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『マエストロ・敬愛される指揮者のツールに潜むこと』


   


     4月 17th, 2014  Posted 12:00 AM

指揮者・コンダクターは、イタリア語・スペイン語では、
尊敬される芸術の専門家として「マエストロ」といわれています。
音楽、特に、オーケストラでの指揮者のパフォーマンスは、
舞踊のごとく好き嫌いがありますが、
最近は、ビデオでも観賞できるようになって、ことさら一段と
とても興味深く面白くなってきています。
指揮者のパフォーマンスには、演奏される音楽内容には、
指揮者独特の自然体の演技性までがありますが、
これを峻別、分別できるのはクラッシックでは重要だと思います。
私は、出発がオーディオ機器のデザインであり、
それは美大の卒業制作も、オーディオシステムでした。
入社したのは東芝で当時、総研の音響研究所で特訓を受けました。
それまではほとんど、ポップスやジャズだったのが、
厳しい特訓でクラシック試聴をほとんど受けたと思っています。
今では、その特訓のおかげで、それなりのオーディオシステムに
自宅の室内が今なお改変をし続けていると思っています。
そして、いわゆる指揮棒も、時代進化してきているのを、
その素材選別に最も注目しています。
私自身は、気に入った木質とタクト部位がプラスチックを
好んで持っています。
たまには、講義の時、黒板ではこれが極めて使いやすいのです。
ワイフには、時折、新しい指揮棒を説明しますが、
収集出来ないのが残念です。
だから、指揮者がどんなタクトを使っているかは気になります。
願わくば、演奏会のパンフレットやCDでも実際は、絶対に、
指揮棒と指揮者の写真は必須だと思い続けています。
マエストロは、音楽の演奏にあたっては、
音楽性とそのパフォーマンスで、確実な音像という音質までを
創出するべきだと思っています。

「ビデオアート・現代音楽・オーディオの統合化をめざす」
「多次元な音響空間はプロクセミクス」


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