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Posts Tagged ‘eコマース’


『デザインには応答・回答・解答の商品創りがある』


   


     8月 13th, 2018  Posted 12:00 AM

私の子供の頃は「ズック」と言っていました。
が、最近では「スニーカー」と呼びます。
多分、2001年頃に日本がこのメーカーに、
随分と細々したオーダーを決めて、自分用を決める仕組みをつくりました。
というのは、これをEコマースの新しいやり方として、
Gマークのグランプリ候補にしました。
その時のディレクターは、とっても若かったのでよく覚えています。
ところが、このメーカーのデザイナー達が韓国にいて、
阪大の頃には、ここからインターン生を招きました。それが16名もいて、
幸いにも私のスタッフに韓国人がいてくれたので、
デザインの発想法を韓国語で講義をした経験がありました。
そして、そのメーカーからほしいスニーカーを言ってほしいと言われました。
私はそれほど詳しくなく、ワイフがこれがほしいというモノがありました。
それをプレゼントしてもらいました。
それから3ヶ月間一人のインターン生を受け入れていました。
まず、日本で発案されたEコマースの手続きは、
米国ではどこまでもオーダーを受け付け、それをやった以後も、
太平洋から渡ってくる間も詳しくメールがきました。
これはインターン生を入れて、私が望む詳細なオーダーで創りました。
これはもう20年前に、
インターネット・オブ・シングス=IoTが出来上がっていました。
このメーカーはスニーカーでトップメーカーですが、
国際的なデザイナー達を世界各国でやりあげ、
そしてEコマースも、すでに大きなテーマになっていたことです。
そしてデザインの大きな課題は、製品開発での供給と需要は、
「答」であり、それには応答・回答・解答,
この三つの商品開発が必要ということです。


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『facebookには性善説のエチケット=ファティケット』


   


     12月 24th, 2014  Posted 12:00 AM

私はInternet以前からPCネットワークからMacと付き合ってきて、
それこそ電子掲示板が立ち上がってすぐに、Macintosh 512Kで、
スタッフすべてが、まだローマ字使用でも社内では使っていました。
しかし今日の発展ぶりまではほとんど予想がついていませんでした。
いわゆる電子掲示板=BBSは功罪相半ばを蹴散らしてしまっています。
世界全体には、サイバーテロという戦争手段にまで至り、
その傾向は強化されるどころか、
Internet世界の政治支配が顕著になっていると考えざるを得ません。
その中で、おそらくSNSでもfacebookは辛うじて、
なんとか性善説を基本にとなっていますが、
私自身、このとおり、毎日書いているブログでも、その読み方を
ここ9年も見つめていると、文章は読まれなくなっています。
ちなみに、facebookは5000名とのつながりだけに規定されています。
Twitterが匿名性であったことから、私は1万人が限界と考え、
それ以上の通信性能を拒絶してきました。
LINEに至っては、ほとんどがワイフと少数に絞っています。
「エチケット」という日常的な倫理規範がありますから、
facebookにおいても、このエチケットがおそらく人間にとって、
最低限の性善説的なfacebook+エチケット=ファチケットでしょう。
たとえば私は自分のブログにしても、常連読者は約一割程度であり、
土日には極端に読者数が激減するのです。
これは日本独特のInternet介在数、それはeコマースが木金に集中と
ほとんど一致していることにびっくりしています。
かって、電話もかけた回数しかかかってこないという頻度は、
SNSには適合している気がしてなりません。
facebookの裏側には、確実に情報操作性能が稼働しているでしょう。
性善説=ファチケット的な使用範囲ならば、
防御方法がありますが匿名的なBBS当たりではほとんど性悪説です。
ところがそのコネクションがたとえ匿名的であっても、
読み取れるPCプログラム能力者には、その経路までたどれるのです。
すでにどんなに匿名的なBBS・SNSであっても危険度は増しています。
この危険性回避には才能が必要だと考えています。


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「光造形から3Dプリンター時代に来ただろうか」


   


     4月 25th, 2013  Posted 12:00 AM

1988年代だっと思います。
ニュージャージーで光造形の「歯車」が私に大衝撃でした。
夏毎に2回、トロントで3D-CADの個人レッスンを受け、
必ずこの時代!がデザインを変革すると確信したのです。
そして、名古屋市立大学芸術工学部新設時に、
「光造形システム3D-SYSTEM」を、
研究室に相当な高額で入れてもらいました。
トポロジー形態を空間論として造形と成型し、
ニューヨークとフィラデルフィア大学で、
プレゼンをしたのが世界でも最初で、
トポロジー形態はトポロジー空間論としてデザイン化を要請されました。
しばらくして、貧弱な形式の3Dプリンターが登場しました。
当時、光造形も素材問題(湿度管理)がありましたが、
3Dプリンター素材は、手の平の熱でも溶解する程度のモノでした。
私はいち早く、「MAKERS(原書)」を読みましたがかなり眉唾でした。
案の上、オバマ大統領に吹き込んだ連中がいたのでしょう。
彼は夢を語りましたが、「方向は間違っています」。
3Dプリンターが低額になると、誰でも出来るという話が広がっています。
NHKも番組広報を初めていますが、彼らも真実は見抜いているでしょう。
本当に使える人は国内では限られていることは真実です。
光造形は「サポート」といって、造形物を支える要領が難しく、
名市大時代の大学院では、この修了制作と修士論文が相当あります。
光造形はすでに一つの役割を終えていると思いますが、
3Dプリンターでも、
「編み目」や「アモルファス」的な造形が可能になりました。
すでに、住宅どころか宇宙空間でのモノづくり手法が見えてきました。
間違いなく、データがあれば、自宅の3Dプリンター機能によって、
相当なモノができる、できるかもしれない段階に入ってきているでしょう。
そして、この時代を引き込むのは、
確実に「デザイン」が中心になるでしょう。
すでに、こうした画像のデータはEコマースで取引されだしました。


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「書店の存亡・バーンズアンドノーブル」


   


     1月 8th, 2012  Posted 12:00 AM

電子出版と書店、この構造の進展は加速度的になっています。
とうとう米国でトップの大型書店経営が怪しくなってきました。
amazonの革新的なeコマースは、書籍だけでなく、
本当にもはや、デパートの存在も危うくさせています。
バーンズ・アンド・ノーブルには、
私は1週間通った経験があります。
学位審査での医学英語合格をなんとかしようと、
最適な参考書を選びにともかく渡米し通い方法を考えました。
手に入れたのは「Clinical Interview」系の医学書でした。
200ページから400ページの書籍3冊の中で、
ともかく一番薄い本を受験用にしたことがあります。
確かニューヨーク市内には4店舗あり専門分野毎の店舗でした。
医学書だけでなく、聴診器や医学臓器モデルも売っていました。
おしゃれな店舗もあって、いくらでも立ち読みもできれば、
店舗内にコーヒーショップもあり読書ができる空間でした。
電子出版というのは、なんともいまだに語感が慣れませんが、
私自身も「自炊」が当然になっていますし、
ほとんどamazonで書籍は手に入れています。
書店には大変に申し訳ないことですが、やっぱり便利です。
年末に京都寺町通りの大書店が無くなっていました。
これはとても大きなショックでした。
ああ、自分にも責任があるけれど・・・ごめんなさいです。
京都は学生が日本でも最大に多い街にも関わらず、
書店が無くなってしまったのです。
学生も書店・本屋通いはしないのでしょうか。
書店が街に残る手法は一つだけあるのではと思っています。
それはショップ構成と書籍のショーアップ戦略が必要でしょう。
デザイナーとしてプランは持っています。
バーンズ・アンド・ノーブルが電子ブックnookを商品展開始めた時、
私はこれでこの書店企業の終末が見えました。
まず、電子Book「nook」は全くデザイン的に何の魅力もありません。
単なるビューアーというプロダクトデザインというモノ、
その程度の経営意思決定力では競合勝負不可能です。
しかも、ダウンロード方式にも革新性はありませんでした。
つまり、21世紀に入って世界の構造が変革し始めています。
そして書籍という形式・形態、しかも
情報というコンテンツとコンテクストが変貌。
要は、今世紀、「情報」を核とした変貌や変革は、
世界構造をも変化させているのです。
「書店」は前世紀の街要素・知識情報の象徴になってしまったのです。
思い切った「書店形式」がデザイン的に必要です。
そして、電子Bookという安易なプロダクトデザインでは、
世界変革は困難どころか終焉に加速度を持たせてしまうということです。

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