあります。
しかし、このKaossilator2は進化してより以前機種より小さくなりました。
iKaossilatorと比較すれば、
インターフェイスは好き嫌いが分かれるでしょう。
しかし、Kaossilator2は、
シンセサイザー音源をほとんどポケットに持ち歩いている感覚です。
ポケットからメロディラインとフレーズラインで
自分の感覚をそのまま取り出すことが出来ます。
私は、この技術には、
現在行き詰まっている音楽界、作曲界の突破口があると思っています。
その突破口は音楽領域ではなくなってきているのです。
つまり、「音楽」と「音響」が
私たちのリズム感覚とテンポ感覚にどんなインスピレーションを与えるか、
これがこれからのミュージックです。
私たちは、時代時代の音楽に
自分の生涯や思い出を重ね合わせていますが、
本来、音楽も音響も、
私たちの感覚にインスピレーションを励起するコトです。
Kaossilator2に、
私はこれからの音楽+音響=イノベーションサウンド、
そんな耳鳴りが聞こえてきそうな気がしてなりません。
Tags: Aurex, iKaossilator, iMS-20, iPad, iPhone, KORG, SQ-10, イノベーション, イノベーションサウンド, インスピレーション, インターフェイス, エレクトーン, エンジニア, オーケストロン, コト, サウンド, シンセサイザー, デザイナー, デザイン, デザイン対象, テンポ, テンポ感覚, ピアノ, フレーズライン, ポケット, ミニ, ミニモーグ, ミュージック, メロディライン, モーグ, ヤマハ, ライン, リズム, リズム感, リズム感覚, 主任教授, 作曲, 作曲界, 励起, 卒業, 商品, 好き嫌い, 市販, 年代, 思い出, 感覚, 技, 技術, 時代, 未来, 東芝, 楽器, 機種, 生涯, 発明, 研究, 研究開発, 突破口, 競合, 美大, 耳鳴り, 自分, 説得, 車椅子, 車椅子生活, 進化, 開発, 電子, 電子ピアノ, 音と光, 音楽, 音楽界, 音楽領域, 音源, 音響, 領域
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
1月 19th, 2011 Posted 5:52 PM
1月19日
年末の
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)の
コレクションの棚卸しにて
久々に梱包を解いたところ、
KORGの古いシンセサイザーや
シーケンサーを発見。
シンセサイザー「KORG MS-20」と
シーケンサー「KORG SQ-10」が2台も、
そしてミキサー「TEAC MODEL 3」。
これで、BOSSは作曲をしていたらしい。
シンセサイザー「MS-20」
鍵盤の無い「KORG MS-50」
「MS-20」の上に 「SQ-10」。
実際にはこんな配置でしょうか。
ちなみに現在BOSSは、
このシンセサイザーのiPad版、
iMS-20を導入中です。
目次を見る