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『哀しみのためから楽しみのための電動車椅子開発へ』


   


     11月 1st, 2016  Posted 12:00 AM

「哀しみにデザイン」は「スニーカーのような」車イスとして、
自分のデザインは相当のデザイン賞につながりました。
しかし、当時のグッドデザイン選定では、
一応選ばれましたが、そのような選定ではなくて、
おそらく世界で評価されるということを知る先輩デザイナーから、
「日本デザイン大賞」が設けられましたが、これも「奨励賞」でした。
「日本デザイン大賞」はその結果からかも知れませんが消滅。
そして自分も「車イスのデザイナー」という印象を避けるために、
伝統工芸とコンピュータの独学と実践に自分は向かいました。
「スニーカーのような」というのには、
今後の車イスデザインの核心を込めましたが、全く気づかないようです。
今や世界各国、国内でも電動車イスが様々に開発されていますが、
最大の間違い=車椅子は腰・骨盤では運転不可能なのです。
それは、健常者が設計すると「腰で乗ってしまいます」が、
これで設計は台無しになっているのが余りに多いのです。
車イス使用者が車イスに乗るには相当のリハビリ訓練が必要です。
170gを両手に持ち少なからず7から10パターンの腕力と背筋力が必要です。
さらに、両肘安定が必ず要ることです。
このことは、やはり同級生の光野氏はシーティングエンジニアから
読み取り人間工学の否定と芸用解剖学の素養までを理解していました。
今では、リチウム稼働の電源とダイレクトモーターとインバータ実装で、
しかも、「超軽量10kg~20kg」でかつ「収納性のための折り畳み」可能は、
「電動車椅子」には「絶対的な必要十分条件」ということです。
そして「哀しみのため」から「楽しみのための車椅子」が
二人には見えてきています。

* 「スニーカーは進化しているだろうか?」
* 『客員教授の優れたオンリー教科書があるということ』
* 『二つのビンテージカー番組に生きる文化論』
* 「USBからワイヤレス化と電磁波空間」
* 「SZ-1000・私のオーディオ最終作だから」


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